2024年10月期のドラマで放送がスタートする嘘解きレトリック。
「嘘解きレトリック」の原作は漫画で、最終回結末までどんな話になるのか、主要キャラのラストのその後はどうなるか原作の最終巻である10巻のネタバレをご紹介させていただきます!
嘘を見抜ける能力を持つヒロインが、その力ゆえに味わっていた孤独からどんな風に成長していくのか心が温まるとても面白い漫画です。
「嘘解きレトリック」原作のネタバレあらすじ
「嘘解きレトリック」の10巻最終回結末ネタバレ
「嘘解きレトリック」事件と犯人のネタバレまとめ
「嘘解きレトリック」の主要キャラのラストのその後は?
【嘘解きレトリック】原作10巻の最終回結末ネタバレ
10巻までのストーリーおさらいをまずご紹介します。
鹿乃子が左右馬と電車で移動中、史郎にさらわれてしまいます。
史郎の目的は嘘が聞こえるという彼女の能力を利用して、真実を知りたいとの事でした。
かつて史郎は孤児で名前もなく、彼女と同じように嘘を聞き分ける能力を持っていたんです。
そしてその能力に惚れ込んだ武上という男に拾われて、聖なる力の能力者として生きていきました。
雇い主でもある武上は史郎の能力を利用して商売道具としましたが、それによって史郎は自分の命をつなぎとめています。
しかしある日突然彼の能力が消えてしまい、嘘を聞き分けられなくなってしまったんです。
それと同時に武上からも見捨てられた状態になり、彼はなんとかこれまで培ってきた生きるすべをなんとか駆使して詐欺など繰り返しながら生きてきます。
武上の居所を知った彼は、どうして姿を消したのかその理由を探るべく、鹿乃子を誘拐して真実を知ろうとしました。
【嘘解きレトリック】結末ネタバレ:鹿乃子誘拐事件の結末
武上に会った史郎は自分の事が分かるかと聞きます。
しかし、彼は「知らない」と答えました。
嘘です。
下水道を使って逃げるよう指示した時、自分に死んでほしかったのかと再び尋ねますが、武上は「知らない」と答えます。
これも嘘でした。
嘘であるとは分かっても、武上が本当はどう思っているのか、どうして嘘をついたのかは鹿乃子の能力では分かりません。
あやうく崖の下に落ちそうになりましたが、左右馬に助けられ改心。
自ら警察に出頭することにしたんです。
史郎のように、嘘を見分けられなくなったら自分は捨てられてしまうのではないかという気持ちが頭から離れないのです。
でも、左右馬はその彼女の気持ちを悟って安心させてくれました。
【嘘解きレトリック】結末ネタバレ:初めてのクリスマスパーティ
みんなで鹿乃子のためにクリスマスパーティーを計画することにしました。
しかも彼女には通用しないサプライズで…。
行きつけの茶屋のみんなが左右馬が隠れてクリスマスツリーの飾りつけをしているのをこまかすために嘘をつきます。
みんなが隠し事をするのでだんだんと不安な気持ちになってしまいます。
クリスマスツリーの飾りつけが落ちていることに気づいた鹿乃子はそのことを聞くと、彼はひょうひょうとみんなの前でサプライズをばらしてしまいました。
みんなは彼のことを責めましたが、鹿乃子は嘘をつかないためにそうしてくれたことに気づきます。
思わず抱きついて左右馬をかばいました。
翌日、とても素敵なクリスマスパーティーが開かれました。
【嘘解きレトリック】結末ネタバレ:左右馬が探偵になった理由
左右馬と馨は幼馴染でした。
中学生の頃からの付き合いです。
左右馬は観察力と洞察力に優れていて、勘と推理力を生かしていろんなものを見抜いたりする能力に優れていました。
自分の感覚の賜物ですが、周りからしたら心が丸裸にされているような気持ちになった事でしょう。
昔から怠け癖のある彼は、トラブル回避のために自分の力を生かしていたんですが、殆どの場合余計厄介なトラブルに巻き込まれる事もしばしば。
高い推理力は余計な疑いを呼ぶだけでした。
それゆえに孤独でした。
実は鹿乃子と同じような境遇だったんです。
一方で馨は正義感に溢れた一本気の男で、小さな鍵を落としてしまって探している時に左右馬に会いました。
馨が鍵を落としたのを疑うことなく話を聞き、自慢の推理力で鍵を見つける事ができました。
優れた勘が的中し、テスト問題が予想通りになって時に、前もって問題を知っていたんではないかと疑われてしまいました。
見てないと証明はできません…つまり、証拠もなく人を信じるのは難しいんだとつくづく感じます。
しかし、馨だけは素直に信じてくれました。
友を信じるために証拠なんていらないと最初に示してくれたのは左右馬のほうだったから…
夜の街の中、女性が酔っ払いに絡まれてるところに遭遇した2人は女性を助けようとかけていきます。
酔っぱらい曰く、女性が人の財布をスろうとしたと言うんです。
話や状況を整理し、それが酔っぱらいたちの勘違いだと証明します。
バツが悪くなった酔っぱらいは、腹いせに2人をぼこぼこにしました。
すっかりやられた2人ですが、正義感の強い馨は納得のいっていない様子。
それをみた左右馬が「警察官になればいい」と言ったんです。
その言葉は彼の生き方を大きく変えるものになります。
そして彼の返事は「わたしが警察官なら、お前は探偵な」
【嘘解きレトリック】結末ネタバレ:鹿乃子が左右馬に大好きと伝える
嘘をついていることが分かることと、心が読めることは全く違うもの。
もし仮に先の未来が分かってしまったら、今がバカバカしくなってしまうでしょう。
今この瞬間の気持ちが嘘でないことがわかったとしても、人は変わってしまうものです。
そう考えると鹿乃子の能力でできることはそんなに重要ではありません。
だからこそ大切なのは今の気持ちなんです。
そう気づいた彼女は左右馬に自分の気持を伝えることにしました。
「ずっとずっと大好きです」
それに対して「ぼくもずっとこれからも大好きですよ」と答えてくれたんです。
その言葉は全く嘘のない言葉でしたし、これから先も嘘になることはありません。
【嘘解きレトリック】事件と犯人のネタバレまとめ
左右馬と鹿乃子が2人で解決した事件をまとめてみました。
事件の概要と犯人をまとめたので、ぜひご覧ください。
藤島千代誘拐事件の犯人は誰?
左右馬の隣に住む藤島家に大家さんからのお届け物を届けに行った2人は、そこで藤島家の娘千代宛に脅迫状が届いていると聞かされます。
その矢先、千代の運転手をやっている耕吉がひどい怪我をして屋敷に戻ってきました。
頭から血を流しながら、千代が誘拐されたと言うんです。
しかし、鹿乃子はそれが嘘だと分かり、事情を聞くことにしま。
千代が怪我一つなく屋敷に帰ってきたため、耕吉は言い訳ができなくなってしまいました。
そして今回の事件の犯人は耕吉で、半年前に騙されて作ってしまった借金を返すためにやったことだと自供します。
彼は心から謝罪し運転手の職を辞めることを申し出ますが、藤島家の旦那はそんな彼を引き止めてくれました。
借金も肩代わりしてくれる様子です。
今までの信頼できる働きが高く評価されたんですね。
幽霊屋敷殺人事件の犯人は誰?
幽霊を見た驚きで車に轢かれてしまった桐野貫二。
そこは10年前に殺人事件が起きた洋館で、その事件はまだ解決していません。
事件を聞いた左右馬が話を聞きにお見舞いに行くと、カフェローズの女給ローズと寛二が言い争いをしているのに遭遇します。
ローズは寛二の浮気を疑っていたんです。
同時期に馨は殺人事件を調査していました。
左右馬と鹿乃子で力で馨が捜査している事件と10年前の未解決事件の犯人が同じだということを見抜きます。
また、ローズが寛二の浮気相手だと思っていた人も同じだったんです。
寛二の浮気疑惑も晴れ、事件も解決することができました。
人形屋敷殺人事件の犯人は誰?
綾尾家の人形屋敷で働いていた女中、柴田イネが人形を抱えたまま死んでいました。
最初にこの死体を発見した釣り人は人形が殺したと言っています。
綾尾家は人形を育てるという不思議な慣習を持っていて、当主の綾尾夫妻が事故で亡くなって以来、一人娘の品子が家を受け継いでいました。
左右馬と鹿乃子は品子が犯人で、一人娘ではなく、外見のよく似た三子であることを見抜きます。
綾尾家の慣習を守るために仕方なく及んだ犯行だといいます。
刀真島殺人事件の犯人は誰?
寛二が白井峰男が殺された事件を調査して欲しいと左右馬に依頼してきました。
刀真島でスケッチをしていた寛二は峰男の兄夫婦の家に宿泊させてもらっていました。
事件の調査が進むと、峰男の兄夫婦、白井源とコウに犯人の疑いがかかります。
ですが、寛二は峰男が殺された時間は一緒にいたと証言をしましたが、左右馬はそのアリバイを利用しているのではないかと推測しました。
寛二が入浴している間に、彼の時計をずらし現時刻を勘違いさせることでアリバイ工作をしたんです。
寛二は慕っていた夫婦が犯人であるかもしれないこと、自分がその犯行の一端を担ってしまったことにショックを受けるが、事件を解決するために嘘はつきたくないと決意します。
白井夫婦は峰男の財産目当てで殺害したことを認め、事件が解決しました。
たの湯殺人事件の犯人は誰?
差出人不明の手紙を受け取った左右馬は1人で、旅館たの湯へ行きました。
手紙の手がかりを探したものの特に分からず帰宅すると、たの湯の桔梗の間で殺された遺体が発見されました。
左右馬も容疑者の1人になっていたんです。
鹿乃子はかつては史郎、そして今は関内要と名乗る青年を頼りに、左右馬の無実の証明に努めます。
無事、アリバイが証明され釈放されると、手紙の差出人が要であることが分かりました。
要は手紙を使って呼び出したものの、こんな展開になるとは思っていなかったと白状。
今回のことは集山が企んだと言います。
集山は左右馬の異母兄弟篤嗣を恨んでいるといいます。
佐伯澄子暗殺事件の犯人は誰?
佐伯澄子は左右馬の異母兄弟篤嗣の妻です。
澄子にある青年が告白しているところに左右馬たちは遭遇しますが、鹿乃子はその告白が嘘だと見抜きます。
青年は、ある女に澄子と駆け落ちにするよう命令されたと言います。
澄子もその話を理解し、みんなで謎の女の正体を突き止めるため、園遊会潜入します。
園遊会には過去に篤嗣と縁談が持ち上がった女性たちみなが招待されていました。
女性陣の中から嘘をついていた多江がその女性の正体でした。
反省の色を見せない多江を引き続き見張る左右馬は、毒入りの紅茶を澄子に飲ませようとしました。
多江は正妻の澄子に見下されていると恨みをつのらせ犯行に及んだそうです。
未然に殺人を防いだ報酬として篤嗣から史郎を名乗る男の情報をもらって帰路につきました。
【嘘解きレトリック】ラストのその後は?
嘘を見抜ける事で周りからの反感を買ってしまい、のけものにされてきた鹿乃子の心を救ったのは左右馬でした。
一緒にいるのがいやではないと本心から語った最初の出会いの頃、彼女の心に明るい光が灯った事は間違いありません。
彼女の心が癒やされ、嘘を見抜く力の限界を知り、その能力ともいつか終わりが来るかもしれません。
しかし、それで左右馬にとっての自分の存在価値がなくなると心配する事はもうないでしょう。
嘘を見抜けるとの探偵にとって必須な能力があるから彼女と一緒にいるのではなく、彼女の存在そのものが大切だからです。
「嘘を見抜けば真実が分かるわけではない」がこの漫画の1番のテーマかなと思いました。
人の感情はそこまで単純なものではないからです。
かつての同郷で、鹿乃子を気味悪がっていた君ちゃんと再会した時、君ちゃんは嘘を聞き分ける能力を使って結婚相手の本性を知りたいと思いました。
嘘を見抜けたからと言って心を読めるわけではありません。
今言ったその言葉が嘘ではないと分かるかも知れないけど、本当の気持ちが見抜けるわけではないと話します。
だからこそ今の真実の気持ちを大切にする事が必要なんです。
どの言葉にも基本的には心が通っていますから、嘘か嘘じゃないかではなく、その人の気持ちを理解するのが大切だと教えているんです。
相手を思ってつい言ってしまう嘘もありますよね。
それを暴いたところで、誰もいい気持ちにはならないわけです。
正直さは大切ですが、どうしてそうしたいと思うのか、自分の気持ちに素直になる重要性を学べる漫画です。
ラスト、みんながどんな結末になったのかまとめてみました。
左右馬と鹿乃子のその後
この2人はこれからも一緒にいたいとの気持ちを素直に伝え合えたので、単なる助手以上の関係になっていくでしょう。
左右馬に隠さず「大好き」と伝え、それに答えて「私も大好き」と言ってもらえました。
もちろん、結婚するとか、交際するとかそういう明快な終わり方はしていませんが、それでも2人が幸せになった事は伝わってきます。
いつまでも手を取り合い、助け合いながら幸せになっていく事でしょう。
クリスマスを祝った経験がないという鹿乃子のためにみんながサプライズでパーティーを企画してくれました。
しかし左右馬は彼女にとってサプライズが意味をなさないとを知っています。
だから極力彼は彼女と顔を合わさないようにと…
姿が見えない彼を探す彼女は、周りのみんなが嘘をついているのが分かっても真実が見えてきません。
不安な気持ちになります。
そう、嘘かどうか分かっても真実が分からないと不安に感じる、それが普通の感情なんです。
そしてそれが真実です。
鹿乃子は気づき、本当の意味で自分が見えているものが何かを悟りました。
鹿乃子は左右馬の嘘を聞いてしまうのを怖く思った事もあったでしょう。
でも大事なのはそれじゃないんですよね。
ずっと一緒に幸せになっていく事でしょう!
馨のその後
馨には一度咲子という女性との婚約の話が出てきましたよね。
相手を大切にするのが言葉でも行動でも出てて、こんな人と結婚できたら幸せだろうなぁと思えた方も多いでしょう。
しかし残念ながら、その婚約相手には好きな人がいました。
飾り職人の青年で、咲子とは身分の違いゆえに結ばれないままでいたんです。
彼女は馨と結婚しなくて済むように怪奇文書などを作って画策したわけですが、すべてバレてしまいました。
しかし、偶然なのかその青年が川に落ちたところを馨が助け、それが咲子の想い人なんだと知ります。
婚約は破棄したと鹿乃子たちに報告があり、そういう男らしさもやっぱり素敵だなと思いました。
それから馨の恋に関する話は出てきませんでした。
馨が左右馬たちを支えつつ、永遠に続く友情関係を持ってくれるのもいいなと個人的に期待しています。
一方で、紳士的で素敵な馨によく合う、お淑やかで美しい女性が出てくるのもいいかぁとも思っちゃいますね。
【嘘解きレトリック】どんな話?1巻〜4巻のあらすじネタバレ
時代は昭和初年、ヒロインは嘘を聞き分けられる浦部鹿乃子。
そして彼女は貧乏探偵の祝左右馬とその親友で刑事の端崎馨という素敵な仲間に出会うことになるのです。
鹿乃子は幼い頃から嘘を聞き分けることができ、その能力故に気味悪がられてしまい、1人村を離れることになりました。
仕事を探そうにもアテはなく、嘘で固められた断り文句を聞いては落ち込むばかり。
そんな時偶然稲荷の掃除に来た左右馬と馨で会い、左右馬の家に泊めてもらえることになりました。
嘘を見抜けるという彼女の能力に気づいた左右馬はかなりの観察眼をもった探偵で、彼女の力があれば多くの人の力になれると鹿乃子を探偵事務所の助手にすることにしました。
今まで嘘を見抜く能力のために孤独に生きてきた彼女には、「一緒にいるのが嫌じゃない」と言ってくれた彼の言葉が嘘じゃないことに感動して涙を流します。
彼は彼女の能力に生かし方をよく知っていて、2人で力を合わせて事件を解決していくわけです。
最初は藤島千代誘拐事件でしたが、見事に解決!
その成果が新聞に載せられると、一気にツケを払ってもらおうと飲食店の店主らが探偵事務所に列をなしたのでした。
九十九夜町で連続殺人事件が起き、馨がその現場を見ています。
その頃、未解決のままになっている十年前の殺人事件が起きた屋敷で寛二が幽霊を見て混乱し、車にひかれて入院してしまいました。
左右馬と鹿乃子は事件について聞こうと恋人のカフェローズの女給(カフェで客の接待をする人)のリリー(本名百合子)と寛二が口喧嘩しているのに遭遇します。
原因は寛二の浮気疑惑でしたが、なんとか2人の仲を修復したい鹿乃子と、十年前の事件と昨今起きている事件の犯人が同じであることに気づいた左右馬は幽霊目撃事件を調査することに。
見事事件は解決し、しかもその犯人が寛二の浮気相手と疑われていた人物であったことも判明したんです。
おかげで浮気ではなかったことが明らかになり、二人の関係も無事解決しました。
嘘は見抜いても真実を見抜けず探偵の助手をやめたいと言った彼女でしたが、左右馬は嘘の分かる彼女と自分が一緒にいれば見えてくるものがあると励ましてたんです。
人が嘘をつくとはどういうことなのか、事件を通して学ぶことができます。
ついに家賃が払えなくなった左右馬が夜逃げと言って、汽車に乗って出かける2人。
実は馨の姉の雅(雑誌記者)の取材に同行することで今月の家賃を肩代わりしてもらうという魂胆でした。
1ヶ月前にある人形屋敷でおきた殺人事件では、その屋敷で働いていた女中が何者かによって殺されていました。
その人形屋敷は村1番の資産家である綾尾家で、2年前にから亡くなった両親の代わりに娘の品子が店を継いでいます。
綾尾家には少し変わった風習があり、それが今回の事件のヒントになりました。
犯人は品子でしたが、左右馬は犯人が三つ子であることを見抜いて事件は解決します。
雅から品子たちの殺人事件は情状酌量の余地があったとの連絡を後日受けて鹿乃子はホッとします。
「自分らしく生きる」がテーマになった回でした。
以前の事件で知り合いになった寛二から刀真島(とまじま)という島で起きた殺人事件を解決して欲しいと言われ、お金に目がくらんだ左右馬は寛二と共に刀真島に行くことにしました。
白井峰男という男性が殺された事件では、寛二が泊まらせてもらっていた峰男の兄夫婦が殺人の容疑にかけられていました。
しかし、峰男が殺されたという時間、寛二はその時間は彼らのアリバイを証明することができたんです。
左右馬は兄夫婦が寛二の時計を気づかれないようにずらし、また気づかれないように元に戻すことによって、アリバイ工作に利用されたんではないかと推理。
兄夫婦を慕っていた寛二にはショックな考えでした。
このまま事件の解決に協力するのも、なかったことにするのも心苦しく感じましたが、結局事件解決までサポート。
犯人は峰男の財産に目がくらんだ兄夫婦でした。
抜け目ない観察力と推理力を持つ左右馬のことを思わず「ちょっと怖いね」と寛二に言われ、鹿乃子は自分が受けてきた感触と同じものを感じました。
もしかして左右馬も自分の能力のせいで孤独だったのかも…
嘘解きレトリックの原作は完結してる?
嘘解きレトリックのは「別冊花とゆめ」で2012年から連載が始まった作品です。
現在、連載は終了していて漫画は全10巻で完結しています。
作者は都戸利津さんです。
漫画が原作という事もあり、映像化されるとしてもアニメ化かなと思ったんですが、今回は実写化になっていて期待が高まっています。
まとめ
間もなく放送される「嘘解きレトリック」の原作漫画についてネタバレ解説させていただきました。
「嘘解きレトリック」はすでに完結した都戸利津さんの漫画で、今回ドラマ化が発表されています。
原作は10巻で完結しているので最終回の結末ネタバレをご紹介できましたね。
10巻の最終回がどんな風になっているか、結末までネタバレが分かっていたとしてもその温かな雰囲気に浸りたくてつい読んでしまう作品です。
主要キャラたちの優しさ、真剣さ、面白い一面なども惹きつけられます。
主要キャラのその後も丁寧に描かれて、最終回でとても気持ちよく読み終われるところも魅力です。
ドラマ化された時にあの、優しい温かな空気感がどんな風に表現されていくのか、主要キャラのその後がまた違う形で描かれるのか今からとても楽しみですね!