「ウィズレイン王国物語 ～竜が花嫁～ってどんな話？結末はハッピーエンド？全話のあらすじやネタバレを知りたい！」
そんな方に向けて、この物語を、ネタバレを交えながらわかりやすくご紹介していきます。
本作は、前世で“竜”だった少女が、人間として転生し、かつての相棒である“勇者の生まれ変わり”と再会する、感動のファンタジー作品です。
義姉に虐げられながらも、明るく前を向いて歩む姿や、記憶を失った国王・クロスとの切ない距離感に、胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、第1話から最新話までの内容を振り返りながら、「竜の鱗」「クロスの記憶」「偽りの花嫁」などの注目ポイント、そして気になる最終回の結末予想にも迫っていきます。
物語の全体像を整理したい方はもちろん、これから読み始める方にも楽しんでいただける内容となっています。
ぜひ最後までお付き合いください！
ウィズレイン王国物語あらすじネタバレ全話
この物語は、エルナという前世の記憶を持つ女の子と、かつての相棒である勇者の生まれ変わりとの再会を軸に描かれる転生ファンタジーです。
舞台は、勇者と竜によって築かれた平和な国・ウィズレイン王国。
男爵家の養女・エルナは、義姉ローラから日常的に虐げられながらも、ある出来事をきっかけに“前世では自分が竜だった”ことを思い出します。
「人間として生きたい」という願いを叶えたエルナは、転生した今の人生を前向きに生きようとしますが、やがて“竜の生まれ変わり”を探す国の動きに巻き込まれていきます。
物語の魅力は、竜と勇者の関係、誤認された“偽りの花嫁”、記憶を失った王との再会といった、重なり合う運命とすれ違いの切なさ。
義姉ローラとの確執や、クロス王に記憶が戻るのかどうかも、今後の大きな鍵となりそうです。
ここからは、1話ごとのあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
物語の流れをおさらいしたい方も、結末の考察を楽しみたい方も、ぜひチェックしてみてください。
ウィズレイン王国物語ネタバレ1話
物語は、カルツィード男爵家に養女として迎えられた少女・エルナが、義母や義姉ローラから虐げられる日々を送る場面から始まります。
エルナは妾の子という理由だけで、まるで奴隷のように扱われていました。
家政婦を通り越して“奴隷”扱い…さすがにひどすぎる…！
ある日、ローラから嫌がらせで水をかけられた瞬間、エルナは突如として、前世の記憶を思い出します。
実は彼女の前世は、勇者ヴァイドと共に戦い、国を守った火竜・エルナルフィアでした。
この記憶の目覚めによって、エルナの心には不思議な変化が起こります。
えっ…竜の生まれ変わり！？ スケールが違いすぎる…！
これまで耐え難いと感じていた虐待も、まるで他人事のように受け流せるようになっていました。
自分の中にある「竜としての誇り」が、彼女を強くしたのです。
その後、エルナは王宮で開催される恒例の儀式に参加します。
これは、16歳の娘たちの中から「竜の生まれ変わり」を見つけ出すという重要な行事です。
ところが、エルナが生まれた時から持っていた竜の鱗のネックレスは、ローラによって奪われていました。
そのため、儀式では竜の生まれ変わりはローラだと誤って注目を浴びてしまいます。
エルナの大切なネックレスなのに…！ローラ、ひどすぎるよ…！！
そんな中、エルナは若き国王・クロスと出会います。
彼と目が合った瞬間、エルナは確信します…！彼こそが、前世で共に旅をした勇者ヴァイドの生まれ変わりであると。
しかしクロスには、前世の記憶はありません。
エルナの存在にも、どこか曖昧な反応を示すだけなのでした…。
えっ、覚えてないの？ そんなの切なすぎる！
ウィズレイン王国物語ネタバレ2話
エルナは、ローラに「この首飾りがあんたの物だってことは絶対に言うんじゃないわよ！」と強く釘を刺されました。
ローラは自分が竜の生まれ変わりだと嘘をつき続け、花嫁として認められるつもりなのです。
心の中で「ちゃんと人間にならなきゃ」と自分に言い聞かせるエルナですが、その言葉には、エルナの孤独や葛藤が垣間見えます。
エルナが本当の生まれ変わりなのに…どうして本当のことを言わないの？
退屈な日々が続き、エルナの楽しみは精霊たちと遊ぶことくらいしか残されていませんでした。
ある日、庭で寝そべりながら、エルナはクロスに生まれ変わってしまったヴァイドのことを考えていました。
すると、クロスがやって来て、エルナに声をかけます。
エルナは、「竜は故郷を愛するもの。だからやはり故郷が恋しいのです」と、心の内を静かに語ります。
そんなエルナの想いを聞いたクロスは、あっさりと許可を与えました。
クロス！！エルナが本物の竜の生まれ変わりだと気が付いて！
自分がヴァイドであったこと、そして、エルナと自分の関係もまったく覚えていない様子のクロス…。
エルナは寂しさを覚えながらも言葉にすることはできませんでした。
思い出してもらえないなんて悲しすぎるよ…！
エルナは、「俺は死んでもお前を忘れないから」とヴァイドがかつて言ってくれた言葉を思い出します。
そして、「もし生まれ変わったお前が忘れていたら、嘲笑ってやる」と返したことも……。
それさえも、いまはもう言えないのです。
再び城での日々が始まる中、エルナは、心が故郷に引き寄せられていくのを強く感じていました。
寂しさを抱えながらも、エルナの胸には、決して揺らぐことのない強い想いが残されていたのです。
ウィズレイン王国物語ネタバレ3話
城には、ローラの両親・カルツィード男爵夫妻が訪れました。
娘が“竜の生まれ変わり”と判明し、誇らしげに語る夫妻に対し、国王クロスは冷ややか。
苛立ったローラは「おそばに置いてください」と訴えます。
国王から冷たくされてるのに、ローラって本当にがめついね…！
しかしその時、「敵襲だ！」という声が城内に響き渡ります。
反乱軍の急襲に、場の空気は一変！
国王はローラに「竜の力で反乱軍を撃退せよ」と命じます。
エルナルフィアの生まれ変わりなら当然できるはず。
しかし、ローラは一歩も動けません。
代わりに、エルナが火の魔力を解き放ち、一瞬で反乱軍を制圧します。
エルナ、かっこよすぎ…！！ようやく竜の力を発揮できたね！
けれど、エルナは力を使ってしまったことにすぐ後悔し「自分は竜なんかじゃない」と涙ながらに叫びます。
そのあまりに悲痛な様子に、周りは騒然とします…。
クロス国王がそっとエルナに近づき、理由を尋ねると、エルナは母親の骨を男爵家に盗られたと告白。
竜の民にとって骨はなによりも大切で“かけがえのない存在”なのです。
大切なものを奪われた悲しみに、国王は怒りを隠せず、「必ず罰を与える」と約束。
そして最後に、小さく「すまなかった」と、静かに語りかけるのでした。
ウィズレイン王国物語ネタバレ4話
話はエルナが母の遺骨を王城の庭に埋葬するシーンから始まります。
見晴らしのいい場所に墓を作れたことで、エルナは安堵の表情を浮かべます。
そんな彼女の背後に、静かに立っていたのはヴァイド（クロス）。
エルナが「初めから…全部、わかってたんだよね？」と尋ねると、「ああ…、そうだな」とヴァイドは頷きます。
実は前話の反乱騒ぎは、ローラの嘘を見抜くためににヴァイドが計画したのでした！
え、ちょっと待って!? 反乱って演出!? ヴァイド（クロス）の策略家ぶり、すごい…！
ヴァイドは最初からエルナが“本物のエルナルフィア”であると気づいていたのです。
しかし、彼女がその運命を望まないかもしれないという配慮から、知らないフリをしていたのでした。
エルナのこと第一に考えていたんだね！この思いやり、深すぎます…。
場面はエルナの記憶へと移り、竜として生きた彼女がヴァイドの死後、彼の骨を抱いて過ごした日々が描かれます。
しかし、長い時の中でそれすらも失われていたのでした…。
エルナの心からあふれた言葉、「一緒に、死にたかった。」
この叫びに、読者の涙腺は崩壊すること間違いなしです…！
エルナの願いは、精霊たちを通じて神に届き、人間としての再生を与えられることになったのでした。
エルナの愛のおかげで、人間に生まれ変われたんだね…！
感動的な回想のあと、物語は一気に明るさを取り戻します。
ヴァイドがエルナを軽々と抱え、「空、飛んだぞ？」とおどける姿に思わず頬が緩みます。
前世では、ヴァイドを背中に乗せて空を飛んでいたエルナ。
人間に生まれ変まったことで、立場が逆転したのでした。
なんだか不思議な感情があふれ出しちゃうよね…！
クライマックスでは、クロスがローラから取り返した「竜の鱗」をエルナに返します。
けれど、エルナは「それは持っていて」と微笑みます。
鱗＝絆って、なんてロマンチック…。しかも信頼の証として託すなんて、泣けてきちゃいます。
前世では、エルナルフィアからヴァイドに魔力を託したように、今世では彼女の鱗が“絆”の象徴に。
「いつの間にこんな泣き虫になったんだ？」とクロスが優しくからかうラストに、読者の心もほっこり温まりました。
ウィズレイン王国物語ネタバレ5話
エルナは、自分がかつて“火の竜・エルナルフィア”だったこと、そして今は人間として生きているという現実を、改めて実感していました。
そんなある日、エルナとクロスは並んで湖畔を歩きながら話をしていました。
クロスは静かに語りかけます。
「俺はヴァイドであると同時に、クロスでもある。お前も、エルナルフィアでもあってエルナだろう。
それが、今生の俺たちの名前だ。どうか、お前にも“クロス”と呼んでほしい」
その言葉に、エルナは戸惑いながらも、受け入れます。
するとクロスは、続けてこう告げました。
「俺は、前世と同じ竜と人間という関係に縛られる必要はないと思う。関係を変える第一歩から、俺の妻にならないか？」
ここでまさかのプロポーズ！？たしかに人間同士になったんだもんね…！
突然の言葉に、エルナの心は一気に大混乱です。
「ちょ、ちょっと待って！それって……結婚って、好きってことなの!?」
言葉では戸惑いと反発を見せながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべるエルナ。
その胸の奥では、“結婚＝好き”というシンプルな構図に、困惑と淡いときめきが交錯していました。
純粋な反応のエレナが可愛すぎる…♡
そんなふたりの前に、突如現れたのは、威圧感たっぷりの巨漢公爵、ライオネル。
彼は“エルナルフィアの再来”とされるエルナに深い敬意を抱き、彼女を正式に迎え入れようとします。
かつての記憶と、今を生きるふたりの日常。
その穏やかな時間の中で、運命の歯車が静かに、けれど確かに動き出していくのでした…！
関係が動き始めた2人に、公爵の登場…これは波乱の予感しかない…！
ウィズレイン王国物語の原作はなろう小説？
漫画『ウィズレイン王国物語～竜が花嫁～』は、雨傘ヒョウゴ先生による小説が原作です。
原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で先行公開されています。
漫画で描かれる世界観やキャラクターの心の動きに惹かれた方は、ぜひ原作小説もチェックしてみてはいかがでしょうか？
物語のより深い背景や、キャラクターたちの繊細な描写が楽しめますよ♪
ウィズレイン王国物語ネタバレ最終回結末
第5話までのあらすじを振り返ってきました。
ここからは、物語が最終回へ向かってどのように展開していくのか、登場人物たちの行動や伏線をもとに考察していきたいと思います。
カルツィード夫妻とローラの執念
エルナルフィアの生まれ変わりという嘘が暴かれたローラ。
その屈辱は深く、かつてエルナを見下していた彼女が、簡単に引き下がるとは考えにくいところです。
カルツィード夫妻とともに、最後の逆襲に出てくる可能性も…？
執念深いその行動が、物語の結末にどう影響してくるのか注目です。
エルナの覚醒とその代償―力の行使が導いた運命の先には・・・
人間としての人生を選んだエルナ。
しかし、竜だった時の記憶と力を完全に失っていたわけではありません。
物語の終盤、彼女がその力を覚醒させるとしたら、世界はどのように変わっていくのでしょうか。
竜ではなく人間として生きるエルナにとって、その力を行使することは大きな決断であり、何らかの代償が伴うのかもしれません。
彼女の選択が導く結末とは？「強さ」とは何かを問いかける、心に深く残るラストが描かれるのではないでしょうか。
クロス＆エルナの愛の行方 ― 前世を超えて結ばれるのか？
前世では、竜と人間という異なる存在ながら、最強のパートナーだったクロスとエルナ。
今生ではともに人間として生きるふたりの関係が、どのように変化していくのか注目が集まります。
お互いに惹かれ合っていることは確かですが、そこからどんな愛を築いていくのか…。
果たして、ふたりの想いは真に通じ合い、前世を超える絆へと昇華するのか？
一筋縄ではいかない展開が待っていそうです。
まとめ
今回は、ウィズレイン王国物語 ～竜が花嫁～について、ネタバレを含む考察をご紹介させていただきました！
物語はまだ最終回を迎えていませんが、これまでの全話を通して描かれた数々の謎や伏線が、どのように解き明かされるのかが楽しみですよね。
エルナとクロスの関係性や登場人物たちの成長、絆がどのように結実していくのかも注目ポイントです。あ
最終回の結末がどんなものになるのか、続編が楽しみで待ちきれません！
みなさんも、結末に向かって進む物語の流れを、原作や漫画でぜひともチェックしてみてください！