めちゃコミックで連載中の「大正身代わり婚〜金平糖は甘くほどけて〜」
人気ランキングでも上位に入るほど人気作品となっています。
本作の漫画は連載中ですが、原作の小説はすでに完結しているんです。
そこで今回は「大正身代わり婚〜金平糖は甘くほどけて〜」の漫画全話と原作小説の最終回結末をネタバレしちゃいます!
- 大正身代わり婚の漫画あらすじネタバレ全話
- 原作小説の最終回での結末
本題に行く前に…お得な情報もお伝えしておきます。
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大正身代わり婚のネタバレあらすじ全話

主人公の藤島雪子は藤島汽船の娘ですが、父と妾の間に産まれた子でした。
そのため義母の喜代や義姉の毬江から、ひどくいじめられていたのです。
唯一血の繋がっている父の政雄でさえも、雪子のことを自分の道具として見ていたのでした。
そんな父の計画により、姉の代わりに平塚紡績の社長でおる平塚嵩也と政略結婚することになります。
顔も知らない人との結婚に戸惑いもありました。
しかしこれまでの自分への扱いのせいで生きることが億劫になっている彼女は、静かに結婚を受け入れるのでした。
そして結婚式当日、なんと嵩也の母親でさえも結婚式に参列しないという事態が起こります。
まるで自分たちの結婚は祝福されていないように感じますよね…。
さらに嵩也は「仕事の鬼」と言われるほど仕事のことしか頭にありません。
今後の人生に不安いっぱいの雪子。
とはいえ別れても帰る場所もない彼女は必死で妻としての役目を果たそうとします。
そんな雪子の姿を見ているうちに嵩也はだんだんと惹かれていくのでした。
大正身代わり婚1話〜10話ネタバレ
雪子は母が病死したあと藤島家に引き取られ父の会社である藤島汽船の令嬢になりましたが、正妻やその娘の毬江に強く当たられ女中以下の扱いをされ酷いいじめを耐える日々を送っています。
ある日、父親は自分の会社の経営を立て直すために平塚紡績の社長と結婚するよう雪子に命じます。
雪子は政略結婚と知りながらも断ることなど出来ず平塚家に嫁ぐことになります。
結婚相手は、冷酷と噂の平塚嵩也で婚姻を結ぶ際もほとんど雪子の顔を見ることなく結婚式が終わり、初夜を迎えます。
毬江からいじめを受けた時の傷が身体中にあるのを気にする雪子でしたが冷たく接してくる嵩也に自分は形だけの妻なのだと実感します。
この家に置いてもらっているから役に立ちたいと女中よりも早く朝餉の支度をする雪子。
支度をする姿を見た嵩也は冷たくも気遣う言葉をかけるのでした。
長患いでほとんど栄養を取れていない義母のためにお菓子を作り持っていくと気に入って食べてもらえたことを嬉しく思う雪子。
その後もお菓子を作って会いに行き話をしているうちに体調がよくなっていく母を見た嵩也は、雪子への印象が少しづつ変わります。
一方、毬江は千波紡績の社長に食事誘われ自分に気があると思い込み千波との結婚を期待していましたが、夜会に呼ばれ行くと千波と他の令嬢が結婚すると発表があり激怒します。
大正身代わり婚11話〜20話ネタバレ
嵩也は母のお礼にと初めてのデートに雪子を、百貨店に連れて行きます。
好きなものを買うつもりだった嵩也でしたが雪子は高いものは欲しがらず選んだのは金平糖でした。
帰り道、2人が街を歩く姿を見た毬江は幸せそうな雪子に理不尽な怒りが込み上げてきます。
百貨店以来2人で出かけることが増えたある日、雪子を食事へ連れて行った嵩也は結婚指輪をプレゼントします。
その頃、突然毬江が平塚家に訪れては雪子を侮辱する酷い言葉に義母は激怒し体調の悪化でその場に倒れこんでしまいます。
その後、亡くなってしまい悲しむ雪子に嵩也は平塚家の実の息子ではないと打ち明けます。
実の息子は幼くして亡くなり心を病んだ義母のために、息子にそっくりな孤児だった嵩也と出会った義父が養子に引き取りました。
嵩也は母親に最後まで本当のことを言わなかった罪悪感をかかえていましたが雪子の掛けた言葉に涙を流します。
ある日、英国人の仕事相手に会いに行くことになった嵩也は新婚旅行もかねて一緒に行こうと雪子を誘います。
少しでも英語を勉強しようと嵩也に内緒で雪子は秘書に相談し、幼馴染である英美を紹介してもらい1週間英語の特訓を受けます。
おかげで英国人家族に現地の挨拶をして喜んでもらえ、そんな健気で優しい雪子の性格に嵩也はどんどん惹かれていきます。
大正身代わり婚21話〜30話ネタバレ
一度も夫婦の営みをしていない2人は新婚旅行先でそんな雰囲気になる中、傷だらけの身体に自信を無くし嵩也を拒否します。
旅先から帰ってきた嵩也は、平塚紡績に姉を殺されたと言う少年に切りつけられますが幸い軽いけがで済みました。
聞くと、無断欠勤で解雇された少年の姉が突然死したらしく同じように無断欠勤で解雇された人が多数いたことが判明し嫌な予感がしすぐに調査を始めます。
調査の結果、姉は弟の仕送りを増やすため千波紡績の工場に移っていましたがそこで過労死したことが明らかになります。
その頃、雪子の父が倒れたという知らせがあり久しぶりに実家に戻りますが、父親は自分の会社に投資するよう要求し毬江には嵩也と別れるように強いられ困惑していたところに嵩也が現れ、色目を使ってくる毬江に雪子しかいないときっぱり伝えます。
雪子は藤島家でのことや身体の傷のことを嵩也に話そうと決心します。
嵩也は傷を見ると部屋から出て行ってしまい、夜も度々帰ってこないので、雪子は拒絶されたと思いました。
しかし、嵩也が夜に帰ってこなかったのは、雪子が藤島家に引き取られる前の素性を調べに花街に行っていたからでした。
孤児だった頃、自殺しようとしていた嵩也は幼い少女から金平糖をもらったことで救われており、それが雪子だったことに気付きます。
大正身代わり婚31話〜40話ネタバレ
幼いころに出会っていた事と嵩也の思いを雪子に伝えついに2人は本物の夫婦として結ばれ、その後千波紡績は平塚紡績に買収されことで収まります。
料理の腕を見込まれた雪子は瀧本家の由寿という女の子の家庭教師を頼まれます。
足が不自由な由寿は他人となじむことができずにいましたがもう1人の家庭教師である実鈴には心を開いていました。
由寿と仲良くなろうと頑張る雪子ですが、それを何度も邪魔をする実鈴は千波と裏で繋がっていたのです。
ある日、瀧本家のパーティーでお菓子の家を作ることになり、由寿もとても楽しみなようでめずらしく手伝いに来ます。
当日、お菓子の家を誰かに壊されてしまいますが、雪子と由寿の作り直したデコレーションクッキーで無事にパーティーを終えることができます。
その後、壊れたお菓子の家に実鈴のイヤリングが落ちていたことで犯人がわかり実鈴は由寿の母親に追い詰められてしまいます。
大正身代わり婚41話〜50話ネタバレ
パーティーのお菓子がきっかけで友達と親しくなった由寿は、学校に行き始めるのを見て母親と雪子は喜びます。
その頃、平塚家の女中の一人が事故に遭い入院することになった為志満という女中が新しくきました。
嵩也は書籍や仕事場には入らないように志満に伝えましたが、嵩也の部屋に何度も出入りしていたり悪事を企む志満に話を聞くと、千波紡績の役員から脅されて家族が危ないと明かされ安全なところで保護することになります。
ある日、町へ出かけていた雪子は嵩也そっくりな男性に出会い話を交わします。
一方、嵩也と秘書は勝手に契約破棄したと他会社の社長に怒鳴られますが全く覚えのない2人は理解ができない状態でした。
実は雪子が出会った嵩也そっくりの男性と障一が2人になりすまして平塚紡績との契約を破棄していたのです。
嵩也になりすましていたその男性は吹井駿介といい、駿介は雪子に手紙を送り会いに行きます。
駿介から届いた手紙を見つけた嵩也は不安になりますが雪子と話す時間が取れずにいたのでこっそり様子を見に行くことにしました。
駿介に嵩也のことを忠告され、嵩也の双子の弟だということを知った雪子は動揺してしまいます。
大正身代わり婚51話〜60話ネタバレ
孤児だった駿介は引き取られた後も厳しい生活が続き、大人になってから兄の活躍を知り境遇の差をねたんだ駿介は障一に協力し平塚紡績を潰すことに加担します。
平塚紡績ではトラブルが起き大騒ぎの事態になりますが、その場をおさえた嵩也は駿介が犯人だと気づき始めます。
一方、雪子は今まで嵩也がしてきた苦労を駿介に話し、自分が間違っていたことに気づきます。
突然、駿介と雪子はさらわれてしまい平塚家に脅迫状が届き助けに行きますが雪子の姿はありません。
駿介がくれた情報により障一の母の別荘にいることがわかり、監禁されている雪子を見つけますが経営権を取り戻したい障一の母は銃を向けてきます。
幸いにも警察が到着し、2人の犯罪も明らかになり逮捕され一件落着します。
ある日、女優の英美と再会し喫茶店にいた雪子のもとに撮影できなくなった他の女優の代わりに英美と雑誌に出てほしいと頼まれます。
撮影当日、英美が体調不良になり1人で撮影することになる雪子ですが、プロのメイクによりとても美しくなった雪子は雑誌で連載をお願いされることに。
大正身代わり婚61話〜70話ネタバレ
嵩也の母の一周忌で親族が集まる中、話題は嵩也と雪子の子供になりました。
まだ子供を作る予定はなかった2人ですが、やはり社長という立場もあり跡継ぎを求める声が出てきます。
そんな中、雪子の幼馴染である雛乃が彼女を訪ねて来ました。
雛乃は花街で働いており身請けすることが決まっていました。
しかし身請けしてくれる旦那以外の男性の子供を身籠ってしまい遠くへ逃げようとしているとのこと。
京を出るため汽車に乗ろうとする雛乃に声を掛けたのは同じく幼馴染である敦です。
なんと敦は雛乃の初恋の相手でありお腹の子の父親でした。
敦も雛乃を想い、無事お互いの気持ちを確認できた2人は身請けの旦那に謝罪に行き許しをもらい結婚することとなりました。

雛乃よかったですね!
雛乃の件が落ち着いた頃、雪子と嵩也、秘書の多岐川の3人は仕事で東京に行くことになりました。
浅草の名所やグルメ、観光を楽しむ3人。
ここでも雪子は仕事の参考にと美味しかった食べ物をメモします。
東京では嵩也の知り合いである実業家の早川の家に泊まることになりました。
早川の家には子供が沢山おり、早川は嵩也に「子供は可愛いよ。嵩也君もそろそろ?」と言われ嵩也も愛想笑いで「そうですね」とやり過ごします。
次の日、嵩也達は東京で新しく建設する工場地に視察に行き雪子は1人取材のため銀座にあるパーラーに行きクリームソーダを食べました。
嵩也は優秀な人材を育てるため、新工場では工場内に教育施設を作りたいと考えています。
教育運営は畑違いのため大学で教授をしている鏑木に協力を仰ぎに出向きますが追い出されてしまいました。
嵩也は誰でも教育を受けれるよう、工場内の教育施設は無償で提供する予定。
しかし鏑木はこの【無償で提供】に反対の考えのようで嵩也を追い出したのでした。
落胆する嵩也に雪子は早川家に招いて食事会をすれば分かり合えるのではと提案します。
この食事会はもちろん雪子が手料理を振る舞い、次第に鏑木は何故無償化に反対なのかを話してくれます。
大正身代わり婚71話~80話ネタバレ
教授自身、過去に辛い出来事があったようです。
優秀だった友人が身分が低いことが理由で未来が閉ざされ悔みながらこの世を去ったこと。
教育を受けることができない身分なら、学んだ所でいずれ夢を断たれ悔しい思いをすることになるならば最初から学ばないほうが本人達のためなのではという考えだったようです。
しかし嵩也自身が孤児だった所を拾われ学ぶ機会を得たことで今の地位に居ると知って教授は考えを変え協力してくれることになりました。
無事、教育無償化について話しが進んだので2人は展覧会に行くことになります。
今まで見た事がないような物が沢山あり目を輝かせながら記事にするためメモを取る雪子。



一緒に来ていた早川家の子供と雪子・嵩也3人でいる姿はまるで家族のようです。
東京からの帰り道、2人は箱根に寄ることにし観光を楽しみます。
泊まる旅館について一息ついた所で2人は和やかに子供について話しました。



子供は今ではなく夫婦として基盤が落ち着いてから授かりたいと考えているようです
そして東京から帰った後日、雪子は以前家庭教師をしていた由寿の家を訪ねました。
お土産を渡しに来たようですが、久しぶりに2人でお菓子作りをすることに。
すると由寿からファーストキスについて質問されます。
由寿は今書いている小説の参考にするためだと言い張りますが、恐らく由寿自身そのような関係になっている男性がいる様子です。
お祭りのような特別な場所にいくとキスする雰囲気になりやすいのではと雪子はアドバイスしました。
雪子も嵩也とそのお祭りに行き射的をしたりとデートを楽しみます。
その時、雪子のことを「ゆきちゃん」と呼ぶ男性が現れました。
この男性は雪子が花街に居たときの幼馴染だったのです。
正人と名乗るその男性は数日後、平塚家に訪ねて来ました。
経営者として凄腕に嵩也に以前から会ってみたいと思っていたと言い、論文のため取材を申し出たのです。
雪子からもお願いされ嵩也は渋々了承、そこから正人は度々、平塚家を訪ねて来るようになりました。
ある日、嵩也がまだ帰宅していないときに正人が訪ねて来て雪子にお世話になっているお礼に何か手伝うと言い出します。
それならと雪子は一緒に蔵の掃除をして欲しいと言い、2人で蔵の片づけを始めます。
蔵の中で雛乃と敦が結婚した事を伝えると正人は知らなかったようで驚いた様子でした。
すると正人はずっと雪子の事を想っており行方を探していたと言い押し倒してきました。
蔵の中でそんな事が起きてるとは知らない嵩也が帰宅し女中から2人が蔵に居ると聞き向かいます。
運よく押し倒された現場は見られずに済み、正人はいつも通り取材を始めました。
その夜、雪子は素直に正人から告白されたことを嵩也に伝えます。



隠さずちゃんと報告してよかったです!
内緒にしててバレると拗れてしまいますからね
後日、また取材に来た正人に嵩也はもう雪子に関わらないで欲しいと言いました。
正人も謝罪し平塚家を去っていきます。
場面は変わり、居酒屋で酒を飲む正人の側で酒を飲み悪態をついている女性が…
その後ろ姿は毬江によく似ていますが毬江なのでしょうか…?
大正身代わり婚の原作は小説家になろうで配信されている?


原作の小説を探す際、まずは「小説家になろう」を検索してみると思いますが、「大正身代わり婚〜金平糖は甘くほどけて〜」はなろうにはありません。
本作の原作は「エブリスタ」という小説投稿サイトに掲載されています。
漫画版とはタイトルが少し違っていますので注意してください。
小説版は完結していて、エブリスタでは全編タダで読むことが可能です。
そこまで長くはないので、小説が好きな方は是非読んでみてくださいね。
大正身代わり婚ネタバレ最終回!原作小説の結末はどうなる?


ここからはエブリスタの小説を元に「大正身代わり婚〜金平糖は甘くほどけて〜」の最終回がどんな結末になるのか、ネタバレしていきたいと思います。
物語のラストを先取りしたい方はチェックしちゃってください。
大正身代わり婚ネタバレ最終回結末①千波紡績の経営
嵩也は千波紡績の株主総会に先代社長の妻である、百々子とともに出席していました。
実は彼は以前から経営方針に不満を持つ百々子に近づき、内部事情を探っていたのです。
百々子は千波紡績の大株主でしたが、性別を理由に経営に関わることを遠ざけられていたのでした。
そこで嵩也は彼女の株を一部譲り受け、代わりに千波紡績を買収できた暁には百々子に経営を任せたいという条件を提示しました。
彼女をたてて株を手に入れることで、経営にも携われるなら嵩也にとってはおいしい話ですよね。
交渉に時間はかかりましたが最終的には百々子も了承し、千波紡績も買収できたうえに経営陣を全て退陣させることに成功しました。
大正身代わり婚ネタバレ最終回結末②藤島汽船の破綻
最終回の少し前に政雄は体調を崩し、藤島汽船の経営を行うことが困難になりました。
そこで副社長をしていた彼の弟勇二が社長代理として経営を行うことに。
結局、回復することなく最期を迎えた政雄。
この勇二、姑息な性格なので資金援助するなどして喜代に取り入って社長の座を手に入れたのでした。
思惑通り社長となり、調子に乗った彼は様々な事業に手を出します。
が、残念なことに経営の才能がなかったようで…。
藤島汽船は経営困難におちいり、多額の負債を抱えることとなってしまったのでした。
嵩也にとってはまたしてもチャンスです!
藤島汽船を買収し、負債も全てあっという間に返済しました。
大正身代わり婚ネタバレ最終回結末③喜代と毬江の結末
頼みの綱だった勇二が社長を退任し、資金援助が無くなった喜代は焦ります。
何としてでも今の生活を守りたい、と価値のありそうなものを手当たり次第に売って生活費を賄いました。
売るものが無くなると毬江の着物などにまで手を出す始末。
毬江とも折り合いが悪くなるなか、現れたのが嵩也でした。
喜代はわらにもすがる思いで彼に資金援助を求めます。
何としてでも不自由ない生活を求める彼女に嵩也は冷たく言い放ちます。
「あなたのいう人並みの生活とは何ですか?立派な家に住んで、何不自由ない生活をすることですか?」
嵩也は喜代たちにいじめられて身も心もボロボロの状態で嫁いできた、出会った頃の雪子を思い出していました。
自分たちは何不自由ない生活をして、彼女はひどい扱いをしていた2人に怒りが込み上げます。
とはいえ今回は仕事の一環で藤島邸を訪れた嵩也。
私情が出そうになるのをグッと押し殺して言い放ちました。
「即刻、この家から出て言ってください。」
なんと藤島邸を競売にかけたのです。
元々は藤島汽船に融資していた河内銀行が抵当権をもっていました。
負債を返済したときに平塚紡績へ抵当権をいただいたのです。
つまり今は平塚紡績が藤島邸を競売へかける権利を持っているということ。
思わぬ事態に2人は焦り、「競売はやめてくれ、恥だ」と抵抗します。
嵩也は「素直に出ていくなら最低限の資金も出すし、恥だと言うなら競売も考え直す」といいますが、それでも抵抗する2人。
ついに堪忍袋の緒が切れた嵩也は冷めた声で「くどい。さっさと出ていけ。」と言い放ったのでした。
ここまできてなお、「こうなったのはお前のせいだ」とお互いに責任をなすり付けあう姿は醜いものですね…。
結局、喜代は毬江を連れて実家へ戻りました。
大正身代わり婚ネタバレ最終回結末④嵩也と雪子は幸せになれた?
ある日、嵩也と雪子は活動写真を見に来ていました。
活動写真を楽しんだあとは、嵩也が予約したレストランへ向かうのですが…。
嵩也がそっと手を握り、雪子も頬を赤らめながらも握り返すという胸キュンシーンがありました♪
そして時は流れて数年後。
かつての藤島邸だった場所には、平塚紡績の保養所がありました。
平塚紡績が所有しているということは、結局競売にはかけなかったようだね!
綺麗なバラが咲き誇る庭で女の子の声が聞こえます。
そう、女の子は2人の娘です!
1輪のバラを手に取り、トゲを取り除いたあとにそっと娘の髪に挿す嵩也。
彼女は父からのささいなプレゼントが嬉しくて、母親である雪子のもとへ駆け寄ります。
すると彼は「お母様はお腹が大きいのだから飛びかかってはダメだ」と娘に諭しました。
雪子のお腹には2人目の子どもが宿っていたのです。
言うまでもなく平塚家はハッピーエンドで幕を下ろしました。
紆余曲折ありながらも雪子は、自身の幸せをしっかりとつかみ取りましたね。
散々嫌な思いをしてきた彼女には幸せになって欲しいと心から願っていたので、嵩也に大切にされているようで本当に安心しました。
まとめ


この度は「大正身代わり婚ネタバレ最終回!原作小説の結末をご紹介!」というテーマでお送りしてきましたが、お楽しみいただけましたか?
物語の結末をまとめると・・・
- 雪子と嵩也は互いのことを想いあえる幸せな夫婦になれた
- 政雄亡き後の藤島汽船は経営が上手くいかず、平塚紡績が買収した
- 喜代と毬江はこれまでと同じ暮らしは出来るはずもなく、喜代の実家へ戻った
幼い頃から決して幸せな暮らしとは言いがたい生活をしていた雪子でしたが、結婚相手の嵩也のおかげで無事に幸せな結末を迎えられました♪
この作品の原作小説は、エブリスタというサイトで最後まで読めますよ。
漫画とはまた違った楽しさがあるのでぜひ読んでみてくださいね♪
「大正身代わり婚ネタバレ最終回!原作小説の結末をご紹介!」でした。