この記事では「その品格に反抗を結末ネタバレ!10話や小説の最終回をご紹介」と題してお届けしていきます。
めちゃコミ独占配信で絶賛連載中の「その品格に反抗を」は、わがまま美男子デミアンのこじらせ恋愛物語です。
傲慢な自信家の男が一人の気丈な女性を相手に不器用な恋愛をします。
漫画版は現在も連載中ですが、原作となる韓国小説は全5巻ですでに完結を迎えています。
そこで今回は、「その品格に反抗を」がどんな最終回結末を迎えるのか、韓国の小説の原作からネタバレを見てみることにしましょう!
【その品格に反抗を】あらすじネタバレ
主人公のクロエ・ベルディエは子どものころにかかった病が原因で足が不自由です。
ベルディエ家の長女で貴族として育ってきましたが、いまベルディエ家は借金を抱えていて、存続の危機を迎えています。
一族が生き残るためには娘たちが貴族と結婚することが必要です。
足が悪いクロエは嫁に出されることは難しいと考えられていて、すべては次女のアリスにかかっています。
とはいえアリスは破天荒で、自由な性格。
貴族の集まりに行くたびにちょっとしたスキャンダルも起こしてしまいます。
クロエはアリスの嫁ぎ先を探すために参加した舞踏会でデミアン・エルンスト・フォン・ティセ公爵(3年前の戦争中に出会った)と再会しました。
3年前に会った時からどこか傲慢で強気なデミアンをクロエは好きになれずにいました。
しかし、デミアンはなにかとクロエに突っかかってきます。
デミアンの計らいでアリスはなんとかクロムウェルとの婚姻を決めることができます。
ベルディエ家としては一安心です。
【その品格に反抗を】ネタバレ10話
めちゃコミ独占配信の「その品格に反抗を」は9話まで、0円で一気読みすることができます。
そうなると、10話のネタバレが気になっちゃいますよね。
10話のネタバレをご紹介します!
クロエがデミアンの傷の治療をした時に、足をすべらせてデミアンがクロエの上に覆いかぶさるような姿勢になっていしまいました。
ちょっとドキッとする姿勢ですよね。
デミアンは男としての自信も満々なのでしょう。
腹筋といい、スタイルといい抜群でさもクロエを誘っているかの感じです。
しかし、クロエはそんなデミアンの気持ちを逆なでするように、「みんながみんなあなたと結婚したがるとは思わないで」と言い放つのです。
デミアンはそんな風に女性に言われたのは初めてでしょう。
ハハハと笑って、ならば試してみようと言うのでした。
気持ちを乱されたクロエでしたが、アリスの縁談がうまくいっているのはデミアンがいろいろ見過ごしてくれたおかげす。
デミアンに振り回されるのも、アリスが結婚できて、家が安定したら終わるだろうと軽く考えていました。
デミアンのために作ったお礼の刺繍をみながら、少し気を許していた自分を鼻で笑ったクロエです。
デミアンが何を仕掛けてくるのか、どうなるかと思った翌日、デミアンがすでに結婚の話が進んでいるアリスに求婚するという異例の事態が生じました。
よりによってアリス!?
アリスはクロムウェルとの結婚を進めているところなのに、それをかき乱すようなことをしたのです。
言いたいことだけ言って、良い返事を待っていますと言い残したデミアン。
アリスや父親であるベルディエ子爵も混乱したでしょう。
クロエは優しいので、クロムウェルとの結婚の話を進められるように、デミアンに求婚は断るから心配しなくていいと妹に話します。
するとアリスの口からは想像もしなかった言葉が…。
アリスは「エディを愛している、エディとの子どもを身ごもったみたいだ」と言い出しました。
エディとの関係がまだ続いていただけでなく、妊娠するって!?
ベルディエ家存続のためにはアリスの結婚が必須でしたが、一体どうしたらいいでしょう。
クロエは急いでクロムウェルとの婚約を破棄できるように父親にお願いして取り図ろうとしますが、アリスは責任を感じて家を飛び出してしまいます。
【その品格に反抗を】原作小説の最終回結末ネタバレ!
「その品格に反抗を」の漫画は、2024年4月からめちゃコミで連載されていて、現在も物語は続いています。
原作小説に関しては、冒頭でもお伝えしたとおり、全5巻で外伝を含め完結を迎えました。
漫画が最終回を迎えるにはまだまだ時間がかかりそうなので、「その品格に反抗を」の原作小説から最終回のネタバレを覗き見してしまいましょう!
【その品格に反抗を】結末ネタバレ①デミアンは初めからクロエが好きだった?
デミアンは冷酷で意地悪な性格で、何度もクロエを傷つけていました。
でも、物語の冒頭から実はクロエのことが大好きだったんです。
きっと、足の不自由な境遇に負けずに強く生きるクロエに出会った時から惹かれていたのだと思います。
ただ、デミアン自身がそのことを自覚したのはだいぶ後でした。
素直になれず、究極の奥手のようなものです。
デミアンはクロエに振り向いてほしかったり、自分だけを見ていてほしかったりするためにかなりの嫌がらせをしていましたよね。
- 結婚が王室からの牽制を避けるための手段に過ぎないと言う
- イザベラとの不倫騒動
- イザベラの毒殺の犯人疑惑
- アリスのトラブルをリークする
- クロエの父親の事業を失敗させる裏工作
デミアンとクロエが結婚したのは、王から目をつけられていたデミオンが王からの自分の目をそらさせるという目的のためであって愛のない結婚だと言ってみたり。
結婚して早々にイザベラ侯爵夫人との不倫疑惑が生じ、イザベラが殺されるとその犯人はクロエだと言い出したり…。
妹のアリスのゴシップネタもリークしたのはデミアンでしたし、父親のベルディエ子爵の事業が失敗したのもデミアンの裏工作のせいでした。
ここまで来たらクロエのことが嫌いなんだと思われても仕方ないですよね。
しかし実際はただ不器用に、かまってほしくて、自分に目をむけてくれるようにあの手この手でかまってほしいアピールをしていたのです。
デミアンは本当にクロエのことを愛していました。
たちの悪いかまちょですよね。
クロエが火災で死んだと知らされたときには狂ったように悲しみます。
しかし、焼け焦げた遺体には、自分がプレゼントしたはずの足の補助具がついていなかったので、これが偽装かもしれないと気づき、必死になってクロエを探しました。
ようやくクロエを見つけたときには、デミアンはクロエを幸せにしたい、大切にしたいという気持ちを正直に伝えることができました。
【その品格に反抗を】結末ネタバレ②クロエとデミアンに子供ができる?
クロエは元々の身体の障害のせいで、自分が幸せになることを考えたりしませんでした。
貴族としての高い誇りを持ち、毅然とした美しい女性ですよね。
家族のことや家のことを第一に考え、自分のことを進んで犠牲にしていたのです。
だからこそ、デミアンとの結婚も自分が幸せになれると思ってしたものではありませんでした。
最初の出会いこそ最悪でしたが、クロエは徐々にデミアンに惹かれていきました。
しかし、素直じゃない自己中心的なデミアンに傷つけられることもしばしば…。
デミアンとの間に身ごもった子どもも、デミアンのせいで流産してしまうなど配慮に欠けたことも繰り返していました。
とうとうクロエはわざと死んだように見せかけて、別れる決意をして離れて暮らすことも…。
デミアンがクロエの潜伏先を見つけて訪ねてきた時、久しぶりの再開はこわばってしまって、デミアンを退ける事になってしまったクロエ。
しかし、クロエの心のなかには、デミアンへの愛が育っていったので、離れても忘れられない存在になっていました。
クロエ自身も素直に、そして正直に気持ちを打ち明けた時、二人の間に人知れず育ってきた愛が実ったのです。
その後、二人の間に双子が生まれ、幸せを手に入れたのでした。
【その品格に反抗を】結末ネタバレ③アリスの最後はどうなる?
アリスは放浪者エディと駆け落ちのような仕方で家を出て、家族の存続を危うくしてしまいました。
しかし、エディは隣国の王太子だったのです。
最終回でデミアンが拉致されるという大事件が起きたのですが、その時に力のなってくれたのがエディと結婚し王太子妃になっていたアリスでした。
アリスも幸せに暮らしていましたし、アリスの結婚がデミアンとクロエの幸せという結末に繋がりとても嬉しかったですね。
【その品格に反抗を】結末ネタバレ④イザベラ侯爵夫人殺人の真相は?
デミアンがクロエと結婚してそうそうデミアンの愛人と噂されたイザベラは、愛人ではなく、デミアンのスパイとして働いていたいわば、諜報員でした。
しかし、デミアンと長い付き合いだったイザベラはクロエとの結婚をよく思わず、嫉妬してしまうんですね。
そんな時、イザベラが毒殺されました。
これはデミアンが仕掛けたことなのですが、犯人として疑われたのがクロエです。
実は、イザベルが殺された日、クロエは使用人のグレイと会っていました。
そのことに嫉妬していたデミアンがクロエとグレイに嫌がらせしたのです。
裁判でクロエの無実を証明するために、イザベラが殺された時間にデミアンとクロエが✕✕していたとグレイに証言させ、自分のうさを晴らしたのでした。
【その品格に反抗を】主要な登場人物
ここからは「その品格に反抗を」の主な登場人物をおさらいしていきます。
一人一人がどんな人物なのかを知ってより物語に没頭してくださいね!
クロエ・ベルディエ
ベルディエ家の長女。
子供の頃の病気が原因で足が悪く、杖をつきながら生活しています。
優しく親切で気遣いがある女性で、ベルディエ家の存続をいつも気にかけていますが、身体障害のため自分では縁談に恵まれることは期待できません。
このままでは使用人や領地の民が路頭に迷うことになるので、妹の結婚に希望を持っています。
自分の幸せより他人の幸せを優先できる優しさを持つ一方で、怒らせると怖いタイプでもあります。
アリス・ベルティエ
ベルティエ家の次女でクロエの妹。
足の悪い姉の代わりに、家族を守るため貴族との政略結婚をするよう言われていますが、本人は自由を求める奔放な性格。
家族を助けたい気持ちはありますが、結婚相手は自分で選びたいというジレンマを抱えています。
パーティーのたびに事を起こしスキャンダルが絶えません。
繰り返し、流浪の男と隠れて会っていることを秘密にしています。
デミアン・エルンスト・フォン・ティセ
ティセ公爵家の当主で、戦で大きな功績を残している英雄のような存在です。
その外見から多くの女性に注目されていますが、本人は冷淡な気分屋。
機嫌を損ねると手をつけられません。
恋人との間にできた子どもを皆殺しにしたという噂まであります。
優しく気遣いがありながらも気が強く、負けん気の強いクロエのことが気になっていて、弄んでいます。
グレイ・ウィルソン
ベルディエ家に代々仕える使用人。
クロエとは幼い頃からの付き合いで、信頼を得ています。
その絆の深さゆえにデミアンから妬まれ、嫉妬の対象になってしまいました。
クロエのことが好きですが、立場上、それを口にすることはありません。
ヨハネス
スワントン王国第一王子で、デミアンの従兄弟。
デミアンに追い出され王の座を追われてしまいました。
プリシラ公爵夫人
デミアンの母親。
先代の国王の長女で、先代公爵夫人です。
クロエのことが気に入らずに、なにかと邪魔をしてきます。
イザベラ侯爵夫人
デミアンの愛人?
イザベラ侯爵夫人によってクロエは翻弄させられることになります。
まとめ
今回は「その品格に反抗を結末ネタバレ!10話や小説の最終回をご紹介」をお送りしてきましたが、どうでしたか?
デミアンが初めからクロエのことが大好きで、大好きだからこそ意地悪でしていたことが分かりました。
本当に小学生みたい(笑)
そして最終的にデミアンとクロエには双子の子供が産まれるという最高のハッピーエンドを迎えます。
2人の駆け引きが面白く、絵がとても綺麗な作品ですので、読んでない方は是非。
「その品格に反抗を結末ネタバレ!10話や小説の最終回をご紹介」でした。