この記事では、「略奪された花嫁ネタバレ最終回結末!原作小説のラストでルシナは子供を出産する?」をご紹介していきます!
略奪された花嫁は、幼少期から虐げられる生活を送っていたヒロイン・ルシナがタヤール族の王に連れ去られ、恋に落ちていくという壮大なラブストーリー。
ルシナを待ち受ける様々な困難と多くの謎に、最終回がどんな結末を迎えるのか気になった方も多いと思います。
そこで今回は、
- ルシナはハカンの子供を出産できるのか
- ルシナの出生や能力の秘密
- ガーレットの最後
- マリサの最後
といったストーリーの重要な要素を解説しながら、原作小説のラスト&漫画と小説の違いについてお送りしていきます。
【略奪された花嫁】のあらすじネタバレ!
まずは、本作がどんなお話なのかおさらいしましょう。
舞台はブリオン王国。
主人公のルシナはベルーク男爵の私生児として産まれたことにより、虐げられる日々を送っていました。
彼女には不思議な治癒力があり、暴力を振るわれるたびに自分で直して暮らしています。
それでも生傷の絶えない毎日に耐えかねた彼女は、9歳のある夜、城を抜け出しました。
遠くへ逃げようと森の中を走っている途中で、怪我をして倒れているドラゴンを見つけます。
警戒するドラゴンに近づき、治療を施すルシナですが、体力を使い果たして気を失ってしまいます。
それから10年の歳月が流れ、彼女は美しい娘へと成長しました。
ドラゴンを治療した後、なぜか城へ戻っていた彼女は結局元通りの暮らしを送っていたわけです。
19歳になる年、ブリオン国王に求められて婚姻を結ぶことになったルシナ。
国王の好みに合わせて美しい銀髪を金髪に染めて準備を進めていました。
いざ出立となったその時、城がタヤール王国の国王率いるドラゴン達に襲撃されます。
ルシナの親族が婚姻の持参金目当てにタヤール族の墓を荒らしたため、その報復だというわけです。
ルシナはタヤール国王・ハカンに、ベルーク一族もろとも死ぬか、ハカンと婚姻を結ぶかの選択を迫られます。
ルシナは迷った末、花嫁となることを選び、タヤール王国に嫁入りすることになりました。
【略奪された花嫁】の漫画・小説は完結してる?何話まであるかもご紹介!
略奪された花嫁の日本版漫画は2023年7月からLINEマンガで連載がスタートし、現在もまだ完結していません。
原作は韓国の小説となっており、こちらは全170話までで2023年の4月に完結を迎えております。
小説は韓国のサイトNAVERで読むことが可能です。
そのため、日本で有名な小説投稿サイト「小説家になろう」では読むことができません。
また、韓国版の漫画に関しては、日本版と同様に現在も配信中で、完結を迎えていない状況になっています。
物語を先どりしたい方は翻訳アプリを活用して、韓国の原作小説を読んでみてはどうでしょうか!
【略奪された花嫁】ネタバレ最終回結末!原作小説のラストでルシナは子供を出産する?
開始早々不穏な空気が漂う本作。
ルシナと一緒に不安な気持ちで読み進めているファンの方も多いと思います。
ここからは、ストーリーの中でも特に気になるポイントを解説しながら、最終回結末をネタバレしちゃいますね!
漫画版と小説版で大きく展開が異なる部分もあるため、両方の内容を解説していきます。
タヤールの王族にとって「妊娠」は義務であり、重大な意味を持ちます。
妊娠したルシナを巡って様々な思惑が交錯し、トラブルに発展していくストーリー展開がポイントです。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末①:ルシナとハカンの恋はハッピーエンドを迎える?
二人は信頼関係を築き、相思相愛になります。
ブリオン王国では、タヤール族は「主に鳥類を狩る野蛮人」と教わります。
そのため、ルシナはタヤールへ連れていかれることに不安と恐怖を覚えていました。
しかし、ハカンはそんな彼女の立場を慮り、紳士的に接します。
また、ルシナは幼い頃から暴力を振るわれ、自由な発言が許されない環境で育ったため、話すことが苦手でした。
しかし、ハカンは彼女の話に耳を傾け、落ち着いて話せるよう常に配慮してくれました。
ルシナはハカンの優しさに触れ、少しずつ彼に惹かれていくことに。
42話では、ハカンが10年前に大きな傷を負った際、治療してくてた少女がルシナであったことを知ります。
その後、ルシナは誘拐されたり、悪女が策略を仕掛けてきたり、不妊になったりと多くの困難に見舞われますが、最終的に2人は結ばれ、ハッピーエンドで幕を閉じます。
漫画では、二人が様々な試練を乗り越えて信頼を深めていく様子を丁寧に描いていますね。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末②:ギライの最後はどうなる?
ルシナに救われたギライは心強い味方になります。
気が強く冷酷な姉に支配されていたギライ。
ハカンに黒魔術をかけた罪が明るみになったことがきっかけで姉が階級を剥奪され、支配から逃れることができました。
ギライ自身も労役刑に処されますが、ルシナの進言でアダーが黒魔術から抜け出せるよう助力することになります。
また、ルシナがアダーから引き継いだ「ドラゴン族の胎児が母体に与える影響」に関する研究も手伝うことになりました。
研究の一環で、本当にルシナはベルーク家の血筋なのか、と疑いを持ったのもギライです。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末③:兄嫁ガーレットの最後はどうなる?
小説版ではこれまでの悪事の報いを受け、ガーレットは刑罰によって毒殺されます。
ルシナが王妃の座に就いて欲しくないガーレットはルシナの侍女・ティティをゆすり、彼女の食事に毒を盛ります。
その結果、ルシナは毒の作用で、流産したばかりか不妊になってしまいました。
その後、ハカンが次期王妃にガーレットを指名したことで王妃の座に返り咲きに成功。
しかし、これはガーレットの策略を察知したハカンの罠だったということです。
ギライに黒魔術を使わせていた時から、彼女の悪事は疑われていました。
全ての悪事が明るみになり、ハカンの命令によって厳罰に処されることになります。
そして、最後には強制的に毒薬を飲まされて殺されてしまいました。
毒によってルシナを引きずり降ろそうとしたガーレットが、毒によって最期を迎えるとはなんとも皮肉な展開です。
タヤールの妻になる覚悟を持っていないと、ルシナに意地悪を言ったり、宴の衣装に喪服を渡したり、黒魔術師を使ってルシナの邪魔をするといった卑劣な行為を行ってきた結果がこの結果を生んでしまったんですね。
ガーレットの最後について漫画版と小説版の違い
漫画版では50話で、ガーレットはハカンに死刑を命じれれるものの、ギライと周辺人の嘆願を受け入れ、烙印を刻んだ後、監獄へ幽閉される形となりました。
また、ルシナを流産させる展開は丸ごとカットされ、その役割を担うのは、マリサとなっています。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末④:仮面の騎士の女性の正体は?
仮面の女性の正体は、かつてハカンの兄を殺害したマリサという人物でした。
マリサはハカンの兄・ライカンを黒い矢で葬った犯人で、事実上、本編のラスボスとなるキャラです。
LINEマンガ42話に登場した際、ハカンに対し、10年前にライカンを殺した事実を伝えると、腹に弓を刺して大けがを負わせました。
マリサはドラゴンスレイヤーであり、シフターという魔物でもあります。
彼女の目的はタヤールを征服するすることであり、ルシナの神聖力やドラゴン族の地を狙っていました。
また、見た目は絶世の美女で、ルシナとそっくりの瞳を持っています。 この謎についてはこの後の見出しでも具体的に解説していきます。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑤:シフターの正体とは?
シフターとは外見を自由自在に操れる怪物のことです。
ドラゴンスレイヤーのトップはシフターであるマリサであり、スレイヤーの大半がシフターとなっています。
シフターの擬態(外見を操る能力)は一時的で、クロノスリの粉を使用すれば、粉の触れた場所の擬態を解く事が可能です。
しかし、中には擬態した状態を永久的に保てる者も存在しています。
人間を殺害した後に心臓を食べることで、永久的な擬態が可能に。
しかも、そうやって姿を変えた後も、シフターたちは自由自在に容姿を操ることができ、髪色や肌の色を変えたりする厄介な魔物です。
弱点は神聖力で、タヤールよりも大神殿の方が安全な場所となっています。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑥:ルシナの本当の両親は?
ルシナはベルーク男爵の子供ではありませんでした。
ルシナは当初、ベルーク男爵と娼婦の間にできた私生児として登場しています。
男爵邸で虐げられていたのもそれが理由でしたよね。
しかし、実際にはもっと複雑な生い立ちがありました。
ルシナは実母の嘘により父親と引き離された過去があります。
実の父親は、あの80歳とは思えない見た目をしたブリオンの聖皇であるアンドレアでした。
彼は瀕死の怪我をも治癒できるほどの神聖力を持ち、その力故に80歳とは思えない若々しい姿をしています。
はじめて、ルシナにあったにもかかわらず、幼いころの話を聞いたり、彼女のことを心配していたのは父親だったからでした。
母親は、10年前にライカンを殺したドラゴンスレイヤーのトップ・マリサです。
1話でルシナが側女の娘と噂されていたのは男爵家が流した噂でした。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑦:ルシナ出生の真実とは?
かつて、ブリオン王国よりも遥かに栄えた公国があり、そこには月の精霊のように輝く美しい王女・リエルヴァがいました。
アンドレアはその王女と恋に落ちますが、絶世の美女であったリエルヴァには多くの王国から縁談が。
叶わぬ恋と知った2人は夜逃げを決意しますが、リエルヴァの美しさに憧れていたマリサは彼女を殺し、心臓を食べてしまいます。
リエルヴァの死後、心に傷を負ったアンドレアは教会に入り、司祭の道へ。
そして長い年月が経過し、リエルヴァの姿をしたマリサが、神の域に達していたと言われる神聖力を身につけたアンドレアに近づいてきます。
アンドレアはリエルヴァ王女でないとわかりつつも、マリサと結婚。
心臓には魂が宿るといわれており、彼女が食べた心臓には、王女の魂が残されていると彼は考えていたというわけです。
そしてリエルヴァそっくりのルシナが産まれた時、アンドレアは聖なる力を注ぎ込み、ルシナの血管からシフターの血をすべて浄化し、人間性だけを残すことに成功します。
しかし、教義を破り、神の力をむやみに使ったアンドレアはその代償として長い眠りについてしまうことに。
そして、眠りにつく前にルシナをベルーク男爵の元へと託しました。
ルシナの血を浄化した際に神力が流れ込んだため、ルシナは神聖力(治癒能力)を持っていたという事ですね。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑧:ルシナはどうやって不妊を治した?
実父・アンドレアの神聖力によって妊娠できる身体を取り戻しました。
ルシナは小説版ではガーレット、漫画版ではマリサの策略によって不妊の身体になってしまいます。
先代王妃であるガーレットは、再び王妃の座に返り咲こうと機会をうかがっていました。
そこで、ハカンは神聖力を持つアンドレアに助力を求めます。
アンドレアは娘を手放した事をとても後悔していました。
そのため罪滅ぼしの意味も込めて治療を承諾したんですね。
この時、アンドレアは自身の神聖力の8割を使い果たし、80歳の年齢相応の姿に老いてしまいます。
一方で治療は成功し、ルシナは再び妊娠できる身体を取り戻すことができました。
この一件は、離れていた親子の絆を修復する出来事でもありました。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑨:マリサの最後はどうなる?
ブリオン国王を自らの美貌で操り、タヤール征服を目論む本作のラスボス・マリサ。
ベルーク男爵夫人の殺害、ルシナが身ごもった赤ちゃんを奪い、神聖力を手にれるなど、作中では数々の暗躍を繰り返していきます。
最後は、神性力が完全に発現したルシナとハカンの手によって倒されます。
略奪された花嫁ネタバレ最終回結末⑩:ルシナはハカンの子供を出産する?
ルシナはハカンの間には6人の子供が生まれます。
アンドレアのおかげで不妊が治ったルシナは最終的には6人の子供を産み、偉大な国母として王国の繁栄に貢献することになります。
子供たちの名前は以下の通り。
- マタ
- ハウル
- リエルヴァ→唯一の女の子でハカンのお気に入り。絶大な神聖力を持つ。
- ルアル→神聖力持ち。
- アルバロ→ドラゴン族の血を受け継ぐ
- ズラタン→ドラゴン族の血を受け継ぐ
このうち、ルアル、アルバロ、ズラタンの3名は三つ子で生まれています。
【略奪された花嫁】を読んだ人の感想・レビューは?
イラストがとても綺麗で、最初の一コマで主人公見惚れた。
色白銀髪の儚げ美人×褐色の無骨イケメンの組み合わせはヨダレもんw
みんなの好みをしっかり理解している。
子供の頃も可愛いから、もう少し幼少期を描いて欲しかった。
ハカンとルシナは前半から両想いとなっていくけど、ガーレットやマリサの横槍が入って、2人が何度も悲しい思いをするのが辛い。
2人の葛藤や愛の描写がすごく細かく描かれている魅力的な作品で、ストーリー的にも先の展開が気になるからハマった!
ドラゴン族やタヤールの世界観が壮大で抜群に良い。
登場人物も魅力的なキャラがたくさん。
度重なる試練を乗り越えて、2人が成長していく姿に感動しました。
まとめ
この記事では、「略奪された花嫁ネタバレ最終回結末!原作小説のラストでルシナは子供を出産する?」と題してお送りしました。
いきなり主人公が略奪されるという衝撃的な展開から始まる本作。
次々降りかかる災難にハラハラドキドキさせられちゃいますよね。
しかし、弱気だったルシナがハカンのために健気に頑張る姿は応援したくなります。
最後はルシナ&ハカンが結ばれ、子供が生まれるという最高のハッピーエンドを迎えるためご安心を。
小説版は完結していますが、漫画版はまだまだ連載が続きますので、更新が楽しみです。
以上、「略奪された花嫁ネタバレ最終回結末!原作小説のラストでルシナは子供を出産する?」でした!