「オークの樹の下」はめちゃコミックで連載されています。
原作の小説は完結していますが、漫画は連載中のこの作品。
結末はどうなるのか気になる方も居ることでしょう。
そこで今回は最終回の内容を外伝も含めてネタバレしちゃいます!
さらに皆さんも気になっているであろう、リフタンの正体についてもご紹介しますね♪
- オークの樹の下の最終回までのあらすじ
- 結末のネタバレ
- 小説外伝で明かされるリフタンの正体
単話で読んでいると途切れてしまうのがストレスだったり縦読みが苦手な人は単行本を待っていた人も多いのではないでしょうか?
表紙が素敵なので全巻揃えようかなと僕は思っています!
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オークの樹の下の漫画ネタバレ全話あらすじ
主人公のマクシミリアンはクロイソ公爵家の長女で、吃音(きつおん)を持っていました。
父親からは吃音によって言葉が上手く出てこないことを叱咤される日々。
さらに妹とも比較されて、ひどい暴力を受けていたのです。
そのようなことが原因で、「自分は愛されるべき人間ではない」と自信を持てずにいたのでした…。
1話〜10話ネタバレ
吃音を持つクロイソ公爵の娘マクシミリアンと、下級騎士リフタンは結婚をしたにも関わらず恐怖の初夜を終え、朝目を覚ますとリフタンの姿はありませんでした。
愛想もないきれいでもない自分は1日にして捨てられたのだと思っていたマクシミリアン。
実家では父親からの罵声を浴びせられる毎日で、吃音もあるせいで自分に全く自信を持てません。
しかし、初夜から3年経ったある日、難しい討伐を終え、名誉とともにリフタンが帰還したんです。
自分の領地に帰る前に妻のマクシミリアンを迎えに来て、一緒に帰ろうと言ってくれる彼の存在に彼女は戸惑うばかりです。
自分は捨てられたんではないのか、自分を愛してくれる人なんていないんではないかと思っている彼女に、リフタンは惜しみない愛情を注いでくれるんです。
「大丈夫」「ごめんなさい」が口癖のようになっている彼女の心が少しずつ和らいでいきます。
帰還の道中も、あらゆる魔物が襲ってきますが、一刀両断していく彼の姿についみとれてしまうマクシー。
夫婦なのだからと営みも積極的で、愛されているかもしれない…とすこしずつ思えてきます。
遠征から久しぶりに領地に戻ってきた団長リフタンはまさにマクシーにデレデレです。
団員たちも魔物と戦っている姿と180度違っていすぎて戸惑っていました。
ただ、ここまで素敵すぎる男性が自分だけのものになるなんていっこうに信じられない彼女は、幸せを感じては落ち込んでしまうという複雑な気持ちを戦っていたんです。
ちょっとしたベッドシーンは本当に素敵です!
11話〜20話ネタバレ
晩餐では団長リフタンの武勇伝で話が持ちきりの団員たち。
しかし、彼は自分の能力を鼻にかけることは一切ありません。
彼が有するソードオーラは相手の魔力を吸収できる特殊な属性があり、そのおかげでしかないととても謙遜な態度です。
団員たちが和気あいあい話しながら食事をしている様子を見たマクシーは自分の家だったクロイソ城とは違う雰囲気を持つこの空間がとても気に入りました。
彼に毎日のように愛され、お互いの絆を深めていくことができた期間はあっという間で、リフタンに次の遠征が決まってしまいました。
ルーベン王の凱旋式に出席するために王都にいかなければいけなくなったんです。
というより、もともと帰還せずに王都に行く予定すらあったのに、マクシーとの時間を取りたくて彼が計画をヘンコしていたようでした。
自分のせいだと落ち込んでしまったマクシーですが…
離れたくないという気持ちを恥ずかしげもなく表してくれるリフタンに、3年前とは違って「いってらっしゃい」ということが出来ました。
それに対して「すぐ帰ってくる」と言ってくれた様子を見て、城内に住む使用人たちは彼の様子の変化を見て取りました。
もともと枯れ果ては町だったアナトールを全力で再建してくれたリフタンは、いつも黙って旅立っていたんです。
しかし、今回初めて「帰って来る」と言って出かけていきました。
アナトールという街が、自分の街だと思ってくれた証拠だと思うと、みなマクシーの存在に感謝してくれたんです。
マクシーは使用人たちともうまくやれていましたが、生まれ育った環境のせいでトラウマを抱えています。
捨てられるかもしれない…という恐怖がいつも付きまとうんです。
遠征に旅立った夫を見送った後、マクシーは城の再建にとりかかることにしました。
殺風景だった城内の内装を改装するんです。
城の中のことはマクシーに一任されていたので、今まで不安な気持ちに負けて何も出来ずにいた自分を奮い立たせて取り組んでみることにしました。
魔法使いのルースに帳簿の付け方から教わることにします。
お金のことなんて誰にも教わって来なかったため、きちんと計算して予算を組むことはとても大変でした。
しかし、リフタンのそばにずっといたい、幻滅されたくないの一心で勉強し、改装工事に積極的に取り組んでいきました。
21話〜30話ネタバレ
マクシーは夫の武勇伝を調子良く話してしまい、若い兵士たちが楽しそうに聞いてくれます。
少しずついろんなことに慣れてきた頃、城内の改装が終わり使用人たちもすっかり生まれ変わった様子にテンションも上がっていました。
まもなくリフタンたちが帰って来る連絡も来てうれしそうです。
そんな中、リバドンの貴族を名乗る騎士たちが城の周りを取り囲むなんていう事態が生じました。
通行手形を落としたと主張していて、騒ぎ出しています。
アナトールの領主リフタンが留守なのでマクシーは全面に出て頑張ろうと、手形を取り直さないと入城できないさせることはできないと伝えます。
門前払いを食らわせるなら数百人を連れて来てやると脅しまでかけてきたので大ピンチです。
一触即発の事態に発展しちゃったんですが、もうピンチというタイミングでリフタンたちの騎士団が帰ってきてくれたんです!
騎士団が現れた瞬間にみんながホッとした顔をしたのが印象的でした
リフタンのおかげで事なきを得て、やっと帰ってこれたことで夫婦の愛が止まりません。
一方でマクシーと騎士団の団員との溝はなかなか埋まりません。
というのも、マクシーの父親が無理やり騎士団をレッドドラゴンの討伐に行かせたからです。
でも今は領主の妻としてしっかり役目を果たしたいと強く願ってます。
その気持ちがみなに伝わると良いですね
31話〜40話ネタバレ
冬に備える領地の人たちのために、マクシーはルースの手伝いをすることになり、魔道具の図案を書くことに。
ここで、彼女は魔法を使うことの基礎知識を知ることが出来ました。
一般の人でも魔石の力を使えば、魔法式を作動させることができて魔法を使うことができるようです。
それからふたりのイチャイチャな日々が続きます。
ルースとマクシーの仲の良さにちょっとした嫉妬心を見せたこともありましたが、なんたってこの夫婦は相思相愛のラブラブです。
リフタンの許可を得て、ルースの仕事を手伝うことができるようになりました。
冬が終わったら、また遠くへ遠征してしまうのかと不安に思っていた頃、なんとゴブリンの大群が山に住み着いているため、それを討伐しに4,5日出かけることになってしまいます。
騎士団が出立することには命の危険が伴うことを少しずつ理解してきたマクシーは夫のことが心配でたまりません。
初めて行った市場で買ったプレゼントを渡すと、ぶつぶつと行きたくなさそうなことを言い続けるリフタンの姿が愛おしいです。
必ず帰って来ると言い残してリフタンら騎士団はゴブリンの討伐に出かけていきました。
それから2日後、リフタンのいない間に大変なことが起きます。
なんと城が魔物に襲われてしまったんです。
大勢の負傷者が出てしまい、ルースと一緒にマクシーも現場に駆けつけました。
騒然とした中ですが、毅然として眼の前のことに取り組む彼女の成長をみることができます。
ルースの回復魔法をサポートする形で、お湯を沸かしたり、添え木をしたり、冷やしたり、騎士たちに声をかけたりと必死です。
カロンという名の騎士は、領主の奥さんがこんなことをしていることにかなる批判的な態度をとっていましたが、必死に負傷した騎士のために働く彼女を見て、和解することができました。
41話〜50話ネタバレ
なんとかルースの手伝いはしてきたものの、自分の不甲斐なさを痛感したマクシー。
ルースの進めで魔法を学ぶことになりました。
魔力が使えれば、ルースの負担は軽くなりますし、領民のこともそして何より大切なリフタンの事を守れるかもしれません。
夫の役に立ちたい、離れたくないという思いが彼女を強く動かし、ハードな魔法の勉強に取り組み始めました。
学ばなければならないことは鬼のようにあり、基礎の基礎すら理解に苦しむ彼女にとっても勉強はかなりハードです。
ルースも厳しく、時には優しく教えてくれているので、ここで引き下がるわけには行きません。
頑張って勉強しているうちに、待ちに待った騎士団の帰還です。
リフタンは騎士たちが目の前にいるにも関わらず、関係なくマクシーと濃厚なキスを交わします。
全員目のやり場に困っていました。
それからというもの溶けるようなベッドでのシーンも見どころです。
討伐から戻った騎士団のみんなとの宴の席では、マクシーが酒飲みということがバレてしまいました。
若い騎士見習いのユーリとお互い煽りながら泥酔するまで酒を飲んでしまいました。
大騒ぎになっているところに登場したリフタンの顔のこわいこと(笑)
2度と野郎たちの前で泥酔した姿などは見せないようにと流石に叱られてしまいました。
馬にも子猫にも嫉妬してしまうような夫ですから、そんな妻の無防備な姿がさらされるのを許せるわけがありませんよね。
でも、城に来たばかりのときの雰囲気のことを考えると、マクシーの人柄によって徐々に関係が良くなっているのを感じて嬉しくなります。
魔法の勉強をしているとルースに対する嫉妬もかなり強いです。
でも、リフタンがいじけたような質問をして彼女を困らせると、彼女は必死になっていかに自分が夫のことを大好きに思っているかを話します。
真っ赤な顔して、照れながら「大好き」を伝えてくれる妻を目の前に、理性を抑えることができなくなるリフタン。
二人のめろめろタイムがどんどん増えていっていますね。
51話〜60話ネタバレ
夫婦仲がいいのは何よりですが、見ているとだんだん彼女に対してのリフタンの行動が過保護なのでは?思う方も増えてくる頃…。
ルースと魔法の練習をしているとすぐに機嫌を損ねてしまいますし、自分のものだけにしたいといいう気持ちが逆にマクシーの不安を煽っているような感じになっています。
もちろん、厳しいことを言っては彼女の悲しげな顔にキュンとして、また抱く…なんてことが繰り返し行われていますが(笑)
ほんの少しずつですが、マクシーの魔法の練習も板についてきました。
少し回復魔法の実践をしてみようと、騎士に対して傷の手当をすることを申し出たマクシーとルース。
リカイドという名の騎士の傷を治そうとしたんですが、彼はマクシーのことをあまりよく思っていないようで、実験台になるのはお断りだと冷たく突っぱねました。
吃音の彼女に対して、そんなんでまともに呪文をとなえられるんですか?と軽蔑な一言もぶつけます。
それに気づいてたリフタンのキレようは想像の通りですが、だんだんとその極端な団長の行動に団員達も戸惑っているようにも見えます。
奥さんがゼッタイすぎて、所構わず優先するのはある意味公私混同している感じで団員たちも戸惑いますよね。
リカイドと揉めている夫を見て、彼女は自分を責めてしまいました。
自分がリフタンにふさわしい女じゃないから、こういうことになっているんだと思ってしまったんです。
しかも、そのすぐ後に団員たち特にリカイドはアグネス王女に忠誠を誓った騎士で、リフタンがアグネス王女との結婚を断ったことでみな戸惑いや怒りを覚えているということが分かってしまいます。
ルースの話によると、もともと二人の相性は抜群で、周りもその二人が結婚するもんだと思っていたようです。
それなのに、リフタンはその結婚の話があったにも関わらずそれを断ってまで、マクシーと結婚したんですから、まわりも混乱したでしょうね。
団員たちがマクシーをどうも受け入れられない理由はそこにあったんですね。
少し上向きになってた彼女の気持ちも振り出しに戻るくらい落ち込んでしまいました。
やはり幼少期の虐待されてたような環境は、いまの彼女にも大きな心の傷を残しています。
しかも、そのことをまだ誰にも話せていませんからね…。
少しすれ違いつつある夫婦の関係が見え隠れし始めました。
お互いを大切に思っている気持ちは十分に持っているんですからもう少しゆっくり話して関係を修復しほしいと思いますね。
61話〜70話ネタバレ
ルースの提案で吃音を治す努力も始めたマクシー。
ただ、恥ずかしくてその事を夫に話すことは出来ません。
とっさに読んでいた書物を隠す仕草をしてしまったため、リフタンを怒らせることになってしまいました。
ここんとこ、何かと怒られていたり、気持ちがすれ違っている様子が続いています。
すれ違いの気持ちを煽るかのように、アナトールに来賓が20名ほど来るからもてなして欲しいと言われたマクシー。
なんとその中にはアグネス王女も含まれているというんです。
一気に気がきではなくなってしまった彼女は、なんとか平常心を保ちつつもリフタンの気持ちが分からず戸惑います。
王女をお迎えするときには、美しく着飾りマクシーも負けてはいませんでしたが、やはりアグネス王女の気品や放つオーラはひときわ目立つものでした。
過度な装飾品を使っているわけではないのにどこかきらびやかな雰囲気が漂い、マクシーはますます自信をなくしてしまいます。
アグネス王女はリフタンとの思い出話を聞かせてきたり、ちょこちょこマウントを取ってくる発言をしてきますし、騎士団のみんなとも親しげに食事をしているもんですからなおさらです。
リフタンがアグネス王女に優しく接するわけではないのが、せめてもの救いですが、内心どう思っているかは分からないので、マクシーの不安な気持ちは消えません。
しかも王女はかなりタフで積極的なので、マクシーが1人取り残されてしまうような場面も多くありました。
でも、今回は少しだけその気持ちをリフタンに伝えることができたんです。
リフタンにとってマクシーは唯一の家族という特別な存在。
生まれてくる子どもは彼女に似た赤髪の子が良いと言ってもらえました。
少し、気持ちが落ち着いて、関係も改善されていくことを願っています。
しかし、アグネス王女は明らかに妻の座を狙っている様子。
これからそんな攻撃をマクシーにしかけてくるかと思うと気が気じゃありませんね。
リフタンも過保護にしすぎて、「気にするな」とか「知らなくて良い」と言ってマクシーを守ろうとすることが逆効果になることも多いので、見ているこっちはとてもじれったいです。
71話〜79話ネタバレ
工事現場で大きな事故が起こってしまい、複数のけが人がでてしまいました。
自分もなにかしてしたいと現場に向かったマクシー。
不運にもルースは不在で、魔法を使えるのは彼女しかいません。
回復魔法で怪我を治すのはかなりの魔力を消費するもので、体力が必要です。
それでもなんとかしたいと自分の身体を犠牲にして治療に取り組み、その結果たくさんの人を助けることができました。
しかし、すっかり青ざめて逆に死にそうになってしまった彼女を魔物が襲い…
間一髪でリフタンとアグネス王女が助けてくれたんですが、リフタンからかなりの大目玉を食らうことになってしまったんです。
少しのねぎらいの言葉もなく、事故現場に来たことそのものを怒り、キレ散らかす夫を見て、かなり不服に感じました。
ちょっと、いやかなり彼女の功績は大きかったんですが、リフタンからすると疲労困憊でぐったりとしている彼女をみるだけで、心配のあまり怒りを抱いてしまったんでしょう。
でも、マクシーからしたら、何もさせてもらえない不自由さを感じたわけです。
一方で、アグネス王女は魔法を使って頑張ったマクシーのことを褒めてくれました。
一緒に王都で暮らさないかと誘ってもくれたんですが、おそらくリフタンは自分の領地を離れることはないだろうと伝えると、思ったよりあっさりと引き下がります。
代わりに、お祭りに一緒にいくことにしようを言い出しました。
体調が万全でない中、お祭りに行くのはリフタンも反対したんですが、一緒に行くことと何人かの護衛をつけることで許可が出ます。
その祭りの中で仲直りすることもできたので良かったです。
リフタンはこのアナトールの街をもっと発展させてマクシーに贅沢な生活をさせてあげることこそが最重要だと思ってることがわかりました。
彼の中ではマクシーはかなりのお嬢様で、裕福な暮らしをしていたと思ってるので、それにはやく追いつきたいと考えていたんです。
しかし、実際にお嬢様のように暮らせていたのはマクシーの妹だけで、マクシー自身は虐げられ、惨めな生活をしていました。
だからこそ、豪勢な生活や宝飾品ではなく愛情や優しさを欲しています。
早くこの気持ちのすれ違いも埋まると良いです。
王女は夫婦の絆の強さをほんの少しだけやっかみつつも、笑顔で帰っていきました。
タイプの違う王女に会ったマクシーも少しだけ刺激を受けて、今後の領主の妻という立場への学びになったかもしれませんね。
オークの樹の下第一部の最終回結末ネタバレ!
オークの樹の下は韓国の小説が原作の漫画です。
原作では第一部と第二部の二部構成となっています。
今回はそれぞれの結末をネタバレしていきますね!
オークの樹の下第一部最終回ネタバレ①マクシミリアンとリフタンの結婚
彼女の父であるクロイソ公爵が自分勝手な都合で、マクシミリアンを政略結婚させました。
その相手こそが下級騎士のリフタンだったのです。
彼は騎士と言うだけあってとても強そうな外見なうえに無愛想なところもありました。
そんな見た目のため彼女はすっかり怯えてしまい、上手く言葉が発せられませんでした。
そして結婚して早々にリフタンは戦場へ向かってしまい、2人が心を通じ合わせる前に離ればなれになってしまったのです。
オークの樹の下第一部最終回ネタバレ②リフタンが戦場から帰還
結婚してから3年が経った頃、戦地での功績が称えられ、地位と名誉を得て妻の元に帰還しました。
そんななか彼が帰ってきてからマクシミリアンは「リフタンが自分と離婚し、王女と再び結婚するらしい」という噂を耳にします。
吃音があるうえに取り柄も何も無いから自分は嫌うわれてしまうかも…、本当に離婚されてしまうかも…と思い込んでしまいます。
彼女の自分を避けるような態度にリフタンは「地位と名誉を得ただけでは意味が無いのかも…、まだ下級の騎士として見られているかもしれない」とこちらも勘違いしてしまったのでした。
2人ともかなりネガティブ思考なんだね。
その性格のせいでなかなか想いが通じ合わないのがもどかしい!
2人の間には誤解が生じてしまっているのです。
気持ちがすれ違っている2人ですが、リフタンは彼女を連れて自分の領地であるアナトールへ赴きます。
離婚を突きつけられると思っていたマクシミリアンは、思いもよらない彼の行動に疑問を感じました。
アナトールへの道中でリフタンから受けた優しさを彼女は素直に受け取れず戸惑ってしまいます。
しかし徐々にその優しさを受け入れることができるようになり、2人はお互いの気持ちを知っていくことでようやく惹かれ合うのでした。
オークの樹の下第一部最終回ネタバレ③マクシミリアンの気持ちの変化
ようやく幸せな夫婦生活が送れるようになり、リフタンの妻として周りにも認められるようになりました。
そのおかげで初めは自尊心の低かったマクシミリアンの心に、少しずつ変化が見られるようになったのです。
良い方向に変わっていった彼女ですが、何より変わったのは思いやりの心。
「リフタンの役に立ちたい」と彼だけでなく騎士団の役にも立つような、自分に出来ることを探します。
そして傷を癒やす魔法術を魔法使いのルースのもとで学ぶことを決意したのでした。
自分の価値観を良く変えてくれるなんて、愛の力は偉大だね!
魔法を学んでいると、彼女には「マナ」という魔法を使うためのエネルギーを持っていることが分かります。
それはつまりマクシミリアンは、魔法使いになれる素質があるということ。
治癒魔法を使えるようになれば、夫や騎士団の役に立てると確信したのでした。
オークの樹の下第一部最終回ネタバレ④リフタンが再び戦地へ赴く
マクシミリアンとリフタンは、穏やかな毎日を過ごしていましたが、再びリフタンは戦場に向かうことになります。
3年前はただ見送るだけだった彼女ですが、今回は違いました。
夫の力になるために、また騎士団の役に立つために一緒に戦地へ赴くことを決意したのです!
魔法使いの素質があるマクシミリアンは、マナを使って負傷した兵士の治療を行うことになりました。
治癒のためだけでなく、敵を倒すためにマナを使って岩の雪崩を起こしますが、彼女も雪崩に巻き込まれてしまい…。
幸いにも一命は取りとめましたが、実家で療養することに。
しかし実家に戻ったということは、もちろん父とも一緒に過ごすということで、また虐待される日々が始まってしまいました…。
そしてリフタンはついに彼女が父親から虐待を受けているということを知ったのです。
義父とはいえ愛する妻を傷つける者は許さない、とクロイソ公爵に対する裁判を起こしたのでした。
オークの樹の下第一部最終回ネタバレ⑤マクシミリアンの決意
マクシミリアンはリフタンが起こした裁判に勝つことがいかに難しいかを感じていました。
自分のために権力を振りかざし、裁判に勝てるようにすることが目に見えていたからです。
しかし自分のために動いてくれた彼が負ける姿を見たくないと、王女のアグネスに現状を相談します。
王女は「マクシミリアンが魔法使いとして魔法棟に所属すればいい。そうすれば、誰も2人に干渉できないから。」とアドバイスしました。
彼のために魔法棟の魔法使いになることを決めた彼女でしたが、魔法棟に3年こもって過ごすことが所属の条件でした。
リフタンは3年間も離れ離れになる事と、自分のためにそこまでする彼女の意思が理解出来ず、なかなか許可してくれません。
彼女は結局、夫の説得を諦めて反対を押し切る形で魔法棟にこもるのでした。
大事なところで2人の不器用な性格が仇になっちゃった…。
オークの樹の下の第二部最終回結末ネタバレ!
オークの樹の下第二部は、マクシミリアンが魔法棟にこもってから3年後のお話です。
ラストに向けてより話が面白くなってきます!
2人は無事にハッピーエンドを迎えられるのか…。
それでは早速ネタバレを見ていきましょう!
オークの樹の下第二部最終回ネタバレ①2人は3年ぶりに再会する
マクシミリアンは3年間魔法棟にこもり、無事に魔法棟所属の魔法使いになれました。
その話を聞いたリフタンはさっそく彼女に会いに行くことに。
しかしせっかく会いに行ったのに彼女を危険な目に合わせてしまうかもしれないという不安と、3年間離れていたことでどう接していいか分からない彼は素っ気ない態度を取ってしまいます…。
マクシミリアンは、リフタンと以前より信頼しあえる関係性になることを望んでいました。
しかし素っ気ない態度をとる夫がきっかけでケンカが絶えず、なかなか上手くいかないのでした。
リフタン、ちゃんと気持ちを伝えればいいのに…。
マクシミリアンの方が精神的に成長しているように感じるね。
オークの樹の下第二部最終回ネタバレ②2人の関係性
リフタンは妻を争いから遠ざけるべく、魔法棟へ帰るように言いました。
リフタンは「もう妻から離れたくない」という気持ちもありました。
しかしそれよりもまたマクシミリアンが危険な目に合うことの方が耐えられませんでした。
そして自分の気持ちを押し殺して彼女に魔法棟へ帰るよう告げたのです。
彼が自分のことを考えたうえでの発言だとは、知る由もないマクシミリアン。
結局2人の関係は改善することなく、むしろ悪化したまま魔法棟へ帰ってしまったのでした。
本当に自分のした決断は正しかったのか、彼女はどう思っていたのか彼は考え直しました。
その結果、自分としてはどのような状況であっても彼女と一緒にいることが幸せだと気付きます。
今まで自分の胸に抱えていた想いを、素直にマクシミリアンに伝えることにしたのでした。
素直になれて良かった!
オークの樹の下第二部最終回ネタバレ③2人で再びアナトールへ行く
夫からの素直な気持ちを受け取ったマクシミリアン。
ようやく2人のわだかまりは解け、気持ちを通じ合わせられました。
その後、2人はアナトールへ一緒に帰り幸せな結婚生活を送るのでした。
【外伝ネタバレ】オークの樹の下のリフタンの正体
マクシミリアンの夫、リフタンは田舎の村の貧しい家庭で産まれた下級騎士です。
貴族との政略結婚をあっさり受け入れ、さらには結婚した翌日には戦地へ向かい3年もの間妻を放ったらかし…という何を考えているか分からない人物ですよね。
実は彼、幼い頃からマクシミリアンに惹かれていたのです。
リフタンが12歳、マクシミリアンが6歳のころに2人は出会っていました。
ある日リフタンは彼女が魔物に襲われているところを見かけました。
たまたま強くない魔物だったこともあり、幼い彼でも彼女を助けることが出来たのです。
そのことがきっかけで、「自分がマクシミリアンを守るんだ!」と心に誓ったリフタン。
たとえ政略結婚という形でも、自分が好意を寄せる相手と夫婦になれたのは彼にとってはこの上ない幸せな出来事だったといえます。
結婚翌日に戦地へ赴いたのは、きっと彼としては長年想い続けていた女性が妻になったことで、気持ちが満足してしまったのかなと感じました。
3年間も妻を放置するのは、いかがなものかと思いますが…。笑
リフタンの年齢は何歳?
結婚してすぐ遠征に出てしまい、3年後討伐を終えて領地に帰ってきた頃、リフタンの年齢ぬに触れられているシーンがありました。
第9話で使用人の管理監督をしているロドリゴがマクシーを案内していたときのことです。
その時の話でリフタンが10年前は18歳で騎士爵を授けられてたというセリフが出てきました。
つまり、この時点では28歳ということになりますよね!
マクシーと結婚したのは3年前ですから当時は25歳だったことがわかります。
ちなみに、マクシーはリフタンの4つ下です。
28歳と24歳の夫婦だったんですね!
極端に若いわけではありませんが、高校生のようなウブな恋愛をしている様子がみていてとても爽やかです。
リフタンと黒い犬の関係は?
これは外伝で明らかになる話ですが…
幼い働いていたリフタンが、マクシーの実家であるクロイソ公爵邸で彼女を見かけていました。
そのとき、すでに父親から厳しく扱われていたゆえに心許せる唯一の存在が黒い犬だったんです。
自分の心の傷を癒やすようにその犬と戯れる様子を何度も見ているうちにマクシーのことが好きになっていきました。
いわば愛のキューピットだったんですね!
黒い犬が繰り返し襲ってくるシーンが漫画でも出てきますが、なぜそのように描写されているかはまだ分かっていません。
漫画オリジナルの黒い犬もいるかもしれません。
正体が分かり次第追記させていただきますね!
オークの樹の下ネタバレ最終回結末!外伝やリフタンの正体もご紹介!まとめ
- 紆余曲折ありながらもマクシミリアンとリフタンは最終回でハッピーエンドを迎える
- リフタンの正体は小さな村の貧しい家庭で育ち、下級騎士へと成長した男性だった
- (外伝ネタバレ)リフタンは幼いころに偶然出会ったマクシミリアンにずっと好意を寄せていた
今回はオークの樹の下の最終回の結末ネタバレをお届けしました!
マクシミリアンとリフタン、前半第一部のラストでは関係が崩れかけていました。
しかし第二部ラストでは無事ハッピーエンドを迎えられました♪
また外伝で描かれているリフタンの正体についてもご紹介しました。
貴族の政略結婚に利用された無愛想な下級騎士ではなく、昔からマクシミリアンを好いていたとても一途な男性でしたね。
政略結婚という形で夫婦になったのは偶然ですが、最終的には彼の想いが通じて安心しました。
漫画はめちゃコミックにて連載中ですので、ぜひぜひ読んでみてくださいね!