今回は『夏目アラタの結婚ネタバレ6巻!3回目の公判の行方は?』についてお送りさせていただきます。
殺人妻真珠のお母さんは誰なのでしょう?
緊迫した控訴審で、真珠は3人を殺したのは三島だと証言。
しかし、彼女が親だと言う三島とは血の繋がってないことが明らかになり、法廷で次第に追い詰められていきます。
事件の鍵は「母親」だと直感したアラタは、すでに亡くなった彼女の母・環の心の奥に隠された真実を探ろうとしますが・・・
ではさっそく、夏目アラタの結婚の6巻のネタバレ、考察、感想をどうぞ!
【夏目アラタの結婚】ここまでのあらすじ
第2回審理が始まる前、法廷は真珠の登場にざわめき、審理終了後、2人は久しぶりに面会します。
その後、被害者の遺族と接触し、山下の首の手がかりを探し始めました。
彼の無意識の一言に反応した真珠は、まだ見つかっていない遺体の一部を埋めた場所について語り始めますが、それが本当に被害者の首なのか疑念を抱きます。
裁判所を後にしたあと、宮前と会う約束をし、居酒屋で彼と二人きりになります。
妻の真意が読めなくなったアラタは、警察官たちが彼女の指示で住宅の基礎を掘り返し、骨を発見する様子を目撃。
その後、検事である桜井から彼女との関係について質問を受けます。
第3回公判では、彼女が遺族から渡されたというコスプレ姿で現れ、裁判はますます緊迫・・・
公判の行方はどうなっていくのでしょうか?
【夏目アラタの結婚】ネタバレ6巻!
3回目の控訴審が緊張感の中で始まります。
前回の公判で、連続殺人は三島の仕業と証言しましたがが、DNA鑑定の結果、三島正吾とは血の繋がってないことが判明し、可のy徐は追い詰められていくのです。
事件の鍵は母親・品川環だと確信したアラタは、環の過去を探る事にしました。
検察は、親子という前提が崩れたため、真珠の証言をウソと判断するが、宮前はそれを否定。
環は若い頃から苦労を重ね、娘のために犠牲を払ってきたが、その行動には謎が多いのです。
夫婦生活に幻滅を感じつつも、藤田から「夫婦は幻想で成り立つ」と諭され、真珠との関係に悩みます。
休憩後に再開された法廷で、宮前は彼女の部屋には三島正吾の血痕があり、それが今まで身元が分からなかったものだったと主張。
彼が彼女に執着し住居に出入りする関係があった事を裏付けると言います。
しかし、検察側はそれこそ彼女による殺人の証拠になるではないかと反論。
宮前は、これまでの一連の殺人と三島の殺害の方法が異なるため、双方の事件の犯したのが彼女だと断定はできないのではないかと語りました。
裁判長としては、三島と彼女がの親子関係にはない事は分かりましたが、母親は本当に品川環なのかという論題を持ってきます。
一審時の彼女のプロフィールと現在の彼女の印象が一致してない事に違和感を覚え、三島の「俺の真珠を出せ」という言葉が実の娘を返せという意味だったのではと疑問を投げかけます。
彼女はもし自分が本物の品川真珠でなければ裁判が無効になるんではと発しますが、裁判長は「あなた」が犯行現場で逮捕されたため裁判が無効にはなる事はないと断言します。
その後、彼女は絞首刑について質問し、卓斗に向かって「お前の親父を殺したのは、ボクだ」と爆弾発言をしたんです。
アラタは彼女が自白してしまうことを懸念しますが、藤田は不規則発言は記録されないため証拠にはならないんだと説明してくれます。
宮前は、彼女があまりの喪失感や虚無の感情に襲われて、乱暴に語ったのではと問いますが、彼女は「今がとても幸せだ」と答えます。
そして「2年経ったからもう終わり」と意味深な発言をし、死刑を望むと裁判長に告げた後、突然アラタに駆け寄り涙を流しながら彼に触れます。
真珠の暴走により、3回目の公判は閉廷となりました。アラタは、彼女のふわふわな感触の頬を思い起こしつつ、夜に実母の綾子を呼び出し相談。
これまでの裁判の経緯を説明し、真珠のお母さんについて「母の立場」から意見を求めます。
綾子は、環は娘を隠すために繰り返し家を転々とし、男性を家に連れ込まなかったのではないかと指摘。
また、息子に「彼女に踊らされてはいないか」と注意を促します。
裁判長は、真珠の言う事ひとつひとつが何らかの手がかりになるのでは?彼女が第三者に秘密を暴かせようとしてるんではないかと推測するのです。
アラタは再び東京地方検察庁に呼び出されました。
今回は個人的に忠告があるようで。
桜井は、第三者から見ると真珠の導く結論に誘導されているように見えると指摘し、その結論は真珠に有利なものになる可能性が高いと述べました。
桜井は知らず知らずのうちに事後従犯として利用されていると警告し、手を引くよう勧めましたが、彼は背中を刺される覚悟があると答えます。
彼女は面会中に家族の話を提案し、墓には真珠のマークを彫ってほしいと願い出ました。
その言葉に彼は、彼女のお母さんの故郷に何かを探すべきだと考え始めるのです。
彼女の言葉から、実家の裏山に「何か」を埋めたと察します。
それが未発見の「首」ではないなと思ったのは、もしそうならもっと直接的に伝えてくるはずだからです。
彼は石川県七尾市にある彼女のお母さんの実家に向かい、彼女の言葉を頼りに「何か」を探しました。
掘り進めると、土の中にスーツケースが埋まっていました。
彼女が見つけて欲しかったものを思いながらスーツケースを開けたアラタは、驚きのあまりその場に尻もちをついてしまいました。
【夏目アラタの結婚】ネタバレ6巻の感想・考察
かなり公判がしっちゃかめっちゃかになってしまいました。
かなりいろいろ謎めいた事の連続だったので、大きく進展したのにも関わらずなにも解決してないというミステリアスな話ですね。
一連のバラバラ殺人の事件と、三島が殺されていたものに違いがあるのは確かですよね。
三島を殺したが彼女で、それ以外は彼の仕業なのでしょうか?
アラタも妻に振り回されすぎて嫌気が指してしまわないか心配です。
三島の「俺の真珠」という言葉はとても気になります。
俺のじゃない真珠が存在することを意味しているんでしょうか?
彼女のお母さんの実家の裏山に「何か」を埋めたと気付いたアラタは、七尾市へ向かい、その「何か」を探し出します。
掘り進めると、土の中からスーツケースが出てきました。
彼女が見つけて欲しかったものとは何か?と考えつつスーツケースを開けた彼は、驚きのあまりその場に尻もちをついてしまいました。
裁判長やアラタのお母さん、桜井検事など、周囲の人々はみんな彼が真珠に操られていると見ていますが、たしかに同感です。
それでも彼女には、人を引き込む不思議な魅力があり、彼女の巧みな心理戦こそが「夏目アラタの結婚」の見どころだと思います。
今回の展開には驚かされましたが、次の巻が楽しみで仕方ありませんね。
彼が見つけたものが「死刑判決を覆せる何か」かもしれませんが、それが真実なのか、それとも真珠の策略なのか・・・あのトランクに何が入っていたのか気になって仕方ありませんね。
これまでの話にもヒントが散りばめられていたので、まだ読み解かれていない要素が隠されているのかもしれません。
真珠のお母さんの心理も複雑で、彼女が待っていたのはお母さんなのか、それとも別の誰かなのか……。
次巻の展開に期待が膨らみますね、続きのネタバレも書いていきたいと思います!
まとめ
今回は『夏目アラタの結婚ネタバレ6巻!3回目の公判の行方は?』と題してお送りさせていただきました。
彼のお母さんが意外にかっこよかったです!
さて、彼が見つけたものはなんなんでしょうか?とんでもない展開で終わってしまいました。
そして1巻から比べて彼の心情の変化にドキドキします。
気になりすぎる次巻!!今度どうなっていくのか、詳しく続きもネタバレさせて頂こうと思います!
以上『夏目アラタの結婚ネタバレ6巻!3回目の公判の行方は?』でした!