今回は『夏目アラタの結婚ネタバレ4巻!真珠の公判2回目の内容は?』についてお送りさせていただきます。
前の話でとうとう真珠と結婚することになったアラタ。
夫としてどのように彼女と関わっていくのか?
謎に包まれた真珠の人となりを調べていくアラタは何を思うのか?
『夏目アラタの結婚ネタバレ4巻!真珠の公判2回目の内容は?』をお楽しみください♪
【夏目アラタの結婚】ここまでのあらすじ
婚姻届を持ってこないアラタに対して婚約不履行を理由に訴えると言ってきた真珠。
アラタに協力していると思われる被害者遺族の周防沙菜や山下卓斗も同時に訴えると。
それは困ると意を決して婚姻届書いて真珠に見せたアラタ。
勝ち誇った顔をするかと思っていたアラタでしたが、彼女は素直に喜んでいました。
とはいえ夫のためになら殺人もやりかねない彼女の雰囲気を見て、一瞬でも殺人犯であることを忘れてしまった自分のことを改めるアラタでした。
控訴審の第1回公判が始まると、そこに現れたのは清楚なワンピースを着た真珠。
傍聴に来ていた人間は一気に『品川ピエロ』の印象が変わります。
彼女は無罪を主張。
獄中結婚を果たした彼女の公判はどう進んでいくのか・・・?
【夏目アラタの結婚】ネタバレ4巻!
真珠の控訴審の法廷画は各局のニュースでも話題になっていました。
真珠の殺人の動機を知るため、アラタは真珠がお世話になっていた児童養護施設(しらなみ園)の担当者(平井)を訪ねます。
施設園長の平井さんがいうには真珠は誰とも打ち解けない子だったようです。
養護施設なのにも関わらず真珠の母親がよく会いにくるものだから他の園児に妬まれていじめられてコンパスで刺されたりしたそう。
アラタは幼少期、いじめる人間もいじめられる人間も見下して過ごしていました。
園長の話を聞いて闘えない子だっているんだよなと気付かされるアラタでした。
アラタは児童相談所にも話を聞きにいきます。
宮前からの幼い頃の真珠の話を聞いて虐待されていたと思っていたアラタですが、担当者に親子で仲良く歌を歌っていた事などを聞かされ、親子関係については想像とギャップがあったようです。
担当者も親子として見守ることにしようかと思うくらいだったんようで…。
前の話で真珠が死刑になってもいいから早く起訴されたがっていた件をお父さんを庇うためだったのではと推測した宮前。
桃ちゃんになら正直に話してくれるのではと事実確認のために宮前は桃山を真珠の面会に送ります。
桃ちゃんのことをすっかり気に入っている彼女は、結婚式には自分の友人として出席してほしいなどと女子らしい話で盛り上がりました。
その勢いでアラタとの結婚式にお父さんは呼ばないのか?と聞いた途端、真珠の表情は一変。
なぜ親父の話になるのかと一気に生気の抜けたような表情になりました。
というのも真珠の父は3人を殺した張本人で真珠に身体の関係を迫るなど彼女にとって害悪でしかなかったからだそうです。
しかし、実の父ですから無下にできず庇って2年間獄中で耐えてきた。
でも「もういいよね」と公判で証言する決意を固める真珠でした。
後日、母親と庇うなら納得できるが、いきなり現れた親父を庇うのは納得できないとアラタは真珠と面会時に言います。
色々素性を調べてきたアラタを気持ち悪く思いつつも、話の流れから真珠は母親と一緒に歌っていた「夕焼け小焼け」を口ずさみますが、急に吐いてしまいます。
彼女は歌うことにトラウマを抱えているようです。
後日、彼女は離婚届と一緒に手紙を送ってきました。
そこには彼女が歌うことへのトラウマを隠そうとして歌おうと思ったら吐いてしまった、自分の抱えている秘密を素直に話したい気持ちと、それを知られてしまうことへの恐怖を抱えていることが綴られていたんです。
彼は迷わず離婚届を破り捨てたのでした。
そんな中、2回目の公判が始まりました。
2回目の公判では制服のような姿で登場した真珠。
証言台にはホームレスの男が立ち、3人目の被害者である山下と男が何か言い争っていたと証言します。
真珠は看護学生だったころ実習先に運ばれてきたホームレスの「三島正吾」が真珠の名札をみて母親の名前は「品川環」かと聞いてきたことと母親である環と三島、そして赤ん坊の頃の真珠3人が写る写真を持っていたことから自分の父だと思ったといいます。
三島は真珠に一緒に住もうと言ってきたり体の関係を迫ってきたと言うのです。
三島を殺そうと病院から毒を盗ったが結局殺すことはできなかったという真珠、いきなりの暴露に裁判は休廷となりました。
裁判長の手元のメモ書きには「演技力」「怪物」の文字が書かれていました。
裁判長は性的虐待は真珠の嘘だと見破っており、演技力が高い真珠に惑わされないよう他の裁判官に忠告します。
再開した裁判で真珠は男たちを殺してバラバラにしたのは三島だと言いました。
平然という真珠にアラタは三島はもう真珠に殺されていると確信しました。
三島が見つかって証言されたら真珠が嘘をついている事がバレてしまいますもんね!
【夏目アラタの結婚】ネタバレ4巻の感想・考察
4巻では真珠の過去が少し明らかになってきました。
母親に虐待されていたかと思われていましたが、実は良好な親子関係だったこと。
学校に行かせない、虫歯があっても歯医者に行かせないなど育児放棄は立派な虐待ではありますが暴力を振るうような母親ではありませんでした。
アラタも育った環境が複雑だったので、真珠のことを調べながらいろんなことを思い出したでしょうね。
彼女にとっては母親との記憶がと良いものだったようですが、彼は歌も歌ってもらったこともない結構な毒親だったんですね。
週刊誌にアラタの存在がばれてしまったんで、真珠から離婚届が届きましたが、なんのためらいもなく彼はそれを破り捨てました。
彼女の心の内の本音が分からないので、漫画を読んでいると振り回されるような気がしますが、それだけ彼女の世界にはまりこんでいるのだと思います。
きっとアラタもそのなんとも言えない彼女の作り出す世界観に引き込まれてしまったのでしょう。
無罪と信じているから親しくしているのでもない、被害者を殺したと確信しているけど憎むことはできない、とても複雑な環境です。
しかし、孤独な彼にとって彼女との接点が救いになっているのかなと感じる場面がたくさんありましたね。
一方で父の存在は真珠にとって思い出したくない人だったことが4巻でわかりましたね。
真珠のことを殺人犯だと恐れつつも彼女のことを理解し始めたアラタの心境の変化も見えた話だったかと思います。
真珠はストーカー被害に遭っていて、3人の男を殺したのは父で自分はそれを発見しただけだから無実。
どこまでが本当でどこまでが嘘なのか?
彼女の事を理解し始めたアラタだからこそ「親父は既にお前(真珠)が殺したんだな」と確信したわけですね。
公判に来ていることを彼女に気づいてほしくてアピールするアラタ。
彼女が公判のたびにいろんな服装で登場することもなにかの伏線になっているのかもしれませんね。
それが本当なのか、続きのネタバレも書いていきたいと思います!
【夏目アラタの結婚】まとめ
『夏目アラタの結婚ネタバレ4巻!真珠の公判2回目の内容は?』を解説させていただきましたがいかがでしたか?
4巻では真珠の人となりが少し明らかになった印象ですね。
彼女の2面性といいますか、何が本当なのかどの彼女が本物なのか分からなくさせる迫力に本当に驚かされます。
多重人格のような感じすらありますよね。
明らかに真珠は殺していると思うアラタと庇っているだけだと真珠を擁護する宮前と桃山が対照的でした。
今度どうなっていくのか、詳しく続きもネタバレさせて頂こうと思います!
以上『夏目アラタの結婚ネタバレ4巻!真珠の公判2回目の内容は?』でした!