「夏目アラタの結婚」を読んでいくと最終回結末のネタバレが気になりますよね!
児童相談所で働く夏目アラタは連続バラバラ殺人の被害者の息子、山下卓斗に呼ばれ家庭訪問するとまだ見つかっていない父親の頭部を見つけ出すため犯人の「品川真珠」に会いに行ってほしいと頼まれます。
アラタは真珠に会うため拘置所に訪れますが、真珠に拒否されそうに。
焦ったアラタは思わず真珠に結婚しようとプロポーズしてしまいます。
殺人を否定し無実を主張しはじめる真珠、では事件の真犯人は誰なのか真珠の父親はどんな人物なのか?
面会室で行われる真珠とアラタの心理戦に最終話までドキドキがとまりません。
今後の展開と最終回(最終話)の結末ネタバレが気になるサスペンス漫画です。
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夏目アラタの結婚ネタバレ最終回結末!真犯人や真珠の父親の正体を解説!
真珠はアラタや宮前達の協力を得て控訴審中の間に拘留所から脱走します。
アラタは真珠と脱走しながら事件の真相を伝えられることに。
事件の真相を知ったことで真珠が本当は周防の事を好きだった事に気付きます。
自分が好きだった男を殺してしまったという事実をショックに感じて欲しくなかったからです。
しかし、アラタの想いも虚しく、いざもうすぐ一緒に死ねるというタイミングで自分が周防ことを愛していたのかもしれないと気付いてしまった真珠。
アラタと一緒に死ぬ価値は自分にはないと思った彼女はブレーキを踏むのですが車は中央分離帯へ激突。
2人とも病院で意識を取り戻しました。
ここから全てが真珠の口から明かされていく事になります。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の正体は?
真珠には実は姉がいました。
姉の名前も真珠。
姉は母親の環に抱きかかえられている所を父親の三島が階段から突き落とされた衝撃で生まれたばかりの幼い頃に亡くなってしまいます。
完全な身代わりなので、年齢も2歳も誤魔化さなければなりません。
妹にとってはかなり過酷な毎日だったことでしょう。
知能指数(IQ)が幼少期に低く算出されたのも当時6歳だった真珠に8歳の知能指数テストをさせたからです。
真珠が中学生の時、母親はクモ膜下出血で亡くなりました。
真珠はなぜ犯行時に太っていた?
彼女は元々スレンダーで痩せやすい体質でした。
しかし現行犯逮捕された時は太っていました。
それはなぜか?
人間の身体を解体する時には体重が必要。
だから太って犯行に及んだという事ですね。
この計画性もなかなかのサイコパスなのではと思います。
真珠はなぜピエロのメイクを犯行時にしていた?
真珠は現行犯逮捕される時、ピエロのメイクをしていたため「品川ピエロ」と異名を付けられることになりました。
真珠自身に戸籍はなく、亡くなった姉の身代わりとして生きているため年齢を偽る必要がありました。
彼女は元々幼く見られがちで年齢に疑問を持たれるのを恐れた。
後の章で詳しく記載していますが三島を殺した真犯人は真珠自身です。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の父親の正体は?
母親のケータイに残された写真に成功ゼミナールに通う宮前が映っていたこと、そして宮前と環は1度だけ身体の関係を持ったことがあるということ。
それらの証拠を踏まえると真珠の父親は弁護士の宮前…ということになりましたが、はっきりと証明されたわけではありません。
当時の環は真珠(姉)の代わりの子が欲しい気持ちで手当たり次第に男性と行為をして妊娠するよう目論んでいました。
宮前はDNA鑑定によって親子関係をはっきりさせることを拒んだので本当の父親は定かではありません。
真珠の正式な生年月日が分かると、宮前が父親である可能性が低くなってしまったのですが、「調べなくても親子なんだから分かる」を貫いたというわけです。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:バラバラ殺人事件の真犯人は?
もともと真珠は自分ではやっていないと話していました。
実際は確かに彼女は無差別に殺人を犯したわけではなく3人の被害者に対しては自殺を助けた形です。
3人の被害者のそれぞれの死にたいという願いを叶え、最終的には自殺幇助の罪に問われることに。
アラタとの自殺未遂の後、病院内で供述している際に「3人は本当に死にたかったのかな」と涙ながらに語るシーンも印象的でした。
ことの経緯ですが、まず母親を病気で失った真珠は自分の事を愛してくれる可能性のある本当の父親を探し始めました。
出会う男性で相当の年齢の人には父親かどうか、聞いて回る事になりますが、身の回りに残っていたのは人生に疲れている3名の男性。
それぞれの被害者がなぜ自殺したいと思ったのか、解説させていただきます。
周防英介をなぜ殺した?理由は?
周防は真珠に毒を注射され殺される事になります。
しかし彼は死ぬことを望んでいました。
夏の暑い日に熱中症で意識が朦朧とする中、もうすぐ死ねると思っていたところを真珠に助けられてしまう彼。
彼が死にたいと思っていた理由は、必要以上に妹の沙奈に執着されていて本気で好きになった女性との婚約が破綻してしまったからでした。
妹は本当の血の繋がりがあるわけではないので問題はないと兄英介との身体の関係も持ってしまいます。
家から独立しようと思ってもそれを阻まれる。
真珠本人は当時気付いていませんが英介に好意を持っており心中も考えていました。
しかし、30代の男性が10代の女性と心中したと報道されると英介の印象が悪くなりかねない。
だから真珠は彼と一緒に死ぬ事を選ばなかったんです。
相沢純也をなぜ殺した?理由は?
相沢純也は塾講師でした。
一時、彼が務める塾がテレビで紹介されると息子が有名人になったと父親が勘違いするようになります。
相沢の父親は純也がお金持ちになったと勘違いしたため、お金をたかられるように。
父親は仕事もやめ、祖父祖母の介護施設料を支払わせたり、高額なテレビを買ってくれと要求してきたり。
お金に困窮した相沢は本来挑戦したかった司法試験を受けることすらできなくなってしまいました。
山下良介をなぜ殺した?理由は?
山下良介は真珠の母親の環を担当していた美容師です。
彼女の本当の父親である可能性が高いと考えた真珠は彼の元へ行き髪を切ってもらいます。
そこから関係が進んでいくのですが、話していく内に彼の本音を聞くことになりました。
実は山下は子供が作れない身体でした。
ずっと息子の卓斗に愛情が持てなかったようですが、それは彼の子供ではなかったからです。
山下はデキ婚でした。
結婚を迫られた時、妻のお腹にいるのは別の男性との子供だったんです。
山下の首の隠し場所は都心の郊外にある河田家の古い墓の中。
このお墓は看護師時代に看取った身寄りのないおばあさんの墓。
誰も墓参りに来る人はいない事を知っていたため山下の首を隠す事にしました。
墓の中に入れた理由は山下が家族とは同じ墓に入りたくないと言っていたから。
愛せない家族と同じ墓に入るくらいなら他人の墓の方が良いだろうと真珠は考えたようです。
三島正吾は殺されてる?
真珠(姉)の実の父親である三島正吾は真珠(妹)によって殺されています。
彼女と三島の接点は看護師時代に搬送されてきた時に名札「品川真珠」を見て環との関係に気付かれてしまったから。
三島からしたら「真珠」は亡くなった子供の名前なので生きていて18歳の女性として成長しているのはおかしいと思ったわけですね。
退院後も三島は彼女に執着するようになります。
三島の遺体はトランクに入れて山中へ埋めることに。
3人の自殺幇助に関しては弔いの気持ちがありつつも三島の殺害に関しては後悔していないと語る彼女でした。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の裁判結果は?
最高裁まで告訴しましたが裁判所は告訴を棄却。
結果、真珠は懲役12年の刑で確定する事になります。
判決が出た後の刑務所での様子は描かれていませんが、アラタのためにも真面目に服役したのだと思います。
模範囚のためか、9年で仮釈放されました。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠とアラタの最後は?
交通事故による2人の自殺未遂後、真珠はアラタに2回目の離婚届を宮前を通して渡します。
退院後、公判前に拘留所へ面会に行くアラタ。
ずっと面会を断れていましたが「プロポーズした本当の理由」を伝えるから1回会って欲しいと面会を申し入れた事で受け入れてもらえることに。
他人のような口調で話す真珠に対して想いを伝えるアラタ。
9年後仮釈放された真珠はアラタと一緒に生活しています。
複雑な子供時代を過ごした2人だからこそ分かり合えるものがあるのだと思います。
命の尊さをちゃんと学べた真珠はこれからもしてきたことを償いながらアラタと支え合いながら生きていくことになるでしょう。
北海道の寒い土地で児童相談所の課長として出世したアラタが寒がりながら帰宅すると「おかえり、風呂沸いてるよ」と笑顔で迎える真珠。
幸せな結婚生活を送っている姿にとても気持ちがほっこりしました。
【夏目アラタの結婚】最終話ネタバレ感想
めちゃめちゃハッピーエンドじゃん!
1番良い終わり方してる!
最初はサイコパスなミステリー、途中から人間ドラマ、最後は心温まるラブストーリー、こんな漫画もあるのか。
ラストシーンのアラタを出迎える真珠の笑顔に心を打たれた方も多いのではないでしょうか?
離婚届を渡されたものの「会いたい」と必死に真珠に面会を申し込みやっと会えた2人。
ガラス越しに再び気持ちが通じ合う最後の面会シーンは必見です!
【夏目アラタの結婚】あらすじネタバレ
主人公である夏目アラタは児童相談所に勤める公務員です。
ある日、担当児童の山下卓斗に呼ばれ職場の先輩である桃山香と家庭訪問しました。
卓斗から父親を殺した品川真珠に会いに行って父親の首の在処を聞き出してきて欲しいと依頼されます。
卓斗の父親は2年前におきた連続バラバラ殺人事件の被害者でした。
犯人の品川真珠はバラバラにした死体をバッグに詰め込んでいる所を現行犯逮捕されており、逮捕時にピエロの扮装をしていたことから「品川ピエロ」と呼ばれていました。
卓斗の父親は3人目の被害者で、2年たった今も首が見つかっておりません。
父親の首を見つけ出したい卓斗は面識のあったアラタの名前を使い真珠に手紙を出していたのです。
アラタは代わりに会いに行くことを了承、そのかわり文通をやめるよう釘をさします。
文通相手が自分じゃないことがバレそうなり焦ったアラタは関係をつなぎ止めるために真珠に結婚しようというのです。
初対面のしかも殺人犯にプロポーズなんてビックリです!
アラタの事前調査では、頭も良くない社会不適合者というイメージでしたが、眼の前にいる真珠は真珠はそんな印象とはかけ離れた頭がキレる女性でした。
真珠に信用してもらうため、アラタは真珠の手紙からお母さんのような安心できる匂いがしたと口説き始めました。
凶悪犯相手に嘘をつくなんてアラタも度胸がありますね(汗
後日、アラタの自宅に真珠の弁護士である宮前光一が訪ねてきました。
真珠からアラタとの結婚話を聞かされた宮前は本当に結婚する気があるのか確認しに来たのです。
2人で繰り返し面会う続けていきましたが、だんだん結婚がリアルになりつつある状況に焦るアラタ。
彼女を変える何か大きな事件や事故があったのではないかと考える宮前はアラタに真珠に聞いてきて欲しいと言いました。
遺族のために真珠に会っているのに無実の証明の協力をしている自分に嫌気が差したアラタは真珠に別れ話を切り出そうとします。
何かを察した真珠は河原に血生臭い何かを埋める夢を見たと言い出しました。
これでアラタが真珠から離れることができなくなりましたね((+_+))
真珠の証言から警察が河原を探したところ1人目の被害者「周防英介」の左腕が見つかりました。
これで卓斗からの期待も高くなったアラタは真珠に別れ話をすることが困難になりました。
桃山に嘆いていると職場に周防の母親と妹の「沙菜」が訪ねてきます。
周防の母親はアラタにお礼を言いに来たのですが妹の沙菜はアラタと真珠が婚約していることを婦警達の会話から知りアラタを責めます。
事情があると口ごもるアラタの背後には所長がおり会話を聞かれていました。
所長はアラタが荒れていたころにお世話になった父親代わりのような人でアラタも頭が上がりません。
卓斗絡みの案件だと気が付いた所長はアラタに担当地域を外し卓斗とも真珠とも会うなといいます。
しかしアラタはプライベートな事であり真珠とも愛し合っている、愛され方がわからず歪に笑う笑顔を愛しいと思う男なんだと宣言します。
思わず出た自分の発言にアラタ自身、真珠の事を本当に愛してしまったのかとびっくりしています。
一方、拘置所の面会室では真珠が宮前に黙秘は今日でお終いにすると伝えました。
真珠は黙秘をやめ事件の真相について話し始めました。
真珠によると最初の殺人事件の1年ほど前から誰かにストーキングされておりある日家に帰ると家の中にバラバラの死体があったと言うのです。
さらに犯人はきっとそのストーカーが自分に近付く男に嫉妬して犯行に及んだと言いますがアラタは納得できません。
本当にその通りだったとしてその場で通報しなかったことも死体の一部を隠したこと、今まで黙秘していたことと理解できないことがたくさんあるからです。
何故真珠が男達を殺害したのか、その動機が知りたいアラタは沙菜に会い周防英介とはどんな人物だったのか話を聞きました。
聞けば聞くほど自分と似ている英介に死刑を受けいれていたはずの真珠が外に出ようとしているのは自分を殺すためのなのではとアラタは考えます。
アラタは真珠との面会で周防との関係について迫りました。
周防を殺した動機がわかれば自分を殺そうとしている可能性もわかると思い質問をしていきますが真珠は嫌悪感をあらわにします。
元カレの存在が気になるという建前で話すアラタに手紙を読んで会いたいと思ったのはアラタだけだった、実際に来たのは手紙の本人ではなかったけどと言う真珠。
言葉を詰まらるアラタに真珠は代筆なしの婚姻届をはやく持ってこい!と言います。
真珠の素顔を引き出したいアラタですが真珠が反応した「赤ちゃん」というキーワードが弱点ならば弱点はつきたくないと桃山に相談します。
そんな桃山に真珠から一通の手紙が届きます。
手紙の内容には「赤ちゃん」について相談したいと書かれており、桃山は真珠に会いに行きました。
「赤ちゃん」 についてはまた今度話したいという真珠ですが、色々話していくなかで桃山の行動を真似していきます。
アラタのタイプである桃山になるねと不気味に笑う真珠ですが巧みな話術で桃山は真珠に心を開いてしまいました。
真珠は計算して自分に同情の気持ちを持たせるのが上手いように思います。
真珠と面会したアラタは幼少期から逮捕時、そして今の真珠どれが本当の姿なのか問いますが、真珠の返答はアラタの好みはどれだと言います。
そんな真珠にアラタは見た目など気にせず堂々としているところが好きだといい、真珠の中の本気で愛せる部分を探そうと思うのです。
真珠と話していく中で本音がもれたアラタに真珠も心を開きはじめます。
一方、宮前は真珠にストーカーがいた事を証明する証人を見つけていました。
真珠は控訴審が始まるまでに婚姻届を出さなければアラタを結婚不履行で訴えると言い出しました。
そして沙菜のこともアラタの共犯者として訴えるというのです。
真珠の被害者遺族である沙菜たちを巻き込むわけにはいかないとアラタは婚姻届を用意し真珠に会いに行きます。
アラタの字で記入された婚姻届をみて真珠は子供のような笑顔を見せました。
勝ち誇ったような顔をするんだろうと思っていたアラタは思わぬ真珠の笑顔に心動かされました。
そしてその日のうちに婚姻届を提出し、品川真珠は夏目真珠になりました。
ついに真珠の控訴審が始まり裁判所にはたくさんの人が真珠を一目見ようと傍聴に来ています。
裁判には死刑囚コレクターの藤田という男もきていました。
彼とアラタは一度拘置所で会ったことがあり、死刑囚をコレクションのように扱う藤田にアラタは嫌悪感を感じていました。
いざ裁判が始まると清楚なワンピースに身を包んだ儚げな真珠が現れます。
裁判長に名前を聞かれると結婚して夏目真珠になったという発言に傍聴席はざわつきます。
死刑囚が獄中結婚したなんてビックリしますよね
真珠にストーカーがいたことなどをあげ、殺人罪については無罪で死体遺棄等の執行猶予を主張する宮前。
1回目の公判が終了しますが、どうなっていくのか展開が気になります!
【夏目アラタの結婚】原作は完結してる?
夏目アラタの結婚はすでに完結しております。
全12巻(106話)出版されており、2024年9月6日に映画も上映される予定です。
まとめ
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回結末!真犯人や真珠の父親の正体を解説について書かせて頂きました!
3人も殺した凶悪犯である真珠、最初は不気味な印象で嫌悪感を抱きましたがアラタに見せるコロコロ変わる表情に惹きつけられた方も多いのではないでしょうか?
ただの公務員であるアラタと凶悪犯の真珠の面会室で行われる心理戦にドキドキハラハラしました。
真珠の本心はどれなのか、どれが演技でどれが本心なのかアラタだけでなく読者も惑わされる面白い漫画でしたね。
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2024年9月には映画上映も決まっておりCMなどをみて気になった方も多いのでなないでしょうか?
真珠の父親の正体や事件の真犯人など、この記事で最終回結末ネタバレを読んだ方でも全てを理解したうえで読み直すのも楽しいと思います!