今回は『夏目アラタの結婚ネタバレ8巻!脱走とはじめてのキス』についてお送りさせていただきます。
前回はアラタが証拠を発見し、真珠には姉がいることが判明しましたね。
真実があきらかになってきて、この先二人はどのようになっていくのでしょうか。
『夏目アラタの結婚ネタバレ8巻!脱走とはじめてのキス』をお楽しみください♪
【夏目アラタの結婚】ここまでのあらすじ
真珠に言われるがままに石川県へ行き、裁判に有利となる証拠を発見しました。
それにより、彼女が母親を憎んでいた理由や、環が何から逃げていたのかが明らかになりました。
彼女は実は「真珠」の妹であり、未成年であることが判明します。
宮前にその事実を伝え、真珠が起訴時に成人とされるのを避けるために急いでいたのも理解します。
彼女との面会で、アラタは心の奥で生きたいと思ってることを感じ、彼女を保護する気持ちが愛だと気づかされます。
彼に「呼んだら来て」と願い、彼は彼女に手を貸さないと告げつつも、その願いに心を揺さぶられるのでした。
【夏目アラタの結婚】ネタバレ8巻!
アラタは、被害者であった周防の家でお線香を供えようと出かけていきました。
帰りに妹の沙菜に会い、兄と彼女には血の繋がりがないと教えてくれたんです。
沙菜が「ブラコン」だと言ったことで、自分に対して積極的に接してきた理由も理解しました。
「あの女は死刑になるんですよね?」と沙菜に念押しされましたが、彼は答えることができませんでした。
沙菜が「子どもがいればいるだけいい」と言うことに対し、彼は「自分はいらない」と返します。
その理由は、子どもへの責任があって死ぬ自由がなくなってしまうからだと言います。
そんな風に考える彼は自分が結局真珠と似た者同士なんですね。
でもいざ彼女が外に出てきたら、夫婦として過ごすわけですし、そうしてるうちに子供ができる可能性もゼロではありません。
彼もこんな仕方で家庭を持つなんて夢にも思っていなかったでしょうし、彼女の判決がどうなるのか不透明な中ではかなりのプレッシャーを感じてることでしょう。
そんな時、何でも話をきいてくれる所長の存在に救われるのでした。
かたや彼女は宮前からアラタがバイクを持っていると聞き、次の公判にはライダースジャケットを着て来るようにとお願いしました。
また、アラタに上告放棄書を提出してくれと宮前に頼みます。
アラタはライダースジャケットを着て法廷に向かいますが、傍聴の抽選に外れてしまいました。
公判では、検察が彼女が20歳を超えてるという証拠を示せず、公訴が棄却されます。
真珠は涙を流しながらに自分が「夏目真珠」でだということを受け入れ、彼が秘密に気づいてくれたことでホッとしたと語ります。
裁判は振り出しに戻り、真珠が18歳未満の可能性があるため、死刑にも実名報道にもならないことが確定。
「夏目真珠」という名前は、もう誰も報道することができなくなります。
夕方、彼は上告放棄書を出し、裁判長に彼女を拘束する法的根拠を問いただします。
裁判長は「ない」と答え、今は彼女を拘束する法的根拠がないことが明らかになります。
再逮捕の令状もまだ出ていないため、彼女は法的に解放される可能性があるものの、その後の彼女の運命や、彼との関係がどうなるかは依然として不透明なままです。
上告放棄書が出されたので、一旦釈放されました。
しかし、警察官に拘置所に移動すると告げられると、彼女は「いやだ」と拒否します。
警察官は手続き上必要だと言われますが、これは任意で強制はできません。
警察官たちは、真珠が動けないように人で壁を作り、触れたら公務執行妨害で逮捕できるよう準備します。
真珠はアラタを呼びますが、現れたのは裁判長でした。
すぐに逮捕状を出すことはできないため、ギリギリの時間に上告放棄書を渡したわけです。
彼女は服を脱ぎ、警察官を戸惑わせる隙に走り出し、夫の名を呼びますが応答はありません。
「ま、いっか」と諦めかけたその時、バイクのエンジン音が響き、救世主のごとく彼が現れました。
彼女に「しっかりつかまれ」と告げてバイクを発進させます。
その後、葛西の砂浜に着いた2人。
彼女は目を閉じるように言い、自らも目を閉じて彼の匂いを嗅ぎ、「煙草じゃない匂いもする」と言いながら彼に口づけをしました。
そのままバイクで藤田のうちに向かった2人ですが、途中で運転してる彼の目隠しをするなど危険な行動を取るのです。
冗談にならない行動に彼女が死にたいと思ってんのかと不安になります。
藤田のうちに到着し、彼が2人の宿泊を快く受け入れますが、彼女は「2人きりがいい」と言い、彼はその状況を避けたいと感じます。
藤田は1人で風呂に入っている彼に聞こえないように、彼女に「夏目さんを殺しちゃダメだよ」と忠告しますが、それに対して「ゴムはないのか」と問いかけます。
ないと答えると、彼女は「1回だけならいいか」とつぶやきます。
【夏目アラタの結婚】ネタバレ8巻の感想・考察
次回、2人はついに一線を越えてしまうのでしょうか?!
気になるところで終わっちゃいましたね。
アラタに上告放棄を申出させたのは彼女の作戦だったんですね。
彼女の知略は本当にすごいですが、宮前の同情がなければ、こんな計画は成功しなかったわけでしょう。
いい奴感が拭えなくてその願いを叶えちゃうというところがなんか切なく感じました。
恵まれない環境で育った女の子の小さな夢を叶えてあげられたら…そんなふうに思ったんでしょうが、その善意ですら利用してくるんじゃないかとどうしても疑ってしまいますね。
未成年かもという可能性がなくならないかぎり、全てがゼロになってしまうのは驚きました。
振り出しに戻ることを彼女自身が望んでたかどうか疑問ですよね。
いろいろと精算して結婚生活を幸せに送りたいっていうのが本音なんじゃないかなぁとつくづく思っていました。
逮捕状が出せない時間を狙っての上告放棄の申し立てによって、彼女は外に出る夢を叶えることができたんですね。
それにしても、法の隙をついて脱走する展開には驚きました。
彼女の計算高さには感心するばかりです。
所長からも忠告されていた通り、彼は拒みつつも流されてしまうタイプ。
強く迫られたら、つい許してしまうかも…と心配になっちゃいます。
バイクに乗って海辺を進み、2人でいい感じになっていく…。
吊り橋効果のようなお互いが引き寄せられていくのを感じますね。
また2人の初めてのキスシーンには思わずドキッとしてしまいました。
圧倒的な画力で描かれるシーンは本当に迫力があります。
もし次巻で濡れ場が描かれたら、どんな風に表現されるのでしょうか。
お互い素直じゃないところがあるんで、裸になってすべてさらけ出して身も心もひとつになれたらいいですね!
「夏目アラタの結婚」は、真珠の巧妙な駆け引きや二人の関係がどこまで進むのかが見どころの作品。
気になる方は、ぜひマンガでその魅力を感じてみてください!
【夏目アラタの結婚】まとめ
今回は『夏目アラタの結婚ネタバレ8巻!脱走とはじめてのキス』についてお送りさせていただきました。
まさか真珠が脱走!そしてついにふたりがキス!
書類上は夫婦とはいえ、まだまだ関係は恋人以下のような2人。
アラタ自身も夫としてちゃんと家庭を築けるか不安に思うところもあるでしょうし、このまま正式に夫婦でいいのかと悩ましいところだと思います。
とはいえ周りの所長さんや宮前には理解があって、彼のことをうまくサポートしてくれてるのが安心ですよね。
彼女はゴムがあるか聞いていましたので、次回どうなるのか気になりますね。
詳しく続きもネタバレさせて頂こうと思います!
以上『夏目アラタの結婚ネタバレ8巻!脱走とはじめてのキス』でした!