コミックシーモアで先行配信中のラブコメディ漫画『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
原作は琴子先生作の作品で「小説家になろう」でも読むことが可能です。
そんな本作の漫画を読み始めると、イルゼは運命を変えられるのか、ネタバレをつい読みたくなってしまいますよね。
そこで本記事では『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』の最終回結末や原作小説は完結してるのかの情報をまとめてみました。
1話から全話分のストーリーについてもネタバレしていきますので、ぜひ楽しんでいってください。
イルゼとギルバートがどのような結末を迎えるでしょうか?
さっそくみていきましょう。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』の原作は小説家になろうで完結してる?
冒頭でもお伝えしましたが、『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』の原作は、超売れっ子小説家の琴子先生の作品で「小説家になろう」で連載されています。
「小説家になろう」作品の漫画化の場合、完結している作品が多いですが、本作は現在も連載中です。
そのため、最終回や結末はまだどのようなラストになるのかわかりません。
「小説家になろう」は登録なしのタダで読むことができますので、漫画で興味を持たれた方は小説版も読んで比較するのも楽しいでしょう。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』の作品情報
タイトル | 公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください |
作者・作画 | 琴子、桜乃みか |
漫画の配信サイト | コミックシーモア、ゼロサムオンライン |
原作小説 | 小説家になろう |
ジャンル | ラブコメディ |
配信開始日 | 2025年1月14日 |
漫画版の作画は、少女漫画やエッセイ漫画界で長く活躍している桜乃みか先生により、美麗で今風の絵や小回りで引き立たてられています。
また本作はボイスコミックも配信されており、ゼロサムYouTubeチャンネルでも読むことが可能ですよ。
- 原作小説:小説家になろう作品ページ
- 漫画:ZERO-SUM公式ページ
- 漫画:コミックシーモア連載ページ
- ボイスコミック:ZERO-SUM公式Youtube
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレあらすじ全話
ここからはコミックシーモアで配信中の漫画『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』のストーリーを1話から最新話まで順にネタバレしていきたいと思います。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレ1話
主人公は天涯孤独な一人暮らしを過ごしていたある日、突然愛読書の『シンデレラの最愛』の登場人物に成り代わっていた。
目の前の良く知った顔の夫のギルバートと自分の顔を見て、彼女は自分が彼の前妻であり作中の悪役であるイルゼになっている事を知ります。
彼の死の瀬戸際にいた母を救う事を条件として半ば脅迫する形で結婚した彼女は最終的には小説でのヒロインであるシーラの登場により失墜し、娼館に落ちる事も既に運命付けられていると考え、主人公は小説の筋書きを脱する方法を施策しました。
彼女はメイドのリタに記憶喪失であるという艇で相談し、情報を集めます。
作戦はシンプルで、既に嫌われていたギルバートに離婚を申し込み、元のゴドルフィン公爵家に戻って、イルゼが生まれ持った治癒魔法を活かして田舎貴族としてクリーンな生活を手に入れると言うものです。
ポーカーフェイスのまま困惑するリタに相談していた所、イルゼの兄であるナイルが現れます。
彼はきやすいほっぺへのキッスをし、楽しそうに彼女の離婚計画について聞いていました。
しかし、彼女が催促に根負けしてお別れの時のほっぺへのキッスを返した事を、ナイルは彼女の目が届かない所で怪しんでいたのです。
彼はイルゼから兄と呼ばれたこともなく、挨拶のキスもいつも嫌がっていた為、返してくれた事はかなりの違和感があり、ナイルは彼女が何者と入れ替わっているのか調べ始めているような描写があります。
そんなことは知らず、実家の援助もあればすぐにでも離婚が出来るだろうと楽観していたイルゼはいつか一度でもいいから憧れのヒロインであるシーラに会ってみたいと想いを馳せていました。
幸せな妄想に遊ぶ彼女の前に憎しみを滲ませるギルバートが現れます。
困惑する彼女は記憶喪失の艇で覚えがないと話しますが、彼はそれを嘘だと一切信じてくれません。
今までのイルゼの所業により、退路を断たれた彼女は無理矢理に身体を重ねる事になります。

愛のない営みをさせられる主人公はかなり可哀そうです。でも、今までそうさせられていたらしいギルバートも同じぐらい悲惨な生活をしていたのかもしれません。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレ2話
イルゼはギルバートの境遇に同情しながらも、どちらかというと今までのイルゼの淫らな好意にドン引きしています。
しかし、夫は嘘をついて記憶喪失プレイ中のイルザとの行為だと思っており、最初は消極的だったが、今までと明らかに違う態度の妻とのまぐあいに何かに目覚めたのか、ノリノリになってきました。
そうして酷い抱かれ方をされてしまったイルゼは大混乱です。
次の朝目覚めると、彼女は精神的には初めての夜だったのに、苦い思い出になった事を嘆きます。
そんな様子を見ていたリタはギルバートが今までよりずっと長く付き合ってくれた事を不思議に思っている事を言ってきました。
イルゼを憎んでいるはずなのに何故あのような行動に出たのかと聞くと、主人の記憶喪失の深刻さに驚きつつもリタは説明を始めます。
どうやら元の彼女は月に二回子作りに挑まなければ彼が死んでしまう制約魔法をかけていたのです。
それは二人の婚姻に関する条件の一つでした。
双方の同意がなければ成立しない制約魔法はギルバートの母を救う代わりに取り付けられていたのです。
イルゼの目標の中に今度はその制約魔法の解除も追加される事になりました。
双方の同意が必要な魔法であれば、同じようにどちらの合意があれば解除も可能だろうと、彼女は単刀直入に離婚を申し出ます。
しかし、帰ってきた返事はまさかのNoでした。
その場を離れたギルバートに彼の側近であるモーリスが何故離婚を拒んだのか問いかけます。
制約魔法の事もありましたが、それ以上に彼は証拠を集めてイルゼを徹底的に陥れようと工作の真っ最中だったのです。
交渉材料として母を感知させずに最終的には死なせた彼女に彼は復讐を誓っていました。
モーリスは奥様の様子が明らかにおかしい事にも言及しますが、彼の主人は復讐で盲目になっているのでした。



主人公が知っている原作ではイルゼの出自など様々な事柄が明らかになる事で彼女は失脚しますが、すべてこの期間でギルバートが調べ上げていたようです。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレ3話
離婚が成立しないこと、そして制約魔法がそう簡単には解けない事に悩むイルゼ。
彼女は小説の都合上、もう時間もそんなに残っていない事を察していました。
こうなればキレイに別れなくても制約魔法を解いて失踪する事も止む得ないと考え、一方的に魔法を解除できないか実際に魔法を構築した魔法使いを訪ねる事になります。
彼女が出掛ける為に屋敷を歩いていると彼女のねぎらいの言葉に動揺する使用人とばかりすれ違いました。
改心したと信じてもらう事はやはり難しいと落胆していたイルゼでしたが、そこで動揺したメイドの一人が花瓶を割ってしまいます。
メイドは怯えますが、主人公は破片を触って切ってしまった彼女の手を魔法で回復させました。
急に人が変わったイルゼに使用人たちは困惑していたので、そのまま去ろうとした彼女にギルバートは声を掛けます。
個々の彼はかなりめんどくさい感じになっており、彼は昨日の夜で彼女が弱っていると思っているのか、嫌がらせを始めました。
彼を何とか振り切り、イルゼは街に出ようとします。
そこで兄のナイルに出会いました。



復讐に囚われたギルバートに、シスコン疑惑のナイルといい、面倒くさい男オンパレードですね。
王都で兄妹仲良く歩くことになったイルゼはナイルの離婚は上手く行っているのか聞かれます。
拒否された事を聞くと彼も驚き、協力できることはしようと約束しました。
ちょっと兄妹としての距離感はおかしいですが、彼女は貴重な協力者を得ます。
そんな話をしていると制約魔法を取り付けた店につき、イルゼは一人で要件を済ませる事にしました。
魔法使いは当時脅されてた事もありかなり非協力的だったが、それでも早くて半年はかかると明言されてしまいます。
今後12回も愛のない夜の営みが確定してしまった彼女を眩暈を感じるほどでしたが、今は嫌がらせをしてきても、元は大好きなキャラクターだったギルバートの為にも他に方法はないか調べる事にしました。
そんな所に突然、背後の建物が爆発します。



急展開です!一体何が起こったのでしょう?
意識を取り戻すと自分を含む大勢の人間が怪我をして倒れていました。
起こしてくれた兄によると最近巷を騒がせている犯罪組織の仕業だったようです。
小説にはない要素に戸惑いながらも、イルゼは怪我の重度を優先順位に王都民に治癒魔法を掛けます。
そんな身分の分け隔たり無く人を救う彼女を見てナイルは彼女が自分の知る妹ではない事を確信しました。
その現場にギルバートまで到着し、イルゼが重傷者の治癒をしている事に驚愕します。
そんな夫の驚きをごもっともとも感じながら主人公は重傷者の優先付けを彼に頼みました。
彼は貴族としての義務もあり、戸惑いながらも現場の指揮を執ります。
しかし、娘に伴われた市の間際だった大けがをしている女性の治癒に取り掛かるとイルゼは吐血をしてしまうのでした。
彼女に一体何が!
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレ4話
口から流れる血は止まらず困惑しているとギルバートはおそらく魔力切れを迎えたのだと彼女に告げます。
命にかかわると言われたが、現実世界では事故で両親を亡くしたイルゼは助かるかもしれない人間を見捨てる事は出来ませんでした。
今までフィクションの主人公から学んだ事が後押しになり、彼女は全員助かる可能性に掛けます。
女性の隣で縋る娘に自分と同じ思いをさせたくないと言う一心で、主人公は治癒魔法をかけ続けました。
何とか意識を取り戻した女性に見覚えがあると感じながら、イルゼはそこで倒れてしまいます。
動けなくなってしまった彼女に応急処置として薬を口移しで飲ませ、ギルバートは意識を手放すイルゼを連れて屋敷に帰還するのであった。
今までの妻からは考えられない自己犠牲を見せた主人公に彼は一体何を感じたか...



とにかく爆発に巻き込まれた人たちが助かってよかったですね。
二日後に目を覚ましたイルザのそばにはいつものおつきのメイド・リタが待っていました。
爆発の事を聞くと奇跡的に死傷者は出ていないと知り一安心するイルザだったが、同時に別人に変わったように人助けをするイルゼは国中の噂になっており、社交界でも彼女に話を聞きたい人が急増しているようです。
リタに別人と精神を入れ替える魔法はないかと問いかけますが、そんなものの前例はないと言われます。
その為、事実通りに別人だから改心した明かすという道筋も無理だと分かりました。
それでも彼女はギルバートに会い、急に現場で指示を出してしまった事、そして同じように彼の母を救わなかった事を謝罪します。
その上で、離婚に向けてもう放っておいてほしいとタイトル回収をするイルゼだったが、彼はこれもあっさり断りました。
既に嫌がるようになった彼女に歪んだ欲情を持つようになった彼は、無理矢理キスまでしてきます。
長きに渡った生活で歪んでしまった彼を目の当たりにして、イルゼは深い絶望に落ちてしまいました。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』ネタバレ5話
月に二回の夜を経て、ヨロヨロになっていたイルゼだったが、彼女は彼が今までの地獄の様な生活のせいでこうなってしまったのだろうと同情もします。
小説では彼の心を救ったヒロイン・シーラを探し出し、二人が出会うのを早めようと考えました。
出掛けた彼女にギルバートは護衛兼監視として側近のモーリスを付けてきた為、少し動きづらいながらイルゼはシーラの家に向かいます。
シーラが住んでいるという家に着くと、中からあの時死の間際から救った女性が出てきました。
彼女はシーラの母であり、小説の事実と変わりがなければ赤子のトリ違いがあった為、彼女はイルゼの実の母である事に主人公は気付きます。
事故で亡くなった現実の母と喧嘩別れした主人公は、この世界では母を救えたことに感極まって涙を流してしまいました。
平民の自分達を心配して涙まで流してくれる公爵夫人に感激し、夫婦共々ヒロインとその母の中で好感度が急上昇します。
そんな空気の中でその夫と不倫をしてほしいとはどうしても言い出せず、イルゼはシーラとおしゃべりだけする事にしました。
感謝してもなのも返せないと悲しむシーラに対して主人公は思わず小説のヒロインとして彼女が心の支えだった事を告白してしまいます。
貴族として民の様子を見ている内に頑張り屋の彼女が大好きになったのだとしどろもどろに言い訳をするイルゼ。
そんな彼女の唇にシーラは突然キスをします。



まさかのヒロインからのキスで今回の話は終了です!かなり面白い展開になりましたね。
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』最終回結末ネタバレ
『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』は漫画、小説ともに完結を迎えていないため、現時点で最終回結末はわかっていません。
そこで、原作での内容も含めて情報を整理して考察をしていきます。
ギルバートとの離婚
今はかなり難しそうですが、一つの大きな目的は現在の状況から抜け出す為の離婚です。
ギルバートは母を見殺しにしたイルゼを憎んでいるので一見簡単に離婚できそうでしたが、彼は彼女に復讐する為に近辺の弱みを探っている為、止めが刺せる時までは離婚をしてくれません。
また、彼はサディストの素質があったらしく、本気で嫌がる妻を目の当たりにして初めて心から欲情しました。
かなりねじ曲がったものですが、少なくとも彼は性愛的には本当にイルゼに惹かれ始めています。
しかも自己犠牲に走るほど別人になった彼女に少しずつではあるものの牙を抜かれていました。
それは彼女が無理をしていると察して、死の危険があるにも関わらず、夜の営みを控える程に…
今後の展開でどうなるのか分かりませんが、今のままではイルゼどころかシーラと一緒になっても幸せになれないのではないかもしれません。
円満に離婚できるのか、魂が入れ替わった妻と新しい関係性を気付くのかは彼自身の心にかかっているのかもしれません。
イルゼの正体に気付いている兄の存在
主人公の周りには敵か味方か分からない様々な登場人物がいます。
ひと際異彩を放っているのが、シスコンの兄・ナイル・ゴドルフィンです。
彼は主人公の愛読書ではシーラを溺愛していると表現されていましたが、かなり過ぎたスキンシップが目立ちます。
また、彼は一早くイルゼが別人と入れ分かっている事に気付き彼女を脅す展開が原作小説にはあるのです。
しかし、本当に中身だけ変わっていると知って、彼の妹への興味はなくなる事は無い、近親相姦の関係であれば何でもいい人間でした。
一時的に主人公の味方になりますが、この危険な男が血の繋がり実はシーラの方にあると知ったら、今度は彼女が危ないでしょう。
しかし、物語が進むごとに彼もまた主人公の透き通るような純粋な魂に触れて、人として成長します。
小説の展開との乖離
話が進みに連れて展開が小説と乖離して行きます。
本来はシーラの母が無くなるはずだった爆発事件も、ギルバートが雇われ使用人として参加していたシーラに一目惚れをする舞踏会も最初はボタンの掛け違いの様な小さな事だったものが連鎖して行き、主人公が知らない世界が展開するのです。
それは他ならぬ主人公がイルゼとして善行を積んできたからこその変化なのですが、彼女はそれでも大好きなヒロインの為に行動を続けます。
また、爆発事件に関与していると睨まれていた犯罪組織も、今後かなり物語に関わってきました。
シーラの恋の行方
シーラは母を死の淵から救ってくれたイルゼを崇拝とも言えるほどに尊敬しています。
その気持ちが彼女からの支えられていたという告白によって、明確な恋心に変わりました。
彼女はキスを交わしてからはイルゼの役に立とうと色々と立ち回り、主人公にとって数少ない心の拠り所になってゆきます。
しかし、シーラをそのようには愛していない主人公はその気持ちを返す事は出来ませんでした。
それでも想いを止められないシーラは彼女とギルバートとの愛のない結婚生活から救おうと行動するようになります。
すべての矢印がイルゼに向き始め、物語は混沌を極めるのであった。
結局本命は?
原作小説もまだ連載中の為、結末はまだ決まっていません。
しかし、物語はかなりギルバート寄りに展開しているように本記事の著者には見えました。
原作での先の話になりますが、ある事をきっかけに彼も妻の魂が今までのものではなくなっている事を知ります。
彼がこの真実を知った時の自責と後悔は凄まじく、同時に新しくイルゼに宿った魂が本当に高貴なものだと気付くことになりました。
そんな彼は、彼女を開放し自由を与えようとします。
実は同じ想いを持った主人公と今後どのようになるのか定かではないですが、本当のお互いを知り、それでも幸せになれそうなポテンシャルを二人は持っていると感じられました。
まとめ
「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてくださいネタバレ全話!原作小説の最終回結末も調査」と題してお届けしてきました。
残念ながら本作は完結しておらず、最終回結末がどうなるのか不明です。
ただ、転生モノで主人公が悲惨な結末を辿る運命にあるというパターンの作品はこれまでも結構ありました。
おそらくイルゼは本来の運命を変え、ギルバートと幸せをつかむのではないでしょうか。
予想を覆す展開になるのか、今後の展開にも注目ですね。
漫画を読んで本作にハマった人は原作小説も読んでみてくださいね。
最新話が更新されましたらネタバレも追記していきたいと思います。
『「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』のネタバレ記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。