今回は「顔に泥を塗る漫画ネタバレ最終回結末!原作でイヴとハルの最後どうなる?」と題してお送りしていきたいと思います。
2024年の夏にはドラマも放送された「顔に泥を塗る」
ヒロイン美紅の周りにはイヴとハルの2人の男性がいますが、どちらが美紅のことを幸せに、きれいにしてくれる存在になってくれるでしょうか?
この記事では原作漫画のストーリー、イヴやハルとの関係が最後にはどうなるのかネタバレしていきたいと思います。
- 「顔に泥を塗る」漫画の全話ネタバレあらすじ
- 「顔に泥を塗る」漫画の最終回結末ネタバレ
- 「顔に泥を塗る」の登場人物一覧
『顔に泥を塗る』作品情報
作品名:顔に泥を塗る
原作出版社:ゼノンコミックス
原作作者名:ヨシカズ
ドラマ放送期間:2024年7月13日~2024年9月21日
漫画連載情報:全8巻(全60話)
配信漫画サイト:コミックシーモア、ピッコマ等
『顔に泥を塗る』原作漫画は完結してる?
顔に泥を塗るは2020年から約3年間「ゼノン編集部」で連載されていた漫画で、現在は完結しています。
単行本化の巻数は全8巻、話数だと60話で完結しました。
シーモアとはじめとする多くの漫画サイトで読む事ができるので、チェックしてみてください!
『顔に泥を塗る』原作漫画のネタバレあらすじ!
ヒロインの美紅(柚原美紅)はデパートの受付嬢をしていますが、メイクは苦手で職場の人にも注意されたりしていました。
デパートで会ったイヴ(高倉イヴ)は美しい女の子かと思いきやメイクが大好きな自由に生きる大学生です。
モラハラ彼氏ハル(結城悠久)に違和感を感じ始めていた美紅は、イヴとの出会いによって自分を見つめ直すことになります。
彼氏の要望に応えようと思うあまりに自分を押し殺していた美紅が自分らしさを見つけることができるでしょうか?
まずは、全話のネタバレあらすじをご紹介いたします。
『顔に泥を塗る』1巻ネタバレ(1話~7話)
美紅は同棲中の彼氏・ハルに「ありのままがいい」と言われ続け、メイクをすることに自信を持てないまま過ごしていました。
しかし、ある日出会ったメイク好きの大学生・イヴとの交流を通じて、メイクの楽しさや自分を表現する喜びに目覚めます。
イヴと過ごすことで、美紅は次第に自分らしさを取り戻し始めるが、彼氏・ハルとの関係に揺れる彼女
フリーマーケットでイヴと再会し、彼から自分の魅力を肯定されることで、美紅は自分を見つめ直し始めるが、そこに突然ハルが現れるのでした。
『顔に泥を塗る』2巻ネタバレ(8話~15話)
美紅は婚約者のはるからイヴとの連絡を断つように強制され、ハルの嫉妬と独占欲に困惑
美紅は自分を失いかけていると感じ、イヴに再び会いに行きます。
イヴとの会話を通じて、美紅は自分を取り戻し、ハルとの関係に疑問を抱き始めめるのでした。
はるに自分らしく生きたいと告げる美紅でしたが、彼の反応は冷淡で、家を追い出されてしまします。
イヴの助けで美紅は自分を大切にする決意を固め、はるとの関係を見直すことを決意。
『顔に泥を塗る』3巻ネタバレ(16話~23話)
イヴは美紅をずっと見守ってきており、彼女に「お疲れ様」との意味を込めてリップを贈る予定でしたが、彼女が本当は別れる気がないと知り、渡せなくなったのです。
しかし友人の助言により、イヴは美紅にリップを渡す決意し、彼女に気持ちを告白します。
しかし美紅は、イヴのことを尊敬する女性のようにみていたので気持ちには答えられないと伝え、ハルとやり直すことに。
その後、彼女はイヴからもらったリップを身につけ、新たな決意を持って彼氏に会いに行くことにしました。
はるは、美紅を失うのが怖くて縛り付けていたと話します。
しかし結局ハルは、ありのままの自分を受け入れてはくれないと悟ります。
『顔に泥を塗る』4巻ネタバレ(24話~31話)
実は、ハルは過去の、母親の影響で「真っ赤な口紅」に嫌悪感を抱くようになったのです。
母親はキャリアウーマンとして輝いていたが、不倫を始めたことで悠久の心に深い傷を残し、彼にとって赤い口紅は「汚い女の色」でした。
美紅がその色を好むことをどうしても受け入れられず、二人は別れることになってしましました。
別れた後、美紅は偶然イヴと再会
イヴはかつての美紅への想いが再び燃え上がり、美紅と過ごす時間に喜びを感じていました。
しかし、美紅が弁護士の鬼武と親しくしている様子にイヴは嫉妬します。
鬼武は、ハルの母親の再婚相手で、はるとは因縁のある関係でした。
美紅はイヴに、ハルから不貞行為を理由に慰謝料を請求する手紙が届いたことを告白し、鬼武に相談していたのだと打ち明けます。
美紅の悩みを知ったイヴは、彼女を守りたいと強く願うようになり、美紅もイヴへの気持ちを抱きながら、彼を巻き込むことを恐れていたのです。
そんな中、イヴは美紅にもっと一緒にいてほしいと気持ちを伝え、二人の距離は少しずつ縮まってきたのです。
『顔に泥を塗る』5巻ネタバレ(32話~38話)
イヴは美紅に「もっと傍にいてほしい」と想いを伝え、二人で夕方から街をぶらぶらすることに
美紅がピアスに憧れていることを知ったイヴは、彼女と一緒にピアスを開けることを決意
美紅が尻込みする中、イヴは優しく背中を押し、美紅は自作のリップをプレゼントしてくれたことに彼は感動しました。
しかし、突然美紅のスマホに弁護士・鬼頭からの電話が入り、彼との関係にイヴは嫉妬してしまいます。
後日、焼肉の集まりで再び鬼頭に出会い、美紅が足を挫いてしまうというハプニングも発生
複雑な心境のまま、美紅の母親の提案でイヴは彼女の家に泊まることになります。
イヴは美紅の曖昧な態度に不満を抱き、はっきりしてほしいと声を荒げました。
涙を流しながら美紅は、ハルと別れたのは自分のためだが、イヴを好きになってしまうと乗り換えたように思われると葛藤を語ります。
イヴは「好きな気持ちを認めて付き合ってほしい」と伝え、美紅はその言葉に応えます。
『顔に泥を塗る』6巻ネタバレ(39話~46話)
イヴは告白が成功した喜びで胸がいっぱいになりますが、もしかしたら美紅が「友人として好き」と誤解しているのではないかと不安に
ですが、美紅が頬を赤らめながら手を強く握り返してきたことで、彼女の気持ちが恋愛感情であることを察します。
二人はようやく素直に気持ちを通わせ、恥ずかしさと嬉しさで長い間手を繋いだまま見つめ合いました。
一方で、美紅のマンションの前には、はると鬼頭の姿がありました。
鬼頭ははるにバーステーカードとディナーの誘いのメッセージを手渡しますが、はるは鬼頭のしつこい態度を不快に感じています。
鬼頭はこれまでの不審な行動の理由を明かしました。
ハルの両親は離婚しており、母親は鬼頭の父親と再婚、ハルは母親とは絶縁状態ですが、鬼頭は母親を慕っていました。
鬼頭はそのことが気になり、ハルにコンタクトを取るようになったと言いますが、彼は憤りを露わにし、関係を断ち切ろうとします。
『顔に泥を塗る』7巻ネタバレ(47話~53話)
美紅は、母から「悠久と別れたことをまだ認められない」と言われ、誕生日を機に悠久に連絡するよう求められました。
イヴはそんな美紅の苦しい胸の内を聞き、母親と正直に話すことを勧めます。
勇気を出した美紅は母にビデオ電話をかけ、その際、隣に女性の姿をしたイヴがいることに母は驚きますが、イヴは自分を隠さず堂々と振る舞います。
美紅もまた、悠久との別れについて母に説明し、自分らしく生きることを選んだと伝え、母は当初、イヴとの交際に反対していましたが、美紅の決意と変わらぬ愛情を感じ、徐々に理解を示してくれました。
一方、イヴは美紅の元カレである悠久に対して、弁護士としての立場や財力を持つことからコンプレックスを感じており、彼に対抗するために何かを始めようと考えているのです。
『顔に泥を塗る』8巻ネタバレ (54話~最終話)
美紅とイヴの関係が深まりつつも、家族との確執が浮き彫りになります。
美紅は母親から、前の婚約者である悠久との関係をまだ受け入れられていないと言われ、イヴとの交際についても反対されてしまします。
一方、イヴは自身の過去や家族との問題を抱えながらも、美紅を支え、彼女の母親とも正直に向き合うことを決意します。
二人は互いに自分らしく生きることを模索しながら、新たな未来に向けて一歩踏み出します。
また、イヴは美紅の元カレであるハルに対して、コンプレックスを感じつつも、自分自身を信じて前に進もうとしていくのです。
『顔に泥を塗る』漫画ネタバレ最終回結末!原作でイヴとハルの最後どうなる?
ここからは完結している原作漫画の結末について、読者が特になる気になる点ごとに詳しくみていきたいと思います。
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ①イヴの最後はどうなる?
イヴは母親の影響でコスメやメイクに興味を持つようになり、強い女性に憧れるようになりました。
しかし、それで言ったら美紅は真逆のタイプで、自分が彼女に惹かれている事自体、戸惑ってたり彼女に対して苛ついている時期すらありましたよね。
ウジウジしてて、はっきりしない美紅の性格に確かに読者としても「はっきりしなよー」と思うこともあったでしょう。
しかしイヴは美紅の変わろうとする強さに惹かれました。
デパコスを見に行ったり、ピアスをあけてみたり、高いヒールを履いてみたり踏み出そうと言う決意が身だしなみと連動しているのが分かりますよね。
彼女なりに踏み出そうとしていることが分かっていたため、イヴはそれを心の底からカッコいいと思ったんですね。
惹かれ合った2人は周りの奇異な目を乗り越えて付き合うことになりました。
美紅の母親は弁護士との婚約関係から女装が好きな大学生との交際になった娘のことを受け入れるのは大変だったと思いますが、なんとか認めてもらえることになります。
イヴはオランダの大学院で心理学について学ぶことにし、卒業後もオランダで生活していきたいと考えるようになりました。
美容にも興味はありましたが、精神的に追い詰められ自殺未遂をした母親の影響で心理学を極めたいという気持ちが強まったようです。
美紅の心も助けてくれたイヴなら、心が弱ってしまった人の助けにきっとなってくれるでしょう。
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ②ハルの最後はどうなる?
本当にハルはモラハラ彼氏でした。
イヴに会って、自分のメイクした顔に思わずみとれてしまったのに、その顔を見たハルは汚いと言って見ようともしなませんでした。
メイクをする美紅を受け入れることは決してなく、結局2人は別れることになりました。
しかも、弁護士であることを利用して、法的な制度を利用して婚約を破棄したとして300万円の慰謝料を要求するくらい美紅を追い詰めてきます。
しかし、イヴの助けもあって強くなった美紅。
美紅も自分はハルに対して遠慮していて、いつも従っているだけで対等に話せなかったことに気づき、最後に話し合いをすることにしました。
付き合っていた6年間、ハルにとって美紅は都合のいい相手だったと言われました。
メイクして帰ってきた美紅の頭にクレンジングオイルをかけたのは、自分の許容範囲を越えたことを分からしめるためだったと言います。
都合の良い範囲内にとどめるためにしていたためです。
しかし、何よりショックだったのはきれいに着飾って、メイクもした美紅の顔を見て、本日が初めて会う日だったら好きにすらなってなかったと言われたことでした。
美紅は今の自分が好きだったから、そんな自分に出会えたことはハルのおかげだと感謝して別れましたが、個人的にはちょっとむかつきましたね(笑)
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ③鬼武柊真の正体とは?
鬼武柊真は弁護士で、ハルの異母兄弟でした。
ハルの母親の再婚相手の連れ子ということです。
柊真は父親の再婚相手とはいえ、母親のことを気に入っていました。
そんな母が自分の誕生日になると必ず1人で出かけてしまうことを不思議に思い尾行した柊真。
そして前夫との間の子であるハルと食事をするためだったということが分かりました。
ハルと母親は同じ誕生日だったため、都内のレストランで2人で食事ができるように計画していました。
しかし、ハルは母親のことが気に食わなかったため、毎年その食事に応じたことはなく、それを知った柊真はハルという人物がどんな存在なのかを知りたくなって接触を図ったわけですね。
実は柊真の恋愛対象は男性でしたが、実の父親から性的指向を認めてもらえませんでした。
しかし、再婚したハルの母親はそのことを否定せず理解してくれて柊真にとって支えになっていたというわけです。
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ④ハルがメイク嫌いな理由なぜ?
ハルは子供の頃弁護士として働く母親が大好きでした。
いつもきれいにメイクをし、鮮やかな服を身にまとったお母さんはハルにとっての自慢だったと言えます。
仕事が忙しくて、なかなか家のこともできていないと父親は不満を持っていましたが、ハルはお母さんを支えたいと思っていました。
夫婦喧嘩が勃発し、「派手な口紅をつけて、さぞ仕事が楽しんだろうな」と嫌味を言ってきました。
悔しくて涙を流した母親に「母さんの口紅は女の武器なんでしょ」と慰めます。
ある日、友人に連れられてゲーセンで遊んでいると、すぐ前に知らない男と車に乗り込みキスをする母親をみてしまったんです。
その時の気持ちは忘れません。
女の口紅は汚い…
そんなハルの前に同じ赤い口紅をつけた美紅が現れたときには思わず取り乱してしまいました。
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ⑤美紅の成長とは?
始めの頃、美紅は自分が何が好きなのか、何をしたいのかはっきりしない女の子でした。
自分に自信がなくて、自分の気持ちがなんなのかも分からないというのが現状。
だからイヴに初めて会った時も、自分の好きな色を選んでと言われても選べずに迷ってしまうほどでした。
そんな彼女が自分の好きなことを見つけ、自分と向き合うことができたのはイヴのおかげでしたよね。
女の子のような服装だったりメイクだったり…と思ったら翌日には男の子の服装の時もあります。
自由に自分を表現して、自分の好きを追求できる彼の姿は美紅に大きな影響を与えたに違いありません。
ハルときちんと別れを告げ、新しい仕事を見つけられたのも大きな成長です。
また、両親にこれまでのことを隠さず話し、そしてイヴとの交際を認めてもらいたいと自分を主張できたこともすごいですよね!
対象的に自分を変えることができなかったハルとは別れることになってしまいました。
ハルのこれからは描かれていませんが、同じように自分を貫く勇気を持っている義兄弟の柊真がハルの助けになってくれたらいいなと個人的には願っています!
顔に泥を塗る最終回結末ネタバレ⑥物語のラストシーンは?
美紅はデパートの受付嬢をやめてコスメの販売員になることになり、家を出て1人暮らしすることになります。
イヴはオランダの大学院に進みたいという報告がてら美紅のことを両親に紹介することにしました。
テレビ電話で対面する時、イヴと美紅はペアコーデをしていてとても可愛い感じです。
イヴの両親は幸せな顔で美紅の話をする息子を嬉しく思っていたため、二人の関係を応援してくれました。
オランダと日本の遠距離恋愛を決定した2人。
ラストシーンは空港でのお別れでした。
やっぱり美紅のそばを離れたくないと泣き出すイヴはとてもかわいらしいです。
しかし、これからもずっと隣りにいたいからこそそれぞれの道を今は歩くことにしたのだという言葉に励まされます。
赤いリップをつけた美紅からのキスでイヴの口にもリップがついてしまいました。
美しい赤はハルとは別れるきっかけになりましたが、イヴに出会う色になったということですね。
顔に泥を塗る登場人物(キャラ)一覧
柚原美紅(ゆずはら みく)
キャスト:髙橋ひかる
主人公でデパートの受付嬢。自尊心が低く、常に周囲に気を使いながら生きているが、メイクを通じて徐々に自信を取り戻していく。
高倉イヴ(たかくら イヴ)
キャスト:木村慧人(FANTASTICS)
大学生で、美容やメイクが好きな性格。時々女性の格好をすることもあり、美紅と出会い、彼女の変化に重要な役割を果たす。
結城悠久(ゆうき はるひさ)
キャスト:西垣匠
美紅の彼氏でエリート弁護士。外見は優しいが、内面にはモラハラの一面があり、物語の主要な対立軸となる。
鬼武柊真(きたけ とうま)
キャスト:高野洸
若手の優秀な弁護士で、物語の中で美紅と関わる人物の一人。
柚原路子(ゆずはら みちこ)
キャスト:奥貫薫
美紅の母。エリートのハルとの結婚を強く望んでおり、娘に自分の価値観を押し付けがちな一面を持つ。
望月一美(もちづき かずみ)
キャスト:田中道子
イヴがアルバイトするギャラリーカフェの店長で、彼にとっての良き理解者。
柚原蒼汰(ゆづはら そうた)
キャスト:窪塚愛流
美紅の弟で、美大への進学を希望しているが、母親の理解を得られず葛藤している。
谷千夏(たに ちなつ)
キャスト:川津明日香
美紅の同僚で、彼女の良き相談相手として常に明るく振る舞っている
まとめ
漫画「顔に泥を塗る」の最終回結末はどうなるかネタバレをお送りしてきました。
「顔に泥を塗る」の原作漫画は完結しているため、イヴとハルそれぞれが美紅との最後の結末がどうなるのか分かりましたね。
イヴに出会ったことで本当の自分に向き合うことができた美紅ですが、ただ単純に結ばれました…ではなく遠距離恋愛という結末になったんですね。
こうなると、後日譚も知りたくなりますね。
もし番外編などが出たらまたネタバレさせていただきますね!
「顔に泥を塗る漫画ネタバレ最終回結末!原作でイヴとハルの最後どうなる?」でした。