この記事では、
受胎の売人ネタバレ全話!最終回結末の展開も徹底考察!
と題して、ご紹介していきます。
「受胎の売人」は現代の少子化社会に大きく問題定義を示す作品となっています。
そこでこの記事では以下のことを中心にご紹介します。
この記事でわかること!
・受胎の売人ネタバレ全話
・受胎の売人の最終回結末の展開を考察
・受胎の売人の感想
・受胎の売人の見どころ
もうすでに作品を読んだ方もこれから読まれる方も、是非ともお楽しみください。
受胎の売人ネタバレ全話
ここからは、受胎の売人の全話ネタバレをご紹介します。
まずは、主だった登場人物を紹介致します。
主な登場人物
安藤ミネオ、、、男性不妊に悩むこの話の主人公
安藤チヒロ、、、心優しいミネオの妻で、ファッション雑誌「ジュエル」の編集長
朱津ユキ、、、ミネオと同じ部署に移動してきた女性で、ミネオの秘密を知っている
ここより先は、ネタバレになりますので、ネタバレが嫌な方はお気をつけください。
1話ネタバレ
主人公、安藤ミネオは妻チヒロと幸せな日々を過ごしていました。
ただ、ミネオには男性不妊で子供を作ることができませんでした。
妻チヒロはそのことを責めることも口にすることもありませんが、ミネオはチヒロが子供が好きなこと、欲しがっていることを知っていたため、その願いを叶えるべく、あらゆる努力をします。
でも、どうしても子供を授かることができません。
ミネオは追い詰められていき、亡き恩師である教授の研究していた、男性不妊薬を誰にも秘密で会社の機材を使用し作る事を決意。
その成果もあり、チヒロは妊娠をし、幸せな時を過ごしますが、息子のリクを授かり4年が過ぎた頃、ミネオが予想もしなかったことに。
それは、ネット上でミネオの作った男性不妊薬が出回り、なんとリクと同じ顔の子供が多数存在することが明らかに。
次第に世間が騒ぎ出し、チヒロの耳にも届いてしまいます。
チヒロはミネオを問い詰め、ミネオは正直に打ち明けるのでした。
チヒロは頭ではチヒロのため、子供を授けるためにやったことと理解しますが、どうして自分に相談してくれなかったのか、とミネオを責めます。
チヒロの願いを叶えるためにやっただけのミネオでしたが、結果チヒロを傷つけてしまったことに、困惑。
チヒロはリクを連れて実家に帰り、ミネオはフッとある考えに辿り着くのです。
ミネオは秘密裏に男性不妊薬を作り、会社に残薬を置いていました。
それが世間に出回ったと言うことは、会社の誰かの仕業だと考えたのです。
ミネオが誰の仕業か調べていると、突然、朱津ユキが声をかけてきます。
朱津はミネオの秘密を知っていると詰め寄るのでした。
本当にいいところで終わってしまった、1巻。
ただミネオは子供が欲しいと願うチヒロのためだけにやっただけなのに、切なくて、心にずっしりと重くのしかかる1巻でした。
2話ネタバレ
ユキの男性不妊薬を作ったのはミネオではないかという言葉に、ミネオは初めは否定します。
でも、ユキは以前からミネオに疑惑を抱いていたのか、ミネオの事を調べていたようでした。
ユキの調査結果の中には、ミネオと息子のリクの写真がありました。
そして、ユキはリクだけが他の子供より大きく成長していることを指摘。
ユキは、ミネオの作った男性不妊薬は外国にも広まっており、莫大な儲けが出ると言う話をミネオにしました。
ユキはただ純粋にお金の為に、薬を手に入れようとしていたのです。
ミネオはユキの話にそら恐ろしい気持ちになり、逃げるようにユキのもとを去りました。
そんな時、ミネオはこの薬の一件で被害者の会が結成され、薬の製造者に対し、2億円の賠償金を請求しようという話が出ていることをチヒロから聞きます。
そこへ、どこからともなく、ユキがミネオ達の住むマンションに現れて、、、。
この時のミネオ、怖かっただろうね。
ミネオは観念して、ユキに男性不妊薬のレシピと材料をユキのロッカーに入れ、ユキ自身が薬を作る事で手を打ちました。
ミネオはユキがレシピを見ただけでは簡単に男性不妊薬は作れないと踏んでいたし、同時に男性不妊薬をネットでばら撒いた一連の犯人がユキだと考えていたのです。
ミネオはユキが犯人である証拠を握ろうとしますが、ユキはミネオの考えとは裏腹に、男性不妊薬を完成させるのでした。
ユキ、やっぱり只者ではないですね。
お金目的という事ですが、もっと何か別の裏があるような予感をさせる、2巻でした。
見出し3:3話ネタバレ
ミネオとチヒロは、被害者の会に参加し、話を聞くことにしました。
その話の中では、まだ薬を作ったのか誰かが、明らかになっていないようで、ミネオの名前もユキの名前も出ておらず、ミネオはホッとするのでした。
ミネオがホッとするのも、束の間。
ユキが表れて、チヒロと雑談。
しかも、チヒロとユキは連絡先まで交換するのでした。
これには、ミネオ、ぽっかーんだね
ユキはミネオに薬が完成したと報告し、ミネオは一瞬唖然とします。
しかし、念には念をということに備えて、薬の原料の一部を変更していたのでした。
なので簡単には薬に効果が出るはずはないとミネオは考えるのでしたが、その考えをユキは見透かしたかのように、
ユキはミネオにこう持ちかけます。
ミネオがわざと薬のレシピや材料を改ざんしている可能性を示唆し、ミネオ自身で薬を飲み、ミネオ自身の液体で本物であることを証明しろ、と。
そして、それができなければ、薬を作ったのが誰なのか、チヒロにバラすと脅すのでした。
一応、効力が出るまで2ヶ月の猶予がありますが、その2ヶ月の間に何とかしなければ、全てをばらされてしまいます。
何とかそれまでに、ユキが一連の事件の犯人だという確たる証拠を集めなければと、ミネオは追い詰められますが、そこへ、一筋の光が。
ミネオは何か、一つの策を思いつき、作業を進めるのでした。
3巻では、ミネオがどんどん追い詰められていく様と同時に、何か閃いたミネオの様子が描かれています。
今のところ、ミネオはユキに振り回されぱなしですが、ミネオの策はユキに対抗する一撃となるのでしょうか?
続きが楽しみな3巻でした。
受胎の売人の最終回結末の展開を考察
ここからは、受胎の売人の最終回結末の展開を考察していきたいと思います。
私にの考察は3つです。
最終回結末の考察
・同じ顔の子供が生まれる理由が明らかになる
・ユキが全ての罪をミネオのせいにし、チヒロが立ち上がる
・ミネオの贖罪
では、詳しくその理由をご紹介しますので、お楽しみください。
同じ顔の子供が生まれる理由が明らかになる
ミネオは教授の研究していた、男性不妊を元に薬を作りました。
しかし、教授は男性不妊の薬を研究していたのでしょうか?
私が1話で見た、教授の印象は研究者としては優秀かもしれませんが、結婚の挨拶に来た、ミネオに
「残念だよ、家では君のスキルは活かせない。」
と言っていました。
そこが研究者としては優秀でしょうが、人間離れをした異質性を感じました。
なので彼が普通に男性不妊薬を使用していたとは思えません。
おそらく、子供と同じ顔、もしくは同じ顔っだった人物は存在するのではないかと考えます。
その人物と同じ人間を作り出そうとして、その媒体としての男性不妊薬で、その薬を使用することで遺伝子が同じ配列になり同じ人間の顔になるという具合になるのではないかと。
そしてその薬には一定の成果はありましたが、不完全だったのではないかと予測します。
その理由の一つに生まれてくる子供の性別がバラバラであること。
また、リクは4歳となっていますが、生まれてきた子供が早く死んでしまうなどの事情があったのだとしたら、4歳になったリクをユキもしくは、その近くの人物が見かけて、今に至るのではないかと思います。
同じ人間を作る理由としては、元の人間がものすごく天才もしくは異能力の持ち主でその能力を再現することができれば、莫大の利益が得られるので、世界中がその能力を手に入れようとしている。
またその人物はメンタルが弱く、自殺してしまう傾向が否めないため、その人物を大量生産することで代替する様にしておく。
もう一方で、教授には亡くなった子供がいて、その子供と同じ子供を授かろうとして、薬を開発した。
子供を亡くした親の悲しみは大きく、同じ子供が生まれる秘薬があれば、世界中で欲しがる人がいるかもしれません。
また、同じ人間を生み出すことができれば、医学的に移植などもしやすくなるでしょう。
本当は何の薬で、何のために作り出した薬なのか、また同じ顔で生まれてくる理由は明らかになるのではないでしょうか?
ユキが全ての罪をミネオのせいにし、チヒロが立ち上がる
ユキは強かな女性です。
男性不妊薬の製造者が誰か、世間が嗅ぎつけるはず。
その時、ユキは全ての責任をミネオに押し付けトンズラするのではないでしょうか?
チヒロは真実を知り、ショックを受けるでしょうが、最終的にはミネオの気持ちや優しさを知っているので、チヒロはリクのため、ミネオのため、自分のために立ち上がります。
チヒロは実家にリクを預けて、ありとあらゆ手段でミネオに悪意がなかったこと、ただ子供が欲しかったという事を世間に訴えかけるのではないでしょうか?
チヒロも編集長という立場なため、色々な方面にコネがあるのではと思います。
また、逮捕されたミネオに変わり、手足となり実際にユキを追い詰めるのはチヒロで、女同士の戦いになるかも。
おそらく、ユキは秘密組織などの諜報員の可能性などもあるため、最終的にはその目的や正体が明らかになるのではないでしょうか?
ミネオは全く無罪ということはないでしょうが、チヒロの頑張りもあり、かなり減刑されるのでは?
ミネオの贖罪
ミネオは子供が欲しい、チヒロの願いを叶えたいと思って、男性不妊薬を自分自身のためだけに作りました。
世間にばら撒くつもりも、ましてや公表するつもりもなかったでしょう。
しかし事態はミネオの思惑とは違う方向に進んでしまいました。
ミネオの薬が世間に出回ったことで、同じ顔の子供が多数存在することになってしまいました。
私の予測では、リクも含めて同じ顔の子供達は、両親の遺伝子を受け継いでいない、実の子供ではないのではないかと予測します。
不妊治療の末、念願の子供が出来たのですが、出来た子供は得体の知れないものだった、としたら、貴方ならどうしますか?
その子供を実の子供として、これまでと同様に愛せますか?
生まれてきた子供達には罪はありません。
その問いかけが、読者である私達に大きく問いかけてくるのではないでしょうか?
男性不妊薬を使用した親の中には、身勝手ですが、子供を見放す人も出てきます。
またその奇妙な子供達を社会がどう受けいるのか?
その事実に直面した時に、ミネオは初めて自分のしてしまった罪に気がつくのではないでしょうか?
そして、ミネオとちひろはりくと共にその子供達を自分の子供として育てることにして、子供達を見守りながらの最終回となるのではないでしょうか?
これはあくまで、個人的な考察となっていますので、大きく外れる場合もありますのでお気をつけください。
受胎の売人の感想
受胎の売人は、今の少子化の社会を生きる、私達にそれぞれ問題定義を示す作品であると思います。
主人公ミネオはただ、自分の子供が欲しいと願っただけで、その気持ちは誰しも共感できるのではないでしょうか?
子供が欲しくて、妻に申し訳なくて、一縷の望みにかけて、男性避妊薬を使用してしまった、この事は誰にも責められることではないと思いました。
ミネオは不妊治療にも協力的で、チヒロに申し訳ない気持ちでいっぱいだったし、チヒロもそれがわかっていたからミネオを責めることもなかった。
もし、二人が子供を待たない選択を受け入れていたら、二人は不幸だったんでしょうか?
ただ、子供が欲しいちひろが子供を諦めきれない気持ちもわかるので、なんとも言えませんね。
できれば、リクと3人で静かに暮らして欲しかったです。
ユキの登場によって、どんどんスリリングな展開になっていくと思いますが、どんな結末を迎えることになっても、ミネオとチヒロには試練を乗り越えて、幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。
受胎の売人の見どころ
私の考える受胎の見どころは3つです。
見どころ三つ。
・ミネオとユキの駆け引き
・同じ顔の子供の謎
・新たなキャラクター達の登場
それでは、その理由について、深掘りしていきますね。
ミネオとユキの駆け引き
ユキはミネオから薬を完璧な形で手に入れたい、ミネオはユキの正体や目的を明らかにしたい。
今後二人の駆け引きはどんどん加速していくと思われます。
今の所、ユキが少し優勢ですが、これからミネオの反撃にも注目ですね。
同じ顔の子供の謎
この物語の最大の謎は、なぜ同じ顔の子供ができるのか、です。
おそらく今後の展開で、明らかになっていくのではないでしょうか?
薬の謎と共に、同じ子供の顔の秘密が明らかになった時、その子供達を世間は、親達はどうするかも見どころの一つだと思います。
新たなキャラクター達の登場
まだ、物語が始まったばかりなため、主要キャラクターが少ないと思いませんか?
今のところ、ユキの存在が謎ですが、今後ユキより大物が現れるのではないかと思います。
また、ユキの様にお金のために薬を得てい人、子供を得るために薬を使用した人など出てはいますが、この薬を絶対的に否定する人物が登場してません。
例えば、この薬は神の領域を犯し、決して人間が踏み込んではいけない部分であるなどの否定的な意見の持ち主です。
その人物は、薬を絶対に出回らないようにしようと考え、ユキと対立。
またその人物がミネオを愚かだと罵るかも知れません。
その時のミネオはユキとその人物の狭間でどうするのか、今後の新しいキャラクターの登場にも注目ですね。
まとめ
ここまで、
受胎の売人ネタバレ全話!最終回結末の展開も徹底考察!
と題してお届けしてきました。
受胎の売人は私達にさまざまな問題定義を投げかけてくる作品です。
主人公ミネオをはじめ、さまざまな登場人物を通して、私達は色々なことを考えるきっかけになるでしょう。
今後の受胎の売人の展開が楽しみですね。
以上が、受胎の売人ネタバレ全話!最終回結末の展開も徹底考察!でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。