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嘘解きレトリック7巻ネタバレ!感想や見どころも紹介

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今回は『嘘解きレトリック7巻ネタバレ!感想や見どころも紹介』というタイトルでお送りさせていただきます。

前の物語では左右馬が罠にはめられてしまいましたね。

鹿乃子の真摯な捜査と徳田の協力もあって、なんとか左右馬の疑いは晴れました。

7巻では左右馬の異母兄である篤嗣の家へ行くことになります。

どのような展開が待ち受けているのでしょうか?

それでは『嘘解きレトリック7巻ネタバレ!感想や見どころも紹介』をお楽しみください。

目次

嘘解きレトリック7巻までのストーリーおさらい

前の話では左右馬の事務所に届いた手紙に書かれていた通りに田打町へと向かいます。

そこで泊まった宿で殺人事件が起こるのですが、その現場となっていたのが左右馬が泊まっていた部屋だったため、彼は犯人として疑われ逮捕されてしまいます。

鹿乃子は彼が殺人なんてするはずないと捜査をするため田打町へ向かいますが宿泊している者しか中に入ることができないようでした。

その状況を助けたのが徳田です。

彼の力を借りて宿の中へ入ると「芝桜の間」から左右馬が泊まった部屋まで遺体を引きずった跡があることを発見。

おかげで左右馬の疑いは晴れることに。

事件の犯人は集山(しゅうざん)という男で左右馬の異母兄である篤嗣に対する逆恨みが動悸となり、一連の事件を引き起こしたようです。

物語はどう進むのでしょうか?

嘘解きレトリック7巻ネタバレ

物語の中心にいる左右馬と鹿乃子は、九十九夜町での日常を少しずつ取り戻しながらも、過去の未解決事件に深く潜む真犯人を追い続けています。

鹿乃子が田打町へ出かけている間、千代が左右馬の逮捕を知り、彼の無実を証明しようと自ら事件の調査に乗り出しました。

左右馬が罪を着せられた背景には、彼を恨んでいる誰かがいると千代は考え、その真相を探るためにさまざまな手がかりを求めて動き始めます。

手始めに、彼女は事務所内をくまなく調べて、どんな小さな手がかりも見逃さないようにと、細心の注意を払いながら捜査を進めていました。

すると、事務所の屑籠の中から古い新聞の切れ端が見つかり、そこに「タカヤマ商会解散」という見出しが記されているのを発見します。

この記事が重要な手がかりになるかもしれないと考えた千代は、その内容を慎重に調べ始めます。

千代が事務所で見つけた「タカヤマ商会解散」という記事を手に、何か重要なことに気づいた瞬間、耕吉が「タカヤマ」という名前に強く反応します。

彼は以前、転野町に出かけたときに、喫茶店の外で聞いた会話を思い出したのです。

そのとき、タカヤマという男が赤原灯台に身を隠しているという情報が偶然耳に入りました。

この情報が何か大きな意味を持っていると感じた千代は、真犯人がタカヤマであると直感し、すぐに赤原灯台へ向かうことを決意します。

千代は迷わず行動を起こし、赤原灯台に到着。

彼女の推理は見事に当たり、タカヤマが徳田たちと密かに話していた「集山」と同一人物であることが判明します。
これにより、事件の核心に一歩ずつ迫り、ついに真相が少しずつ明らかになっていくのでした。

一方、鹿乃子は日常の探偵業務をこなしながらも、小さな事件を着実に解決していくことで自らの存在価値を感じていました。

彼女の日々の生活は忙しくも充実しており、町中の依頼を一つ一つ丁寧に処理していくことで、探偵としてのスキルを磨いています。

そんなある日、鹿乃子は以前にスリから救った男性から感謝の気持ちを込めた報酬を受け取る機会に恵まれました。

この思わぬ報酬に鹿乃子は大いに喜び、その喜びを左右馬にも伝えます。

報酬を手にした鹿乃子の嬉しそうな様子を見て、左右馬は「これだけあれば汽車代にはなるな」と何気なく呟きます。

この発言を耳にした鹿乃子は、左右馬がまた突然逃げ出してしまうのではないかと不安になります。

彼が過去に何度も突然姿を消してしまった経験が、鹿乃子の心に暗い影を落としていたのです。

しかし、今回は事情が違うことがすぐに明らかになります。

左右馬は、逃げるつもりではなく、今度は自らの意志で異母兄である篤嗣に会いに行くことを決意していたのです。

篤嗣は、左右馬を冤罪に陥れた張本人であり、かつての事件に深く関与していた冷酷で無情な人物です。

彼は左右馬を助けるどころか、逆に彼を利用して自らの罪を隠蔽しようとしました。

左右馬にとって篤嗣との関係は非常に複雑で、彼への憎悪と困惑が入り混じった感情を抱いています。

そんな篤嗣のもとへ、左右馬が一人で向かおうとすることに対し、鹿乃子は不安を隠せません。

彼女は、左右馬を一人にさせるわけにはいかないと考え、彼に同行することを決意します。

二人は汽車に乗り、篤嗣が住む豪邸へと向かいます。

汽車の旅の途中で、左右馬は鹿乃子に、事件の裏で糸を引いているのは「徳田」という男ではないかという推測を打ち明けます。

ついに篤嗣の家である佐伯邸に到着した二人を待っていたのは、威圧感のある巨大な豪邸でした。

表札には堂々と「佐伯」と書かれており、その豪奢な建物は左右馬の過去と家族の力を象徴しているかのようでした。

しかし、篤嗣の使用人たちは「会う必要も理由もない」と言い、冷たく二人を追い返そうとします。

それでも、左右馬と鹿乃子は諦めませんでした。

篤嗣が何かしらの反応を見せるまで、しつこく粘り続けることを決め、邸の外で待ち続けることにしました。

幸運にも篤嗣の妻であり、橘侯爵の娘である澄子と接触する機会を得ました。

澄子は、篤嗣とは異なり、非常に穏やかで親しみやすい性格を持つ女性でした。

彼女は炊き出しの現場でボランティア活動をしており、左右馬と鹿乃子はそこで彼女に声をかけ、手伝いを申し出ます。

手伝ったお礼として澄子からサツマイモを受け取っていると、そこに若い男性が現れ、澄子に話しかけてきました。

その男性は、4日前に酔っぱらって道端で倒れていたところを澄子に助けられたという人物でした。

彼は澄子から借りたハンカチを返し、その場で彼女に対して好意を告白して去っていきます。

しかし、そのやり取りを木陰から見ていた鹿乃子は、彼の言葉がすべて嘘であることを瞬時に見抜きます。

何か裏があると感じた鹿乃子と左右馬は、すぐにその男性に接触し、詳しい事情を探ることにしました。

驚いた様子の男性は、突然「お前もあの女に頼まれたのか?」と左右馬たちに問いかけます。

左右馬は冷静に彼に話を合わせ、さらなる情報を引き出すと、男性はある女性から依頼を受け、澄子と駆け落ちする計画を立てていたことを打ち明けます。

しかし、この計画には恐ろしい裏がありました。

その裏の目的は、澄子に毒を盛り、彼女を殺害するというものでした。

左右馬と鹿乃子は、この恐ろしい計画を澄子に伝え、彼女に注意を促します。

澄子は、すでに何かが裏で動いていると感じ取っていたようで、左右馬たちの話を信じ、さらなる協力を求めます。

左右馬たちは、篤嗣と縁談があった女性が陰謀の首謀者であることを突き止め、澄子もそれを確認します。

澄子は、篤嗣と共に出席予定の園遊会にその女性が出席することを知り、左右馬と鹿乃子にもその園遊会に潜入して欲しいと依頼しました。

二人は澄子の要請を受け入れ、次なる行動を開始します。

嘘解きレトリック7巻の感想

7巻では左右馬と鹿乃子の緊密なパートナーシップが光った感じではないでしょうか♪

二人は篤嗣に対する左右馬の複雑な感情と向き合いながら、巧妙に仕組まれた陰謀に立ち向かうことになりましたね。

篤嗣は、異母兄として左右馬に冷淡な態度を取りますが、左右馬が彼に対して抱く憎しみや孤独感が垣間見えたかと思います。

鹿乃子は、左右馬の過去や家族関係に深い関心を寄せ、彼を支える重要な存在になってきましたね。

篤嗣との面会を拒まれても、左右馬を見捨てずに彼と共に行動する姿は、彼女の強い意志と優しさを感じさせました。

左右馬にとっても、鹿乃子の存在が自分を支え、真実に辿り着くための重要なカギとなっていきます。

澄子に対する駆け落ち計画や毒殺計画が明らかになる展開も、物語に緊張感をもたらしていました。

男性が酔っ払ったふりをして澄子に接触し、裏で計画を進めていたという事実が、徐々に解き明かされていく過程がスリリングだったと感じます。

鹿乃子がこの陰謀に気づき、冷静に対応する姿は彼女の探偵としての資質を見せる重要な場面です。

嘘解きレトリック7巻の見どころ

この物語の見どころは、鹿乃子と左右馬がどのようにして陰謀を暴いていくかという推理の過程です。

また、澄子が巻き込まれた陰謀が次第に明らかになり、誰が彼女を狙っているのかという謎が徐々に解けていく展開は、読者を引き込むのではないでしょうか?

さらに、園遊会での潜入捜査も見どころの一つです。

左右馬が技師として、鹿乃子が澄子の遠縁として園遊会に潜入し、そこで繰り広げられる駆け引きが緊張感を高めます。

このシーンで起こる事件が、物語の大きな転換点となり、新たな謎と共に次の展開へと繋がっていきます。

まとめ

今回は『嘘解きレトリック7巻ネタバレ!感想や見どころも紹介』というタイトルで記事を書かせていただきました。

探偵として活動する左右馬に憧れている千代が今回は大活躍でしたね。

このように仲間がどんどん増えていく感じも面白いかと思います。

引き続きこの作品のネタバレをしていこうと思います。

以上『嘘解きレトリック7巻ネタバレ!感想や見どころも紹介』でした!

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