「夏目アラタの結婚」を読んでいくと最終回結末のネタバレが気になりますよね!
児童相談所で働く夏目アラタは連続バラバラ殺人の被害者の息子、山下卓斗に呼ばれ家庭訪問するとまだ見つかっていない父親の頭部を見つけ出すため犯人の「品川真珠」に会いに行ってほしいと頼まれます。
アラタは真珠に会うため拘置所に訪れますが、真珠に拒否されそうに。
焦ったアラタは思わず真珠に結婚しようとプロポーズしてしまいます。
殺人を否定し無実を主張しはじめる真珠、では事件の真犯人は誰なのか真珠の父親はどんな人物なのか?
面会室で行われる真珠とアラタの心理戦に最終話までドキドキがとまりません。
今後の展開と最終回(最終話)の結末ネタバレが気になるサスペンス漫画です。
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この作品は単話版と単行本版の両方がありますが、心がほっこりするラストが描かれた最終話がコミックシーモアだとたった40円で読めます!
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夏目アラタの結婚ネタバレ最終回結末!真犯人や真珠の父親の正体を解説!
真珠はアラタや宮前達の協力を得て控訴審中の間に拘留所から脱走します。
アラタは真珠と脱走しながら事件の真相を伝えられることに。
事件の真相を知ったことで真珠が本当は周防の事を好きだった事に気付きます。
自分が好きだった男を殺してしまったという事実をショックに感じて欲しくなかったからです。
しかし、アラタの想いも虚しく、いざもうすぐ一緒に死ねるというタイミングで自分が周防ことを愛していたのかもしれないと気付いてしまった真珠。
アラタと一緒に死ぬ価値は自分にはないと思った彼女はブレーキを踏むのですが車は中央分離帯へ激突。
2人とも病院で意識を取り戻しました。
ここから全てが真珠の口から明かされていく事になります。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の正体は?
真珠には実は姉がいました。
姉の名前も真珠。
姉は母親の環に抱きかかえられている所を父親の三島が階段から突き落とされた衝撃で生まれたばかりの幼い頃に亡くなってしまいます。
完全な身代わりなので、年齢も2歳も誤魔化さなければなりません。
妹にとってはかなり過酷な毎日だったことでしょう。
知能指数(IQ)が幼少期に低く算出されたのも当時6歳だった真珠に8歳の知能指数テストをさせたからです。
真珠が中学生の時、母親はクモ膜下出血で亡くなりました。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の歯並びがガタガタな理由はなぜ?
真珠の歯並びがガタガタな理由は母親から高カロリーなものを与えられ、歯医者にも連れて言ってもらえなかったから。
真珠は幼少期から母親に高カロリーの食べ物を与えられ太っていました。
どんなに虫歯ができたとしても母親は真珠を歯医者に連れて行くことはありませんでした。
そのため、そのような見た目のこともあり同級生などに学校でも虐げられてしまいます。
真珠はなぜ犯行時に太っていた?
彼女は元々スレンダーで痩せやすい体質でした。
しかし現行犯逮捕された時は太っていました。
それはなぜか?
人間の身体を解体する時には体重が必要。
だから太って犯行に及んだという事ですね。
この計画性もなかなかのサイコパスなのではと思います。
真珠はなぜピエロのメイクを犯行時にしていた?
真珠は現行犯逮捕される時、ピエロのメイクをしていたため「品川ピエロ」と異名を付けられることになりました。
真珠自身に戸籍はなく、亡くなった姉の身代わりとして生きているため年齢を偽る必要がありました。
彼女は元々幼く見られがちで年齢に疑問を持たれるのを恐れた。
後の章で詳しく記載していますが三島を殺した真犯人は真珠自身です。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の父親の正体は?
母親のケータイに残された写真に成功ゼミナールに通う宮前が映っていたこと、そして宮前と環は1度だけ身体の関係を持ったことがあるということ。
それらの証拠を踏まえると真珠の父親は弁護士の宮前…ということになりましたが、はっきりと証明されたわけではありません。
当時の環は真珠(姉)の代わりの子が欲しい気持ちで手当たり次第に男性と行為をして妊娠するよう目論んでいました。
宮前はDNA鑑定によって親子関係をはっきりさせることを拒んだので本当の父親は定かではありません。
真珠の正式な生年月日が分かると、宮前が父親である可能性が低くなってしまったのですが、「調べなくても親子なんだから分かる」を貫いたというわけです。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:バラバラ殺人事件の真犯人は?
もともと真珠は自分ではやっていないと話していました。
実際は確かに彼女は無差別に殺人を犯したわけではなく3人の被害者に対しては自殺を助けた形です。
3人の被害者のそれぞれの死にたいという願いを叶え、最終的には自殺幇助の罪に問われることに。
アラタとの自殺未遂の後、病院内で供述している際に「3人は本当に死にたかったのかな」と涙ながらに語るシーンも印象的でした。
ことの経緯ですが、まず母親を病気で失った真珠は自分の事を愛してくれる可能性のある本当の父親を探し始めました。
出会う男性で相当の年齢の人には父親かどうか、聞いて回る事になりますが、身の回りに残っていたのは人生に疲れている3名の男性。
それぞれの被害者がなぜ自殺したいと思ったのか、解説させていただきます。
周防英介をなぜ殺した?理由は?
周防は真珠に毒を注射され殺される事になります。
しかし彼は死ぬことを望んでいました。
夏の暑い日に熱中症で意識が朦朧とする中、もうすぐ死ねると思っていたところを真珠に助けられてしまう彼。
彼が死にたいと思っていた理由は、必要以上に妹の沙奈に執着されていて本気で好きになった女性との婚約が破綻してしまったからでした。
妹は本当の血の繋がりがあるわけではないので問題はないと兄英介との身体の関係も持ってしまいます。
家から独立しようと思ってもそれを阻まれる。
真珠本人は当時気付いていませんが英介に好意を持っており心中も考えていました。
しかし、30代の男性が10代の女性と心中したと報道されると英介の印象が悪くなりかねない。
だから真珠は彼と一緒に死ぬ事を選ばなかったんです。
相沢純也をなぜ殺した?理由は?
相沢純也は塾講師でした。
一時、彼が務める塾がテレビで紹介されると息子が有名人になったと父親が勘違いするようになります。
相沢の父親は純也がお金持ちになったと勘違いしたため、お金をたかられるように。
父親は仕事もやめ、祖父祖母の介護施設料を支払わせたり、高額なテレビを買ってくれと要求してきたり。
お金に困窮した相沢は本来挑戦したかった司法試験を受けることすらできなくなってしまいました。
山下良介をなぜ殺した?理由は?
山下良介は真珠の母親の環を担当していた美容師です。
彼女の本当の父親である可能性が高いと考えた真珠は彼の元へ行き髪を切ってもらいます。
そこから関係が進んでいくのですが、話していく内に彼の本音を聞くことになりました。
実は山下は子供が作れない身体でした。
ずっと息子の卓斗に愛情が持てなかったようですが、それは彼の子供ではなかったからです。
山下はデキ婚でした。
結婚を迫られた時、妻のお腹にいるのは別の男性との子供だったんです。
山下の首の隠し場所は都心の郊外にある河田家の古い墓の中。
このお墓は看護師時代に看取った身寄りのないおばあさんの墓。
誰も墓参りに来る人はいない事を知っていたため山下の首を隠す事にしました。
墓の中に入れた理由は山下が家族とは同じ墓に入りたくないと言っていたから。
愛せない家族と同じ墓に入るくらいなら他人の墓の方が良いだろうと真珠は考えたようです。
三島正吾は殺されてる?
真珠(姉)の実の父親である三島正吾は真珠(妹)によって殺されています。
彼女と三島の接点は看護師時代に搬送されてきた時に名札「品川真珠」を見て環との関係に気付かれてしまったから。
三島からしたら「真珠」は亡くなった子供の名前なので生きていて18歳の女性として成長しているのはおかしいと思ったわけですね。
退院後も三島は彼女に執着するようになります。
三島の遺体は山中へ埋めることに。
3人の自殺幇助に関しては弔いの気持ちがありつつも三島の殺害に関しては後悔していないと語る彼女でした。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠の裁判結果は?
最高裁まで告訴しましたが裁判所は告訴を棄却。
結果、真珠は懲役12年の刑で確定する事になります。
判決が出た後の刑務所での様子は描かれていませんが、アラタのためにも真面目に服役したのだと思います。
模範囚のためか、9年で仮釈放されました。
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回:真珠とアラタの最後は?
交通事故による2人の自殺未遂後、真珠はアラタに2回目の離婚届を宮前を通して渡します。
退院後、公判前に拘留所へ面会に行くアラタ。
ずっと面会を断れていましたが「プロポーズした本当の理由」を伝えるから1回会って欲しいと面会を申し入れた事で受け入れてもらえることに。
他人のような口調で話す真珠に対して想いを伝えるアラタ。
9年後仮釈放された真珠はアラタと一緒に生活しています。
複雑な子供時代を過ごした2人だからこそ分かり合えるものがあるのだと思います。
命の尊さをちゃんと学べた真珠はこれからもしてきたことを償いながらアラタと支え合いながら生きていくことになるでしょう。
北海道の寒い土地で児童相談所の課長として出世したアラタが寒がりながら帰宅すると「おかえり、風呂沸いてるよ」と笑顔で迎える真珠。
幸せな結婚生活を送っている姿にとても気持ちがほっこりしました。
【夏目アラタの結婚】原作は完結してる?
夏目アラタの結婚はすでに完結しております。
全12巻(106話)出版されており、2024年9月6日に映画も上映される予定です。
【夏目アラタの結婚】最終話ネタバレ感想
めちゃめちゃハッピーエンドじゃん!
1番良い終わり方してる!
最初はサイコパスなミステリー、途中から人間ドラマ、最後は心温まるラブストーリー、こんな漫画もあるのか。
ラストシーンのアラタを出迎える真珠の笑顔に心を打たれた方も多いのではないでしょうか?
離婚届を渡されたものの「会いたい」と必死に真珠に面会を申し込みやっと会えた2人。
ガラス越しに再び気持ちが通じ合う最後の面会シーンは必見です!
【夏目アラタの結婚】全巻あらすじネタバレ!
夏目アラタの結婚ネタバレ1巻
主人公である夏目アラタは児童相談所に勤める公務員です。
ある日、担当児童の山下卓斗に呼ばれ、同じ職場の桃山香と家庭訪問しました。
卓斗から父親を殺した品川真珠に会いに行って父親の首の在処を聞き出してきて欲しいと依頼されます。
卓斗の父親は2年前におきた連続バラバラ殺人事件の被害者でした。
犯人の品川真珠はバラバラにした死体をバッグに詰め込んでいる所を現行犯逮捕されており、逮捕時にピエロの扮装をしていたことから「品川ピエロ」と呼ばれていました。
卓斗の父親は3人目の被害者で、2年たった今も首が見つかっておりません。
父親の首を見つけ出したい卓斗は面識のあったアラタの名前を使い真珠に手紙を出していたのです。
アラタは代わりに会いに行くことを了承、そのかわり文通をやめるよう釘をさします。
文通相手が自分じゃないことがバレそうなり焦ったアラタは関係をつなぎ止めるために真珠に結婚しようというのです。
初対面のしかも殺人犯にプロポーズなんてビックリです!
アラタの事前調査では、頭も良くない社会不適合者というイメージでしたが、眼の前にいる真珠は真珠はそんな印象とはかけ離れた頭がキレる女性でした。
真珠に信用してもらうため、アラタは真珠の手紙からお母さんのような安心できる匂いがしたと口説き始めました。
凶悪犯相手に嘘をつくなんてアラタも度胸がありますね(汗
後日、アラタの自宅に真珠の弁護士である宮前光一が訪ねてきました。
真珠からアラタとの結婚話を聞かされた宮前は本当に結婚する気があるのか確認しに来たのです。
2人で繰り返し面会う続けていきましたが、だんだん結婚がリアルになりつつある状況に焦るアラタ。
彼女を変える何か大きな事件や事故があったのではないかと考える宮前はアラタに真珠に聞いてきて欲しいと言いました。
遺族のために真珠に会っているのに無実の証明の協力をしている自分に嫌気が差したアラタは真珠に別れ話を切り出そうとします。
何かを察した真珠は河原に血生臭い何かを埋める夢を見たと言い出しました。
これでアラタが真珠から離れることができなくなりましたね((+_+))
真珠の証言から警察が河原を探したところ1人目の被害者「周防英介」の左腕が見つかりました。
これで卓斗からの期待も高くなったアラタは真珠に別れ話をすることが困難になりました。
桃山に嘆いていると職場に周防の母親と妹の「沙菜」が訪ねてきます。
周防の母親はアラタにお礼を言いに来たのですが妹の沙菜はアラタと真珠が婚約していることを婦警達の会話から知りアラタを責めます。
事情があると口ごもるアラタの背後には所長がおり会話を聞かれていました。
所長はアラタが荒れていたころにお世話になった父親代わりのような人でアラタも頭が上がりません。
卓斗絡みの案件だと気が付いた所長はアラタに担当地域を外し卓斗とも真珠とも会うなといいます。
しかしアラタはプライベートな事であり真珠とも愛し合っている、愛され方がわからず歪に笑う笑顔を愛しいと思う男なんだと宣言します。
思わず出た自分の発言にアラタ自身、真珠の事を本当に愛してしまったのかとびっくりしています。
一方、拘置所の面会室では真珠が宮前に黙秘は今日でお終いにすると伝えました。
夏目アラタの結婚ネタバレ2巻
真珠は黙秘をやめ事件の真相について話し始めました。
真珠によると最初の殺人事件の1年ほど前から誰かにストーキングされておりある日家に帰ると家の中にバラバラの死体があったと言うのです。
さらに犯人はきっとそのストーカーが自分に近付く男に嫉妬して犯行に及んだと言いますがアラタは納得できません。
本当にその通りだったとしてその場で通報しなかったことも死体の一部を隠したこと、今まで黙秘していたことと理解できないことがたくさんあるからです。
何故真珠が男達を殺害したのか、その動機が知りたいアラタは沙菜に会い周防英介とはどんな人物だったのか話を聞きました。
聞けば聞くほど自分と似ている英介に死刑を受けいれていたはずの真珠が外に出ようとしているのは自分を殺すためのなのではとアラタは考えます。
アラタは真珠との面会で周防との関係について迫りました。
周防を殺した動機がわかれば自分を殺そうとしている可能性もわかると思い質問をしていきますが真珠は嫌悪感をあらわにします。
前の彼氏の存在が気になるという建前で話すアラタに手紙を読んで会いたいと思ったのはアラタだけだった、実際に来たのは手紙の本人ではなかったけどと言う真珠。
言葉を詰まらるアラタに真珠は代筆なしの婚姻届をはやく持ってこい!と言います。
真珠の素顔を引き出したいアラタですが真珠が反応した「赤ちゃん」というキーワードが弱点ならば弱点はつきたくないと桃山に相談します。
そんな桃山に真珠から一通の手紙が届きます。
手紙の内容には「赤ちゃん」について相談したいと書かれており、桃山は真珠に会いに行きました。
「赤ちゃん」 についてはまた今度話したいという真珠ですが、色々話していくなかで桃山の行動を真似していきます。
アラタのタイプである桃山になるねと不気味に笑う真珠ですが巧みな話術で桃山は真珠に心を開いてしまいました。
真珠は計算して自分に同情の気持ちを持たせるのが上手いように思います。
真珠と面会したアラタは幼少期から逮捕時、そして今の真珠どれが本当の姿なのか問いますが、真珠の返答はアラタの好みはどれだと言います。
そんな真珠にアラタは見た目など気にせず堂々としているところが好きだといい、真珠の中の本気で愛せる部分を探そうと思うのです。
真珠と話していく中で本音がもれたアラタに真珠も心を開きはじめます。
一方、宮前は真珠にストーカーがいた事を証明する証人を見つけていました。
夏目アラタの結婚ネタバレ3巻
真珠は控訴審が始まるまでに婚姻届を出さなければアラタを結婚不履行で訴えると言い出しました。
そして沙菜のこともアラタの共犯者として訴えるというのです。
真珠の被害者遺族である沙菜たちを巻き込むわけにはいかないとアラタは婚姻届を用意し真珠に会いに行きます。
アラタの字で記入された婚姻届をみて真珠は子供のような笑顔を見せました。
勝ち誇ったような顔をするんだろうと思っていたアラタは思わぬ真珠の笑顔に心動かされました。
そしてその日のうちに婚姻届を提出し、品川真珠は夏目真珠になりました。
ついに真珠の控訴審が始まり裁判所にはたくさんの人が真珠を一目見ようと傍聴に来ています。
裁判には死刑囚コレクターの藤田という男もきていました。
彼とアラタは一度拘置所で会ったことがあり、死刑囚をコレクションのように扱う藤田にアラタは嫌悪感を感じていました。
いざ裁判が始まると清楚なワンピースに身を包んだ儚げな真珠が現れます。
裁判長に名前を聞かれると結婚して夏目真珠になったという発言に傍聴席はざわつきます。
死刑囚が獄中結婚したなんてビックリしますよね
真珠にストーカーがいたことなどをあげ、殺人罪については無罪で死体遺棄等の執行猶予を主張する宮前。
1回目の公判が終了しますが、どうなっていくのか展開が気になります!
夏目アラタの結婚ネタバレ4巻
真珠の控訴審の法廷画は各局のニュースでも話題になっていました。
真珠の殺人の動機を知るため、アラタは真珠がお世話になっていた児童養護施設(しらなみ園)の担当者(平井)を訪ねます。
施設園長の平井さんがいうには真珠は誰とも打ち解けない子だったようです。
養護施設なのにも関わらず、真珠の母親がよく会いにくるものだから他の園児に妬まれてコンパスで刺されたりしたそう。
アラタは幼少期、危害を加える人間もその被害者となった人間も見下して過ごしていました。
園長の話を聞いて闘えない子だっているんだよな、と気付かされるアラタでした。
アラタは児童相談所にも話を聞きにいきます。
宮前からの幼い頃の真珠の話を聞いて虐待されていたと思っていたアラタですが、担当者に親子で仲良く歌を歌っていた事などを聞かされ、親子関係については想像とギャップがあったようです。
担当者も親子として見守ることにしようかと思うくらいだったんようで…。
前の話で真珠が死刑になっても仕方ないから、早く起訴されたがっていた件はお父さんを庇うためだったのではと推測した宮前。
桃ちゃんになら正直に話してくれるのではと事実確認のために宮前は桃山を真珠の面会に送ります。
桃ちゃんのことをすっかり気に入っている彼女は、結婚式には自分の友人として出席してほしいなどと女子らしい話で盛り上がりました。
その勢いでアラタとの結婚式にお父さんは呼ばないのか?と聞いた途端、真珠の表情は一変。
なぜ親父の話になるのかと一気に生気の抜けたような表情になりました。
というのも真珠の父は3人を殺した張本人で真珠に身体の関係を迫るなど彼女にとって害悪でしかなかったからだそうです。
後日、母親と庇うなら納得できるが、突然現れた親父を庇うのは納得できないとアラタは真珠と面会時に言います。
色々素性を調べてきたアラタを気持ち悪く思いつつも、話の流れから真珠は母親と一緒に歌っていた「夕焼け小焼け」を口ずさみますが、急に吐いてしまいます。
彼女は歌うことにトラウマを抱えているようです。
後日、彼女は離婚届と一緒に手紙を送ってきました。
そこには彼女が歌うことへのトラウマを隠そうとして歌おうと思ったら吐いてしまった、自分の抱えている秘密を素直に話したい気持ちと、それを知られてしまうことへの恐怖を抱えていることが綴られていたんです。
彼は迷わず離婚届を破り捨てたのでした。
そんな中、2回目の公判が始まりました。
2回目の公判では制服のような姿で登場した真珠。
証言台にはホームレスの男が立ち、3人目の被害者である山下と男が何か言い争っていたと証言します。
真珠は看護学生だったころ実習先に運ばれてきたホームレスの「三島正吾」が真珠の名札をみて母親の名前は「品川環」かと聞いてきたことと母親である環と三島、そして赤ん坊の頃の真珠3人が写る写真を持っていたことから自分の父だと思ったといいます。
三島は真珠に一緒に住もうと言ってきたり体の関係を迫ってきたと言うのです。
三島を殺そうと病院から毒を盗ったが結局殺すことはできなかったという真珠、急すぎる暴露に裁判は休廷となりました。
裁判長の手元のメモ書きには「演技力」「怪物」の文字が書かれていました。
裁判長は性的虐待は真珠の嘘だと見破っており、演技力が高い真珠に惑わされないよう他の裁判官に忠告します。
再開した裁判で真珠は男たちを殺してバラバラにしたのは三島だと言いました。
平然という真珠にアラタは三島はもう真珠に殺されていると確信します。
夏目アラタの結婚ネタバレ5巻
第2回審理が始まる前から、法廷は女子高生のような姿にざわついていました。
次の審理までの間にアラタは真珠と久しぶりに面会に行ったり、被害者の遺族と会ったりして、卓斗のお父さんの首の在り処を探そうと動き回ります。
離婚届を送ってきた彼女にもうこんなことをするなと言っている時は、結婚できたときの喜びがどこに消えたのかと思うくらい無反応。
しかし、「時間を動かす」というキーワードで彼女の目は一気に輝きを放ちます。
「探したよ」と言って欲しいとせがまれ、それに答えると泣くほどに喜んでいました。
まだ見つかってない遺体の一部を埋めた場所について語り始めました。
彼が望んでいる首ではなく2番目の被害者の足の在り処です。
首の場所は素直に教えてくれそうにありません。
会話の流れから、どうしてか都合が悪くなったのか突然「出して!!」と暴れたので面会が終わってしまったんです。
気持ちの起伏の激しさと、豹変ぶりに振り回され卓斗の父の首の在り処がいつか分かるものなのか、疑念を抱くのでした。
審理が終わり、裁判所の外に出て宮前に電話をかけ、会う約束をしましたアラタ。
その後、尾行してくる記者を藤田と共に振り切り、彼の後輩たちが経営する居酒屋へと向かいました。
そこで、藤田に「死刑囚グッズが欲しい」とせがまれたアラタは露骨に話題を逸らし、代わりに本日の裁判の感想を藤田に尋ねました。
会話が進む中で、アラタと藤田は酒が進み、藤田が退席した後、宮前が居酒屋に現れます。
居酒屋で二人きりになったアラタは、何か重要な話があるようです。
その後、警察官たちが真珠の指示で住宅の基礎を掘り返すと、ついに骨が発見されます。
その様子を見守っていたアラタたちは、何かが見つかったことを察し、その場を去ろうとしますが、ふと宮前との会話に引っかかりを覚えるのでした。
仕事をしていると彼のもとを東京地方検察庁検事の桜井が訪ねてきます。
彼はアラタに真珠との出会いや経緯について質問し、さらには彼女から2度も遺体が隠されてる場所の情報を引き出したことに興味を持っていると話しました。
桜井は、真珠を「少女の皮をかぶった怪物」と評し、彼女を追い詰める覚悟を見せますが、児童相談所の桃ちゃんは、真珠が救いを求めている子供だと感じています。
その後、アラタは宮前の元を訪れ、何かしらの確信を得たようで、宮前に対して強烈なパンチを浴びせるのです。
真珠の裁判が進む中、アラタはいつものごとく首を探すために、被害者の一人、相沢純也の遺族である彼の父と会い、息子が持っていた本やDVDのコレクションを調べます。
そこで被害者たちが共通して「レオン」という映画を好んでいたことを発見
この共通点が首を見つけるヒントとなるのか、アラタは考えを巡らせます。
第3回公判の日、アラタは卓斗が傍聴に来ないよう警告しますが、卓斗は再び真珠に引き寄せられてしまいます。
法廷では、真珠が映画『レオン』の「マチルダ」のコスプレ姿で現れ、その服装について裁判長が注意を促しますが、真珠はそれが遺族からの贈り物だと主張します。
また、彼女が主張した「三島正吾」の存在がはっきりしたものの、DNA鑑定の結果2人が親子関係にないことが明らかになってしまいました。
彼女の主張の信憑性がまた問われることになりそうです…。
夏目アラタの結婚ネタバレ6巻
3回目の控訴審が緊張感の中で始まります。
前回の公判で、連続殺人は三島の仕業と証言しましたがが、DNA鑑定の結果、三島正吾とは血の繋がってないことが判明し、可のy徐は追い詰められていくのです。
事件の鍵は母親・品川環だと確信したアラタは、環の過去を探る事にしました。
検察は、親子という前提が崩れたため、真珠の証言をウソと判断するが、宮前はそれを否定。
環は若い頃から苦労を重ね、娘のために犠牲を払ってきたが、その行動には謎が多いのです。
夫婦生活に幻滅を感じつつも、藤田から「夫婦は幻想で成り立つ」と諭され、真珠との関係に悩みます。
休憩後に再開された法廷で、宮前は彼女の部屋には三島正吾の血痕があり、それが今まで身元が分からなかったものだったと主張。
彼が彼女に執着し住居に出入りする関係があった事を裏付けると言います。
しかし、検察側はそれこそ彼女による殺人の証拠になるではないかと反論。
宮前は、これまでの一連の殺人と三島の殺害の方法が異なるため、双方の事件の犯したのが彼女だと断定はできないのではないかと語りました。
裁判長としては、三島と彼女が親子関係にはない事は分かりましたが、母親は本当に品川環なのかという論題を持ってきます。
一審時の彼女のプロフィールと現在の彼女の印象が一致してない事に違和感を覚え、三島の「俺の真珠を出せ」という言葉が実の娘を返せという意味だったのではと疑問を投げかけます。
彼女はもし自分が本物の品川真珠でなければ裁判が無効になるんではと発しますが、裁判長は犯行現場で逮捕されたため裁判が無効にはなる事はないと断言します。
その後、彼女は絞首刑について質問し、卓斗に向かって「お前の親父を殺したのは、ボクだ」と爆弾発言をしたんです。
アラタは彼女が自白してしまうことを懸念しますが、藤田は不規則発言は記録されないため証拠にはならないんだと説明してくれます。
宮前は、彼女があまりの喪失感や虚無の感情に襲われて、乱暴に語ったのではと問いますが、彼女は「今がとても幸せだ」と答えます。
そして「2年経ったからもう終わり」と意味深な発言をし、死刑を望むと裁判長に告げた後、突然アラタに駆け寄り涙を流しながら彼に触れます。
真珠の暴走により、3回目の公判は閉廷となりました。
アラタは、彼女のふわふわな感触の頬を思い起こしつつ、その晩に実母の綾子を呼び出して相談。
これまでの裁判の経緯を説明し、真珠のお母さんについて「母の立場」から意見を求めます。
綾子は、環は娘を隠すために繰り返し家を転々とし、男性を家に連れ込まなかったのではないかと指摘。
また、息子に「彼女に踊らされてはいないか」と注意を促します。
裁判長は、真珠の言う事ひとつひとつが何らかの手がかりになるのでは?彼女が第三者に秘密を暴かせようとしてるんではないかと推測するのです。
アラタは再び東京地方検察庁に呼び出されました。
今回は個人的に忠告があるようで。
桜井は、第三者から見ると真珠の導く結論に誘導されているように見えると指摘し、その結論は真珠に有利なものになる可能性が高いと述べました。
桜井は知らず知らずのうちに事後従犯として利用されていると警告し、手を引くよう勧めましたが、彼は背中を刺される覚悟があると答えます。
彼女は面会中に家族の話を提案し、墓には真珠のマークを彫ってほしいと願い出ました。
その言葉に彼は、彼女のお母さんの故郷に何かを探すべきだと考え始めるのです。
彼女の言葉から、実家の裏山に「何か」を埋めたと察します。
それが未発見の「首」ではないなと思ったのは、もしそうならもっと直接的に伝えてくるはずだからです。
彼は石川県七尾市にある彼女のお母さんの実家に向かい、彼女の言葉を頼りに「何か」を探しました。
掘り進めると、土の中にスーツケースが埋まっていました。
彼女が見つけて欲しかったものを思いながらスーツケースを開けたアラタは、驚きのあまりその場に尻もちをついてしまいました。
夏目アラタの結婚ネタバレ7巻
アラタは、真珠に指示された通り石川県の品川環の故郷に向かい、「あるもの」を発掘
それは、裁判で真珠に有利となる物的証拠でした。
彼女がなぜ母親を愛しながらも、それ以上に憎しみを抱いていたのか、何を待ち続けていたのか、環が何から逃げていたのか、全てが明らかになりました。
そして、真珠の知能指数が突然上がった理由や、卓斗の手紙に何を感じたのかも全て理解したのです。
「真珠、君を救えなかった・・許してほしい。。。」
アラタは真珠がなぜ自分だけに秘密を打ち明けたのか問いただしたかったのですが、石川から東京へ戻る時間が足りず、所長を呼び出します。
アラタは、真珠の指示で裁判に有利な証拠を掘り出したものの、彼女の計画に引き込まれたと感じると話しました。
そして、なぜ真珠が3人の男性を殺害したのか、少し理解できるようになったとも続けます。
彼女を哀れに思う気持ちが、真珠の自尊心を深く傷つけ、それが事件の引き金になったのではないかと考えています。
所長と飲んだ後、アラタは宮前に呼び出されました。
宮前は、常に真珠に対して哀れみを感じていたと話します。
しかし、アラタのように時には嘘をつき、時には本音で向き合うことが、真珠の心を開く鍵だったのだろうと続けました。
「彼女に君がいて、本当によかった」と宮前は言います。
しかし、アラタも今や宮前と同じく、真珠を哀れに感じていることに気づき、その感情を隠す「鎧」が必要だと考えます。
その後、アラタは紋付き袴を着て真珠との面会に臨み、指輪も用意しましたが、真珠の反応は冷ややかでした。
真珠はアラタが警察に行かなかったのは、自分に操られていると感じたからではないかと問い詰めます。
彼女はアラタを罵倒しますが、アラタはただ宮前のように憐れみの目で彼女を見つめるだけです。
怒れと言う真珠に対し、アラタは「君が本当は未成年だからだ」と答えました。
アラタは真珠に本当の誕生日を尋ねますが、真珠は答えず、実際に自分でも分からない様子です。
21年前、品川環は三島正吾との間に子供をもうけましたが、二人は結婚しませんでした。
環は一人で「真珠」を育てましたが、その子を亡くしてしまい、あのトランクにあった遺体がその「真珠」だろうとアラタは推測
環は、その後もう一人の子供を産み、「真珠」の代わりとして育てることを決意し、その子が、今アラタの前にいる「真珠の妹」であるとアラタは続けます。
環が隠したかったのは、新たに生まれた子供を育てているという事実でした。
発育の遅れを隠すため、真珠を過食させ太らせ、年齢がばれないように治療もさせなかったのです。
幼少期の知能指数が低かったのは、真珠が実際には周りの子供たちよりも年下だったからでした。
アラタは、未成年であるならば支援が受けられるかもしれないと真珠に伝えますが、真珠は「夫婦だからこそ秘密を解くヒントを与えたのだ」と言い、同情や支援は望んでいないと告げます。
アラタは二人の間に絶望しかないと感じ、真珠に「まさか本当に死にたいと思っているのか?」と問いかけるのです。
アラタは宮前に、石川で本物の「真珠」を発見したことと、現在拘置所にいる真珠が「真珠」の妹であり、未成年であることを伝えます。
アラタは「真珠」を供養するため、まず警察に連絡したいと考えますが、宮前は検察側より先に遺体のDNA検査を行いたいと答えます。
そして、真珠が早く起訴されたかったのは、起訴時に成人であれば成人として裁かれるためだと理解しました。
アラタは、真珠にとっての特別な誰かとは、全てを片付けてくれる人だと宮前に話しますが、その一方で、これまでの真珠との会話を振り返ります。
真珠は心の底では生きたいと思っており、そのために惹かれたのだとアラタは感じるのでした。
アラタは桃ちゃんに、これまでの経緯を話し、自分が真珠に惹かれているのか尋ねました。
真珠の内なる強さには惹かれているが、恋愛感情はないと言うアラタに、桃ちゃんはそれが愛だと答えます。
アラタは真珠を保護する存在と感じていますが、桃ちゃんは児童相談所を辞めればただの男女だと諭し、共に生きていけば何かを与えられるかもしれないと考えさせます。
一方、宮前は真珠に、死刑判決は回避される可能性があると報告しました。
真珠は、アラタが裁判所に必ず来てくれるよう、抽選に外れても帰らず、裁判が閉廷するまでずっといてくれるように伝えてほしいと宮前に頼みました。
宮前は、もし本物の「真珠」の遺体を通報した場合、アラタにも共犯の疑いがかかり、面会が制限される可能性があると告げます。
そのため、アラタは通報前に真珠との面会に向かいます。
アラタは真珠に「お前は人殺しだ。無罪だと思ったことは一度もない」と告げ、真珠は「初めて言ってくれたね」と微笑みます。
アラタが真珠に「呼んだら来て」と言い、真珠が外に出てくるまで可愛い家を用意して待つと約束しますが、真珠は普通の結婚生活に幸せを感じる人に生まれたかったと答えます。
アラタは自分の妻は真珠一人だと伝え、真珠は呼んだら来て欲しいと懇願します。
アラタは脱走には手を貸さないと言いますが、真珠は「呼ぶ声が聞こえたら来てくれればいい」と返すのでした。
一方、検察庁は真珠が未成年である可能性に騒然となり、桜井はアラタに男として忠告すべきだったと悔やむのでした。
夏目アラタの結婚ネタバレ8巻
アラタは、被害者であった周防の家でお線香を供えようと出かけていきました。
帰りに妹の沙菜に会い、兄と彼女には血の繋がりがないと教えてくれたんです。
沙菜が「ブラコン」だと言ったことで、自分に対して積極的に接してきた理由も理解しました。
「あの女は死刑になるんですよね?」と沙菜に念押しされましたが、彼は答えることができませんでした。
沙菜が「子どもがいればいるだけいい」と言うことに対し、彼は「自分はいらない」と返します。
その理由は、子どもを育てる義務があるため、死ぬ自由がなくなってしまうからだと言います。
そんな風に考える彼は自分が結局真珠と似た者同士なんですね。
でもいざ彼女が外に出てきたら、夫婦として過ごすわけですし、そうしてるうちに子供ができる可能性もゼロではありません。
彼もこんな仕方で家庭を持つなんて夢にも思っていなかったでしょうし、彼女の判決がどうなるのか不透明な中ではかなりのプレッシャーを感じてることでしょう。
そんな時、何でも話をきいてくれる所長の存在に救われるのでした。
かたや彼女は宮前からアラタがバイクを持っていると聞き、次の公判にはライダースジャケットを着て来るようにとお願いしました。
また、アラタに上告放棄書を提出してくれと宮前に頼みます。
アラタはライダースジャケットを着て法廷に向かいますが、傍聴の抽選に外れてしまいました。
公判では、検察が彼女が20歳を超えてるという証拠を示せず、公訴が棄却されます。
真珠は涙を流しながらに自分が「夏目真珠」でだということを受け入れ、彼が秘密に気づいてくれたことでホッとしたと語ります。
裁判は振り出しに戻り、真珠が18歳未満の可能性があるため、死刑にも実名報道にもならないことが確定。
「夏目真珠」という名前は、もう誰も報道することができなくなります。
夕方、彼は上告放棄書を出し、裁判長に彼女を拘束する法的根拠を問いただします。
裁判長は「ない」と答え、今は彼女を拘束する法的根拠がないことが明らかになります。
再逮捕の令状もまだ出ていないため、彼女は法的に解放される可能性があるものの、その後の彼女の運命や、彼との関係がどうなるかは依然として不透明なままです。
上告放棄書が出されたので、一旦釈放されました。
しかし、警察官に拘置所に移動すると告げられると、彼女は「いやだ」と拒否します。
警察官は手続き上必要だと言われますが、これは任意で強制はできません。
警察官たちは、真珠が動けないように人で壁を作り、触れたら公務執行妨害で逮捕できるよう準備します。
真珠はアラタを呼びますが、現れたのは裁判長でした。
すぐに逮捕状を出すことはできないため、ギリギリの時間に上告放棄書を渡したわけです。
彼女は服を脱ぎ、警察官を戸惑わせる隙に走り出し、夫の名を呼びますが応答はありません。
「ま、いっか」と諦めかけたその時、バイクのエンジン音が響き、救世主のごとく彼が現れました。
彼女に「しっかりつかまれ」と告げてバイクを発進させます。
その後、葛西の砂浜に着いた2人。
彼女は目を閉じるように言い、自らも目を閉じて彼の匂いを嗅ぎ、「煙草じゃない匂いもする」と言いながら彼に口づけをしました。
そのままバイクで藤田のうちに向かった2人ですが、途中で運転してる彼の目隠しをするなど危険な行動を取るのです。
冗談にならない行動に彼女が死にたいと思ってんのかと不安になります。
藤田のうちに到着し、彼が2人の宿泊を快く受け入れますが、彼女は「2人きりがいい」と言い、彼はその状況を避けたいと感じます。
藤田は1人で風呂に入っている彼に聞こえないように、彼女に「夏目さんを殺しちゃダメだよ」と忠告しますが、それに対して「ゴムはないのか」と問いかけます。
ないと答えると、彼女は「1回だけならいいか」とつぶやきます。
夏目アラタの結婚ネタバレ9巻
2人は真珠の父親を探すことにしました。
環の形態には連絡先のような写真が入っていて、そこにヒントがあるのではないかと考えます。
母親の形態は卓斗の父親の頭と同じところにあるという突然の告白。
アラタは急に緊張感を覚えますが、環の墓の中にとうとう卓斗の父親の頭を発見しました。
だいぶ遠回りをしましたが、アラタは当初の目的を果たすことができましたが、同時に卓斗の父親が実の父親ではなかったという衝撃の事実を知ることになります。
父親探しに奔走する真珠は、弁護士の宮前ではないかという結論に達します。
宮前はたった1度だけ環と寝たことを認めました。
それと同時に真珠は自分の反抗を認める発言をします。
もし、宮前が真珠の父親なら18歳以上での殺人になり死刑を免れることはできません。
夏目アラタの結婚ネタバレ10巻
真珠の前に一人目の被害者周防の妹沙菜が現れます。
沙菜は真珠が周防のことが好きだったのではないかと追求。
一方で真珠は周防が血の繋がりのない妹沙菜との男女の関係になったことを悔いていたと話しました。
真珠は自分のことを生きる意味にしてくれた周防と結婚したいと思っていましたが、愛する人を殺してしまったのです。
その複雑な気持ちを理解するのはとても難しいです。
夏目アラタの結婚ネタバレ11巻
アラタは自分の母親に結婚相手である真珠のことを紹介しました。
母親は真珠に対して不気味な印象を抱きます。
車で走っていると、アラタは真珠の口から2人目の被害者である相沢に関する衝撃の事実を知ることになります。
アラタは真珠を自分のものにしたい衝動に駆られキスをします。
それに答えてくれるかと思いきや、乗っていた車がトラックに衝突してしました。
2人の運命は?
夏目アラタの結婚ネタバレ12巻
アラタと真珠は2人とも病院で意識を取り戻します。
目を覚ますと同時にアラタは宮前から真珠との離婚届を渡され、受理することになりました。
真珠は捜査に全面的に協力し、残りの遺体の場所と三島殺しを自供し、姉の真珠は三島の手によって殺されたことが判明。
3人がどうして自殺することになったのかここで明らかになっていきます。
真珠は再び拘置所に送られることになりましたが、2人の関係は今までよりずっと素直に、親密なものになったのです。
まとめ
夏目アラタの結婚ネタバレ最終回結末!真犯人や真珠の父親の正体を解説について書かせて頂きました!
3人も殺した凶悪犯である真珠、最初は不気味な印象で嫌悪感を抱きましたがアラタに見せるコロコロ変わる表情に惹きつけられた方も多いのではないでしょうか?
ただの公務員であるアラタと凶悪犯の真珠の面会室で行われる心理戦にドキドキハラハラしました。
真珠の本心はどれなのか、どれが演技でどれが本心なのかアラタだけでなく読者も惑わされる面白い漫画でしたね。
「夏目アラタの結婚」はピッコマ・LINEマンガ・めちゃコミ等で配信中です。
2024年9月には映画上映も決まっておりCMなどをみて気になった方も多いのでなないでしょうか?
真珠の父親の正体や事件の真犯人など、この記事で最終回結末ネタバレを読んだ方でも全てを理解したうえで読み直すのも楽しいと思います!