この記事では、「正統派悪役令嬢の裏事情ネタバレ最終回結末!原作は小説家になろうにある?」をご紹介していきます!
正統派悪役令嬢の裏事情は悪女に転生する王道ストーリーで、主人公セリアは死を回避するためにサブヒーローとの結婚を目指します。
しかし、セリアの思い描いたようには進まず、なぜかイケメンヒーローとの距離が縮まっていく胸キュンな展開なんですよね。
初めからセリアを気にかけていた無愛想だけど優しいヒーローと、最終的にどうなるのか、カリス、リナ、ルシェの結末もとっても気になりますね!
それでは早速、「正統派悪役令嬢の裏事情ネタバレ最終回結末!原作は小説家になろうにある?」を見ていきましょう!
『正統派悪役令嬢の裏事情』のあらすじ
平凡な大学院生だった主人公が、不運にも交通事故で事故死してしまった。
しかし目が覚めると生前読んだ恋愛小説の登場人物である「セリア・シュテルン」に憑依していました。
恋愛小説では次元移動者であるヒロイン「リナ」がこの世界に降り立ち聖女様として迎えられます。
そしてヒーローである「ルシェ・ベルク」とサブヒーローである「カリス・ハネトン」の愛を一身に受けるという物語。
そのなかでセリアは神の力を譲り受け、特別な神聖力を持つ者だけに許される「シュテルン」という称号を預かった帝国で最も神聖な存在。
にも関わらず趣味は衝動買い、特技は無駄遣い。
家族との仲も悪く周りは敵だらけの悪役で最後はカリスに殺されてしまいます。
今度も前世のように早死にはしたくない!と思った主人公はまず今までの無礼を周囲に謝罪しセリアの評判を変えるべく行動しました。
そのなかでサブヒーローであるカルスと恋仲になり婚約。
小説の主人公2人と関わることなく幸せな結末を迎えようとするセリアに原作とは違う出来事が降りかかります。
まず、聖女であるリナにもシュテルンの力が現れるのですが、原作では終盤にとある事件で意図せず現れることに。
しかしリナはシュテルンであるセリアに憧れ自らシュテルンの力を発動させ生死を彷徨います。
セリアの婚約者であるはずのカリスはリナの手を握りながら気にかけ、まるでリナとカリスが恋仲のようにみえます
しかしセリアは原作回避のため怒ることもせず自分を惨めに思いますがここでルシェが助けてくれます。
ルシェの助けに来てくれるタイミングがバッチリでしたよね!
後日ルシェとセリアが話していると自分の事を棚に上げたカリスが2人きりでいることを責めてきます。
今までの不満や不安が溢れたセリアはカリスに自分の気持ちを伝え、カリスも謝罪。
結婚式をあげたら自分の領地にすぐ帰ること、治療が終わり次第リナとも会わないことを約束してくれ、もう一度カリスのことを信じようと決意しました。
結婚式を数日後に控えたカリスはリナの最後の我がままに付き合うべく、リナと魔物の墓がある氷河へ向かいます。
そこでリナと共に遭難してしまい結婚式に間に合いません。
どんな理由があろうと結婚式をドタキャンなんて信じられません!
帝国の神聖な存在であるシュテルンの結婚式には様々な制約があり、その中の1つに時間厳守すること。
もし破ればシュテルンは自身の神聖力が爆発して死を迎えるという規約があります。
リナと共に遭難しているカリスは結婚式に行くことができず、セリアはウエディングドレス姿で吐血してしまいます。
セリアを助ける方法は1つで、シュテルンであるセリアと婚約したものが直ちに結婚式を挙げることです。
騒ぎを駆け付けたルシェはセリアと婚約し結婚式を挙げ、セリアは助かりました。
一方、セリアと婚約していたカリスは結婚式に間に合わなかったことで吐血していましたがカリスも新しいシュテルンであるリナと結婚し死を回避しました。
リナと結ばれるはずだったルシェがセリアと結婚。
またリナはカリスと結婚という原作とは違ったストーリーになっていくことで主人公であるセリアは今後どうなっていくのか、展開が気になるラブストーリーです。
ヒロインであるはずのリナはあざとい!裏表がある性格はみていてイラッとしますね。
そんなリナに騙され婚約者であったセリアを蔑ろにするカリスにもイライラします。
この2人に制裁が下るのか、セリアは死を回避し幸せに暮らすことができるのか。詳しくは最終回結末ネタバレをご覧ください。
ですがその恋愛小説の中では、ヒロインを愛するヒーローやサブヒーローたちに、セリアは殺されてしまう結末が。
悲惨な死を避けるために、行いを改めて礼儀正しく振る舞い、ストーリーを変えていくのですが…。
『正統派悪役令嬢の裏事情』の原作は小説家になろうで配信してる?
「正統派悪役令嬢の裏事情」の原作はWeb小説投稿サイトの「小説家になろう」では配信されていません。
最近のwebコミックは原作が小説となっている作品がほとんどのため、小説があるのか検索してみたという方は多いのではないでしょうか。
調査してみたところ、「正統派悪役令嬢の裏事情」の原作は韓国小説であることが判明しました。
韓国語の名称は「합법적 악역의 사정」となっており、RIDIBOOKSというサイトで読む事が可能です。
全8巻(6巻+外伝2巻)、話数にすると全214話で、すでに完結を迎えています。
有料という形にはなってしまいますが、韓国語が読めるという方や翻訳アプリを使用するのが苦でないという方は、是非読んでみてくださいね。
『正統派悪役令嬢の裏事情』の最終回結末ネタバレ!
『正統派悪役令嬢の裏事情』の漫画はまだ完結していませんが、上記でもご説明したとおり、原作小説は全214話で完結を迎えました。
漫画でどのような結末を迎えるのか、原作小説を元に最終回のネタバレをご紹介いたしましょう。
正統派悪役令嬢の裏事情の最終回結末ネタバレ①リナは悪女キャラとなる?
リナは、元は本当にヒロインだったのかと疑いたくなるほど幼稚で自分勝手な行いばかりですよね。
シュテルンへの憧れを軽々しく口にしたり、主人公とカリスが挙げるはずの結婚式を台無しにしておきながら、やっぱりルシェの方がよかったと言い出すなど身勝手というにしても度が過ぎています。
セリアと対立する兄・カシウスが、セリアを陥れようと企み、リナはそれを手助けするのです。
カシウスは、リナの魔気を使用して結界を破壊し、魔物を呼び込むのです。
神聖力のある聖女だったはずなのに、リナは魔気にまみれてしまっているのでした。
浄化作用があり結界を強めるシルバーローレルの枝を神官が扱うと、リナの魔気に気が付き、リナが魔気にまみれていることが判明するのです。
そうして、初めは異界から降臨した聖女として崇められたリナでしたが、最終的には聖女の称号をはく奪されて投獄されました。
その後はいかにも悪女の顛末といった流れを辿ります。
監獄から隙を見て逃げ出したリナは、逃亡先の集落を魔気で汚染していきます。
しかしルシェや騎士団の追跡によって追い込まれてしまいました。
もう後がないことに気づいたリナは、以前セリアが救いの手を差し伸べてくれたときのことを思い返していた。
しかしもう手遅れであり、死を覚悟したリナは枝で自分で心臓を刺しました。
そして唯一の家族であったカリスを思いながら死んでいったのです。
正統派悪役令嬢の裏事情の最終回結末ネタバレ②カリスはどうなる?
カリスは結果的にリナと結婚をした後も、セリアに執着してきます。
元々、結婚式の日が近づくにつれて、リナとはもう会わないとセリアと約束をしていました。
しかし約束を破りリナと氷河へ出かけたことで遭難し、セリアが待つ結婚式に行くことができませんでした。
自らの行動が招いた結果なのに、結婚式で血を吐いたためにルシェと結婚したことを責める、自分本位な男です。
しかも自分の方も、シュテルンの結婚式に出席しなかったことで、血を吐いてしまい死が迫っていました。
そのためリナと結婚して命を落とさずに済んだのですが、自分勝手にもいつかセリアがルシェが別れて、セリアが自分と結婚するのだと考えていました。
しかしそんな予想に反し、セリアとルシェは日に日に仲を深めていきます。
セリアとルシェが想いあっていると、ようやく気づいた時に、カリスは絶望するのです。
さらに、自分がセリアにしてきた仕打ちや、失ったものの大きさにようやく気がつくのです。
リナと結婚しておきながらセリアに縋ってきたことで、嫉妬心を燃やしたリナがセリアに固執してゆきます。
そしてリナが悪方向へ進んでゆくことに気がつき、その結果、帝国が崩壊の危機に晒されてしまうと気づきました。
カリスは、全ては自分のせいだと考えて自害するのです。
正統派悪役令嬢の裏事情の最終回結末ネタバレ③ルシェは死んでしまう?
リナとカシウスが共謀し、セリアを陥れるために結界を破壊し、氷河の湖から湖から魔獣が現れます。
魔獣を討伐するためにルシェも戦いますが、その際にセリアはルシェに違和感を覚えます。
セリアが確かめるためにルシェの腕を掴むと、なんと魔力を感じました。
セリアが持つサークレットを手に入れるため、リーゲルがルシェの心臓を乗っ取っていたのです。
ルシェ自身が乗っ取りを図られていることを分かっていましたが、セリアを守るために必死に戦い続けようとします。
守護霊トゥバンに対してセリアが助けを求めると、トゥバンはなんとルシェの心臓に対して神の力を押し込むのです。
乗っ取りに遭っていたルシェの心臓は、神の力によってリーゲルを追いやるのですね。
そうしてセリアの必死の懇願により、ルシェは救われました。
正統派悪役令嬢の裏事情の最終回結末ネタバレ④セリアはなぜ転生したのか?
守護霊トゥバンに懇願したことでセリアは意識を失うのですが、その中で自分の前世についての記憶がよみがえります。
それは、実はセリアは転生してセリアとなったのではなく、3度目の人生だったということです。
初めの人生で、セリアとルシェは相思相愛で、結婚することになっていました。
しかし結婚の前日、セリアの力が暴走してしまいルシェを死なせてしまったのです。
ルシェの死に苦しみ、世界を憎み、ただルシェに会いたい一心だったセリアの想いが、3度目の人生までも引き寄せたということだったのです。
正統派悪役令嬢の裏事情の登場人物一覧!
『正統派悪役令嬢の裏事情』の登場人物一覧について主人公から順に整理しておきました。
物語を楽しむをさらに楽しめるよう復習しておいてくさだいね!
セリア・シュテルン
主人公が読んだ小説では、ヒロインを妬み嫌がらせをしたり、傍若無人な振る舞いの悪役令嬢だった。
転生したセリアは死を回避するために、礼儀正しく振る舞い、周囲を気遣った言動をするようになる。
そしてセリアはカリスと、ルシェはリナと結婚というハッピーエンドになるはずが、ルシェがセリアに好意的なため予想外の展開となっていく。
ルシェ・ベルク
グリック帝国、ベルク領の大公殿下。
原作小説では聖女リナと恋に落ちるはずだった。
しかし転生した世界では、無愛想で棘のある言動を取るものの、セリアに対して優しい心遣いが見え隠れする。
そのためセリアの思い描いた展開とはならず…。
カリス
原作小説ではリナに恋焦がれるが、リナがルシェと結ばれることで傷心自殺するサブヒーローだった。
転生した世界では礼儀正しくなったセリアと婚約し、セリアもカリスも死を免れるという筋書きのはずだった。
しかしその後現れた聖女リナとばかり過ごすようになり、結婚が実現するか怪しくなってくる。
リナ
異世界から降臨した聖女であり、本来ヒロインとしてルシェと恋に落ちるはずだった。
しかしセリアとカリスの婚約を羨み、カリスと仲を深めた結果、セリアからカリスを奪うことに成功する。
しかし今度はセリアと結婚したルシェのことを気に入り、セリアとルシェの離婚を願うようになる。
まとめ
この記事では、「正統派悪役令嬢の裏事情ネタバレ最終回結末!原作は小説家になろうにある?」と題してお送りしました。
正統派悪役令嬢の裏事情は元々は韓国小説が原作であり、原作は完結していますが、漫画は韓国版・日本語版ともにまだ完結していません。
小説の最終回結末は、やはりセリアとルシェが相思相愛で結ばれる運命である内容でした。
しかしそこに至るまでの障壁が様々あって、物語に深みと面白さを与えてくれています。
正統派悪役令嬢の裏事情の漫画版では今後どのように描かれるのかにも注目ですね。
以上、「正統派悪役令嬢の裏事情ネタバレ最終回結末!原作は小説家になろうにある?」でした!