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推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!

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推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!

日本を代表する話題作になっている「推しの子」。

この作品が間もなく最終回を迎えようとしていますし、実写化のドラマや映画も間もなく始まりまだまだアツい作品です。

今回は「推しの子」の全話ネタバレと最終回の結末の考察をしていきたいと思います。

とうとう166話(最終話)が公開された推しの子のネタバレをお楽しみください。

アイを殺した事件の黒幕の犯人の存在と、ラストがどうなるか徹底解説します。

この記事で分かること
  • 「推しの子」全話あらすじネタバレ
  • 「推しの子」最終回ネタバレ考察
  • 「推しの子」最終話166話のネタバレ
  • 「推しの子」黒幕の犯人と登場人物のラスト考察
  • 「推しの子」単行本最新刊16巻の描き下ろし考察
目次

推しの子ネタバレあらすじ全話を各章ごと徹底解説!

推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!

間もなく最終回を迎えるのか?と気になる「推しの子」ですが、今一度あらすじを振り返って見ることにしましょう!

漫画やアニメなどを通して「推しの子」を知って推しになったタイミングは人それぞれだと思いますが、世界中の大人気作品になったアニメの物語を最後まで楽しみましょう。

簡単にまとめるとこのアニメは「復讐モノ」なんですよね。

推し活のような話と思いきや、転生モノで復讐モノ。

かなり奥の深い物語で私も驚きました!

ネタバレあらすじ1話~10話:幼年期

星野アイは16歳でB小町というグループでアイドル活動をしています。

そのかわいさゆえにグループのセンターで多くの人から愛されています。

ファンのうちの1人は産婦人科医のゴローです。

彼がファンになったのは、研修医時代に担当したとある患者さんの影響でした。

さりなはずっと入院生活を送っていましたが、アイを語るときだけは普通の女の子と変わらない熱量で元気に見えたんです。

さりなが亡くなってしまったあと、推し活を引き継いだわけです。

ゴローのもとに双子を妊娠したアイが診察に来たという驚きでした。

超有名アイドルの妊娠は世間的にも良くないので、秘密裏に出産が行われることに。

最初は乗り気でなかったゴローも、アイのまっすぐな気持ちに惹かれ心から応援するようになったんです。

転生したゴロー

アイの出産直前、ゴローは病院近くをうろついていた怪しい男に殺されてしまいます。

あろうことか目を覚ましたときにはアイの双子の赤ちゃんのうちの1人に生まれ変わっていたんです。

アイの息子愛久愛海(ほしのあくあまりん)として生き返ったんです。

前世の記憶を残したまま、転生しました!

ちなみに双子の片割れはさりなの生まれ変わりでした。

妹である瑠美衣(ほしのるびー)も転生者だと赤ちゃん同士すぐに気づきましたが、それぞれが前世で誰だったのかをお互いが知るのはずっと後のことになります。

世間的には内緒になっていますが、母親になったアイの人気はだんだんと上昇していき、アイドルとしての歌手活動だけでなく、女優やバラエティとしても活躍するようになりました。

そんな母親の影響を受けて、子どもたちも芸能活動への興味を持つようになり、アクアはテレビドラマデビューしたり、ルビーも演技やダンスの才能がちらついています。

そんな人気絶好調の中、自宅に訪ねてきたストーカーに刺されて、子どもたちの目の前で命を落としてしまったんです。

子どもたちは事務所の社長が自分の子どもとして育ててもらうことになったんですが、アクアは前世で自分を殺したやつとアイを殺したやつが同じであると気づきました。

そいつはアイが死んだ後すぐ自殺してしまいました。

ただのストーカーが、隠しているはずのアイの妊娠に気づき入院先を突き止めたこと、そして今回も引っ越したはずの自宅が分かったのはなぜなんでしょうか。

背後に黒幕がいて、殺すようけしかけた人物がいたんではないかと考えます。

そして、その黒幕を探し出して自分の手で殺すことを決意しました。

ネタバレあらすじ11話~20話:芸能界

アクアたちは中学生になりました。

ルビーは幾つものオーディションを受けて、アイドルを目指しますが、アクアがそれを裏で操って合格しないようにしています。

アイを殺した黒幕の人物は芸能関係者だと踏んでいて、とりわけアイの恋人つまり自分たちの父親である可能性がかなり高いと睨んでいたからでした。

アクアはいくつか俳優業もしましたが、今は裏方として芸能関係者とのつながりがもてるようにしています。

とはいえルビーのアイドルに対しての熱量は高く、これを止められなくなったため苺プロダクションに所属しアイドルデビューを目指すことにしたんです。

芸能科があり、何人もの芸能人が通う陽東高校へ入学しました。

芸能人のたくさんいる高校には、グラドルや人気大女優だったりいろんな人がいて面白そうです。

アクアは一般科ですが、幼い頃同じドラマに出演した有馬かなに再び会いました。

かなは芸能科に通う1個上の先輩で、共演経験から影響を受けていて、また一緒に演技したいとオファーしてくれました。

いま主演しているドラマは鏑木という人物が監督で、なんと黒幕の可能性を秘していたんです。

かなから話を聞いた時は乗り気でありませんでしたが、監督の名前を聞くと急に目の色が変わります。

鏑木と接触を持ってDNAを採取して自分と血縁があるかどうかを突き止めたかったからです。

結局鏑木とは血縁関係でないことが分かりました。

ただアイの交友に関してのさらばる情報を握っていてそれを聞き出すために交換条件として恋愛リアリティショーに出る羽目になりました。

ネタバレあらすじ21話~32話:恋愛リアリティショー編

とりあえず無難に仕事をこなしていくアクア。

思ったより、うそややらせが少ない恋愛リアリティショーだからこそ、たんたんに演技をしていました。

同じ高校生とはいえ、YouTuberや歌手活動をしている子、女優もいます。

3人ずつの男女が放課後をテーマにリアリティショーが行われていったんですが、その中の出演者黒川あかねがちょっとした事故をきっかけに大炎上してしまいます。

番組内の6人の中では大きな問題はならなかったんですが、番組サイドとしてはあかねを悪者に仕立て上げ、注目を得ようとし、視聴者から叩かれ追い詰められてしまいました。

あかねの演技力に注目したアクアはキャラを演じるように勧めました。

アイに完璧になりすましたあかねは、その真面目さからアイが隠し子がいるんじゃないかとか、こんな恋愛をしたんじゃないかとか分析してみせました。

その能力を利用できると思い、恋愛リアリティショーの最終回であかねに告白してキスをし、カップル成立という結末を迎えることにします。

やることはすべてアイの復讐のため…。

ネタバレあらすじ33話~40話:ファーストステージ編

新たに得たアイの情報は、田舎から出てきたばかりのアイがララライに出入りするようになってから一皮むけたというもの。

鏑木はララライで恋をして、身だしなみに気をつけるようになり、芸能人としての自覚も芽生え、成長したと言います。

肝心な相手は分かりませんでしたが、またひとつアイのことが分かりましたね

ルビーはB小町を再結成することになり、そのメンバーに恋愛リアリティショーに出演していたYouTuberのメムが加わり、3人組になりました。

メムのコネでジャパンアイドルフェスに出れることが決まり、3人の晴れ舞台となりました。

芸歴と歌の巧さからかながセンターに決まりましたが、子役時代のトラウマから素直になることも自分に自信を持つこともできません。

あかねとのカップル成立して以来、かながやきもちを焼いてしまって特にから回ってしまっていたんです。

でも、アクアが気を使って覆面YouTuberぴえヨンになりすましてB小町の練習に付き合い、本番も全力でヲタ芸をして応援しました。

フェス当日、かつてのB小町を知っているコアなファンにもルビーにアイを思い出させる輝きを見せます。

新生B小町誕生の瞬間でした。

ネタバレあらすじ41話~66話:2.5次元舞台編

またチャンスと思える次の仕事がアクアに入っていきました。

ララライという劇団が行う2.5次元舞台「東京ブレイド」の仕事で、演出家は金田一です。

アイの恋人、アクア達の父親がそこにいるかもしれません。

恋人役は仕事上カップルになったあかねで、別のカップル役としてかなも出演します。

アクア・あかねペアと劇団ララライの看板役者姫川大輝・かなペアでの演技合戦のようになっていきました。

脚本家の鮫島アビ子から繰り返しNGを出されますが、最近の舞台を見たり脚本家たちとの話し合いを繰り返し、とてもすばらしい脚本が出来上がりました。

役者の力がかなり試される演出になりましたが、若い役者たちはそれぞれ立ち向かっていきます。

かなが出ていたドラマよりもかなり演技力のある役者揃いでとても楽しそうに仕事をします。

演技中にアイの事件のトラウマに苦しむことになりましたが、それを自分の力にしていくことに成功。

演技の能力が発揮されたアクアと仲間たちは最高の舞台を作り上げることができました。

異母兄弟の存在

劇団ララライに関わる人達のDNA鑑定を繰り返した結果、看板役者である姫川と自分がDNAが半分同じであること、つまり父親が同じであることにいきつきます。

姫川と直接話す機会を作り、その事実をぶつけるとなんと父親である上原清十郎はすでに死んでいたことが発覚しました。

姫川の母姫川愛梨と心中し、大喜は施設で育つという経験をしてたんです。

アイを殺した黒幕だと思っていた相手が死んでいた…この現実に直面してどこかホッとした様子。

憑き物が取れたかのように穏やかな表情になったんです。

それは周りから見ても分かるほど。

復讐に取り憑かれた自分に疲れてきていましたし、人生を楽しもうとするとその気持ちが邪魔をしていたので、解放感を味わっていたようです。

ネタバレあらすじ67話~80話:プライベート

新生B小町のYouTubeのチャンネル登録者数が2万人を超えたことで、さらなる登録者数の増加と再生回数を増やすためにMV撮影をすることにしました。

撮影場所は宮崎で、無事千秋楽を迎えた舞台の慰安旅行を兼ねてアクアも一緒に行くことにします。

宮崎はアイが入院した病院があったところ、つまりゴローの病院があるところです。

生まれ変わってからその地に行っていません。

かなは役者は地方公演もあるんだからとキャリーケースを一緒に買いに行く約束をしました。

デート気分になりとても幸せです。

宮崎でのMV撮影は順調に終わり、みんな旅行を満喫していました。

そんな中、ルビーが行方不明だったゴローの遺体を発見してしまいます。

白骨化してしまっていた遺体のそばにさりながプレゼントしたアイのキーホルダーがあったんです…。

ゴローといつか再会できるのを楽しみにしていたルビー。

宮崎に行くことが決まってからそのことばかりを考えていました。

ゴローのためにB小町の名前でアイドル活動を始め、きっと自分を応援してくれてると思っていたからです。

それなのに会いたいと思ってたゴローが死んでいたことが分かり、かなりショックを受けてしまったルビー。

一方で、自分の遺体を見たアクアは気持ちの中でどこか踏ん切りがつき、過去の怨念ではなく今を行きていく気持ちが出来上がりつつあります。

その気持ち表れであかねに優しくキスをします。

ショックから立ち直れないルビーのもとに不思議な雰囲気を持つ子供が現れ、アイが双子を出産しようとしていた時に不審者が二人、病院の近くをうろついていたことを伝えてきました。

アイは計画的に殺害されたことに気づいき復讐を決意します。

これまで兄が復讐のために動いていたとも分かり、それを応援し始めました。

これをきっかけにルビーは、これまでにないオーラを放っいったんです。

ネタバレあらすじ81話~100話:中堅編

MV撮影以来、雰囲気を変えてきたルビー。

今までの天真爛漫で純粋無垢な感じは消え、策略を練り売れることに焦点を合わせて始めました。

みるみる人気が上がっていったルビーはバラエティ番組でも活躍が目立つようになります。

少しでも有名になって、アイの情報が手に入れたいとしか考えなくなってしまいました。

ついにはアクアがレギュラー出演しているバラエティ番組に出演しては、ADに取り入りコネを作る始末。

その「深掘れワンチャン!!」のリポーターとして番組になり、双子ならではの息の合った共演をしていきます。

下心しかない彼女の目は輝きがありません。

そんな中「深掘れワンチャン!!」のある企画で大炎上してしまいました。

メイヤというコスプレイヤーに対して制作陣がセクハラ発言をし、そのことをSNSでつぶやいたことで炎上、大きな騒動になったんです。

ルビーはその騒動を抑えるために、ある大博打にでます。

メイヤとセクハラ発言をしたディレクターを始めとする制作陣との徹底対談で番組の裏を暴くという企画です。

最終的に制作陣側が謝罪するという結末に至ったものの、視聴者にとっては複雑な気持ちで終わる内容でした。

ルビーの機転によって番組は事なきを得たんですが、なんとすべてが彼女の策略の一部だったことが判明。

炎上騒ぎが起きるように仕向け、そしてそれをうまく沈静化させることでスタッフやお偉方への恩を売ることが目的だったんです。

巧妙な罠を仕掛けて、周囲をコントロールしていく姿はもはや私達の知っている彼女ではありません。

妹の変貌ぶりに驚かざるを得なくなりました。

さらにカミキヒカルという人物が気になり始め、復讐の扉が再び開かれようとしていたんです。

ネタバレあらすじ101話~108話:スキャンダル編

もともと役者を目指すかなは自分の活動に限界を感じ、焦りのあまり怪しい情報に引っかかってしまいました。

映画監督として有名な島政則が会員制のバーに来るという情報を掴み、それに飛び乗ってしまったんです。

島から食事に誘われ、怪しさを感じつつも仕事を取るために誘われるがまま島の自宅に行くことに。

なんとそのまま押し倒されてしまったんです。

役者としての道をあきらめられない彼女はすべてを受け入れようとしたんですが、その時アクアの顔が頭に思い浮かんでしまい、泣き出してしまいました。

大泣きしている彼女に対し、さすがに興ざめの島は手を出すのをやめその姿を見て純粋に作品への出演オファーをすることに。

ただ、島のマンションから帰宅するところをパパラッチに撮られてしまい、スキャンダルになってしまいました。

実際、何もなかったわけですがその事を証明することはできません。

対応に追われる事務所とB小町の仲間たち。

このネタが公になる前にアクアはかなを守るために大きな行動を取ることにしました。

それは、さらに大きなネタを用意すること、つまり双子が亡くなったアイの実の子供で、アイは子どもを作ったことを恨んだファンに殺されたと公表したんです。

世間はこのニュースに飛びつき、双子の知名度は一気に上がりました。

ただアクアの独断で行われた発表だったため、ルビーは大激怒。

一生だれにも公表するつもりがなかったのに自分勝手な行動だと幻滅し、もう家族と思わないと完全に決裂してしまいました。

ネタバレあらすじ109話~147話:映画編

双子は一気に世間から大注目を浴びるようになります。

これをきっかけにアクアは復讐劇の集大成として「15年の嘘」と題するアイの事件の全貌を題材にした映画の制作に着手しました。

アイを演じるのは、ルビー。

それだけでなくかなやメム、アクアも出演します。

映画の台本はまさにアイを殺した黒幕の断罪を目的とした憎悪にまみれたものでした。

朝ドラ女優でルビーのクラスメートでもある不知火フリルもその仕上がりに驚いています。

ここでカミキも登場することになりました。

彼は主演を演じるはずだった片寄ゆらを殺して事故に見えるように画策。

価値ある命を奪うことで自分の存在意義を見出すというサイコパスな発想の持ち主です。

演技の稽古に励むルビーですが、経験不足もありなかなかその良さを発揮できません。

そんな時演技するに際して自分と向き合うことの大切さを教えてもらい、ルビーとしてそして前世のさりなだった自分を振り返っていると、愛されずに育ってきた悲しさを痛感しました。

大好きだったゴローとおそろいのキーホルダーを握りしめながら、生まれ変わった自分の存在意義について神様に祈ります。

すっかり追い詰められていた彼女に対して、アクアが声をかけます。

アクアは妹の前世が誰なのか確信を抱き、「さりなちゃん」と呼びかけるんです。

今まですぐ側にいてくれたのがゴローの生まれ変わりだと分かると、今まで苦しかった胸中を一気に吐き出してくれました。

アクアは、もう復讐なんて考えるのをやめて欲しい、自分の人生を楽しんで欲しいと話しかけます。

その結果、今まで死んでいたルビーの目は再びアイと同じ輝きを取り戻すことができたわけです。

さらに演技力を磨くため、本人を始め周りも協力します。

時には、アイが経験したであろう感情を再現させるためにかなはわざとルビーの気持ちを踏みにじるような物の言い方をしたり…。

映画のおかげでアイのことも分かって来ました。

B小町として活動していたアイには、周囲の人にはわからない辛いことがたくさんあったんです。

ただ、どんなに辛いことがあっても笑顔でステージに立ち続けたアイを見事に表現できました。

同時にアイは感情を持つ生身に人間だったこと、非現実的な理想を追う求めていた周囲の人の無配慮差を明確にしたんです。

あえて冷たく接していきかなに対して、感謝の気持ちで友情を守り続けることができた2人。

「15年の嘘」のスポンサーとしてカミキの名前が上がりました。

この映画の中でカミキは姫川の母、愛梨から性的ないやがらせを受けていたことが判明します。

自分を守るため、そして愛される自分でいるために嘘をつき続ける彼が、嘘で固められたアイに惹かれていったのは必然だったんでしょう。

アイとカミキが惹かれ合っていた…それはルビーとアクアにキスシーンがあるということ。

ルビーは大好きなゴローとのキスに浮かれまくりですが、見ている周りは兄妹でもキスに抵抗を感じていました。

今を生きる一途な思いはアクアの心に届き、復讐で汚れていった心を晴れやかにしていくものともなったんです。

双子の子供時代を演じたツクヨミは、かつてさりな達が助けてあげたカラスだったことが分かります。

この存在が2人の転生に関わっていたのかもしてません。

ネタバレあらすじ148話~152話:終劇によせて

映画は無事クランクアップを迎え、それぞれのキャストも大役を果たし切りました。

アクアが好きということをはっきりとあかねに伝えたかなは、あかねから2人の恋を応援してもらうと言ってもらうことができます。

B小町の卒業ライブに見に来て欲しいとアクアに伝え、本気で告白しようとしています。

「15年の嘘」の上映に先立ちキャストのインタビューが行われることになり、インタビュアーはなんと…

ネタバレあらすじ153話~162話:星に夢に

カミキは出来上がった映画はアイとカミキに関係がフィクションにすぎないと言います。

映画としては2人の関係を美しく描いていましたが、事実はそれと異なっていたとカミキは主張しました。

というのも…カミキは自分は一方的にアイを愛していたという片思いだったと思っていました。

でも、実際アイがどう思っていたのかは、生前に残したDVDに映像で知ることができたんです。

カミキの辛い境遇を理解できたアイは、本当にカミキのことを愛し大切に思っていました。

だからこそ、カミキへの負担を考え自ら別れを選ぶことにしたようです。

カミキとの間にできた宝のような双子を育てながら、いつかカミキのことを双子の力で元気づけたいと思っていたんです。

この「15年の嘘」はアイが抱いていたカミキへの真実を伝えることが目的でした。

アクアに残されたDVDにはカミキを守ってほしいというメッセージが遺されていたわけです。

カミキはその真実を知って、自分なりに受け止めたようです。

なにか自分にできないか考えながらそのを去っていきました。

相手に復讐をする絶好のチャンスでしたが、その背中を黙って見つめます。

そうです、アクアとルビーはアイの想いに応えてカミキのことを許すことにしました。

ただ、カミキの他にもう一人アイの事件に関わっている人がいることが明らかなり、復讐はまだ終わりにできなさそうです。

それはB小町の元メンバーの新野冬子(ニノ)でした。

ニノはカミキが警察に自首することにしたという連絡を受け、動揺し恨みの気持ちを抑えることができずにルビーを襲いました。

ナイフを持って自宅に出向き、思いっきりお腹を刺します。

しかし、その犯行は予想がついたので防刃ベストを着たあかねが身代わりになり事なきを得ました。

ただ、恐ろしいのはちっとも反省していなかったカミキの存在です。

アイのDVDを見てすっかり落ち込んでしたように見えたのは演技でした。

ニノが警察に連れて行かれるのを見ながら不気味な笑顔を浮かべます。

アクア対カミキヒカル

嘘を重ね続けるカミキに対して、とうとうアクアはナイフを取り襲いかかろうとします。

最初は煽り、余裕を見せていたカミキですが、どうやら本気の目をしているアクアに動揺が隠せません。

なんとアクアは自分のお腹にナイフをつきたてたあと、カミキを巻き込んで2人で海に落ちてしまいました。

映画によって罪を暴かれたカミキに逆上されナイフで襲われたと思わせる計算です。

もがきながら沈んでいく2人、もやもやと黒い影のようなものがでてきてカミキのことを更に深いところまで沈みませようとします。

カミキは最後の最後までルビーを殺してアイを感じていたかったと言いながら沈んでいきました。

アクアは遠ざかる意識の中で走馬灯のようにいろんなことが目に浮かんできます…

ネタバレあらすじ162話

実際はアクアが自分の腹を刺してからカミキを海を引きずり落としたのですが、世間はカミキがアクアを殺したと思うはず。

アクアは海中でカミキの首を絞めてトドメを刺そうとします。

しかし、カミキは海に落ちる際に岩に頭を打ちつけたことによってすでに致命傷を負っているようでした。

意識が遠のいていく中でアクアは自分が転生した理由を考えます。

アイを死に追いやった人物に復讐をするためではなく「ルビーを側で守るため」だったと認識しました。

カミキは放っておいては危険な人物。

アイのような輝きある者を見つけては殺人を犯すリスクがあります。

カミキはルビーが芸能界で活躍する際に絶対に出会ってしまうであろう存在。

2人を出会わせないために、ルビーをカミキの手から守るためにアクアは転生したんだと思いました。

ネタバレあらすじ163話

もしも、さりなの手術が成功していて生きていてB小町のオーディションに受かっていたら…

この幻想はアクアのものなのか、ゴローのものなのか?

憧れのアイドルだったアイの隣で歌を歌い、踊るさりな。

もう叶うはずのない夢物語。

アクアはこのまま死んだら、殺人犯として立証されてしまうかもしれません。

そうなったらルビーの夢は断たれます。

自分の推しも守れず、大切な妹も守れず。

ゴローの魂はどうなるのか?

アクアの魂はどうなるのか?

ネタバレあらすじ164話

B小町の有馬かなの卒業ライブ。

無事に終わった後、アクアの姿を探す有馬ですが彼の姿はありません。

そんな中、カミキとアクアが落ちた現場から20km離れた場所で彼の死体が見つかります。

アクアの死亡は確実なものになってしまいました。

結局のところ、アクアはルビーのそばにいる事も、有馬やあかねと結ばれる事もないという選択をしたようです。

君はルビーちゃんと彼女の未来を守ったんだねと全てを察したあかねは浜辺に花束を備えながら泣き崩れるのでした。

ネタバレあらすじ165話

アクアの葬式。

以前、アクアが死んだたらビンタして罵ってやると言っていた有馬はその通りにアクアの頬をビンタします。

しかし、彼女はすかさずミヤコにビンタされます。

その場にいる全員が彼の死を悲しんでいました。

映画「15年の嘘」は監督である鏑木Pの決定により公開。

アクアの遺作は大ヒットとなりました。

部屋にこもって泣いているルビー。

しかし彼女もみんなの弱くない。

涙を流しながらも先へ進む決意を胸に彼女は動き出すのです。

【確定】推しの子166話の最終回結末ネタバレ!黒幕の犯人やラストはどうなる?

推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!

とうとう166話が本誌で公開されましたね。

これまでのまとめとして最終回ネタバレをさせていただきます。

「推しの子」最終回:黒幕の犯人は?

黒幕の犯人はカミキヒカルです

最後の最後にいつくかのどんでん返しがありましたが、事件に関わった人は複数人いるものの黒幕と言えるのはカミキでしょう。

ニノもカミキの被害者の1人と言ってもいいかもしれません。

ニノはアイを直接的に殺したリョースケと付き合っていたにも関わらず、アイに鞍替えしたことを恨んでいた気持ちをうまくカミキに利用されてしまいました。

カミキは嘘で人の心を操る天才です。

リョースケがアイを襲うように仕向けたのも、ニノがルビーを殺すように仕向けたのもこいつです。

直接的に手を下さず、人を動かしてそうさせたと思うと本当に恐ろしいですよね。

彼の複雑な生い立ちがそうさせたのかもしれませんが、アイにとって大切な人だったわけですから、少しは改心した様子が見られたらいいのになと思います。

芸能界は嘘でできているというのがこの作品のテーマになっていましたが、カミキのような人がその中心にいるせいで自分らしくあってはいけない流れを作っちゃってるんじゃないかと思いました。

もちろん仕事では演じる部分があるかもしれませんが、プライベートでも嘘で固めなくちゃいけないのはつらすぎますよね。

アイドルであろうと、役者であろうと1人の人であり、家族がいて…っていうのが普通ですし。

「推しの子」最終回:アクアは助かる?

アクアは助からずに死亡してしまいます。

アクアはアイを失ってから、復讐のために人生を捧げてきました。

しかしそれ以上にアイが大好きだったからアイの大切にしていたものを守ろうとしたんだと思います。

だからこそ妹のルビーを必死で守っていきましたし、カミキへの復讐を一度は終わらせました。

そんな愛情あふれる人だからこそ、すべてから解放される人生を送ってほしいと思いますよね。

しかし、そんな読者の思いも儚く彼はカミキと共に死亡してしまいました。

「推しの子」最終回:カミキは助かる?

カミキは助からず、遺体も発見されないかもしれません

今までカミキが手を下してきた(間接的に)人たちの怨霊によって海に引きずりこまれたカミキはもう助からず、下手したら遺体も発見されないかもしれません。

しかし、カミキのスマホが残されていますから、それを警察が調べ上げてこれまでの事件の全貌が明らかになることでしょう。

そうするとニノの罪も少しは軽くなるかもしれません。

あまりに多く人を操ってきたこのカミキの存在は世間で多くの注目を浴びることになり「15年の嘘」の映画が爆発的なヒットになる可能性もありますよね。

そのおかげでルビーはアイドルとしても女優としてもさらに活躍の場を広げるきっかけになるかもしれません。

「推しの子」最終回:166話あらすじネタバレ

アクアを失って絶望の淵にいたルビー達でしたが、彼らはそのまま潰れてしまうほど弱くはありませんでした。

166話ではルビーがとうとう東京ドーム公演に立つ姿が描かれています。

そして観客席には彼女達をキラキラとした表情で応援する少女の姿が。

少女はただの観客なのか?それともこれからアイドルを目指すのか?

ルビーはドーム公演を無事に終えた後も芸能活動で大忙し。

アクアが命がけで守った彼女は笑顔で今日も「行ってきます」と仕事へ向かうのでした。

166話感想

もうすでに多くの方がネタバレしているかもしれませんが、

「え、これで終わり?」

正直この一言です。

転生した目的もアクアは「ルビーを守るため」と自己完結していましたが、それは彼の感想であり事実ではないかもしれませんよね?

ツクヨミの存在も謎のまま。

私としてはこの終わり方はハッピーエンドと認められないなというのが正直な感想です。

単行本には25ページに渡って書き下ろしが描かれるようですが、そこで何かはっきりするのでしょうか?

アニメもまだまだ続くとは思いますがこの終わり方のままならアニメを見ようと思う人も減ってしまうかもしれませんね。

描き下ろしでどんなことが描かれるのか考察しながら待つことにしましょう!

【12月18日発売予定】最新刊16巻の描き下ろしネタバレ考察

最終巻である16巻の描き下ろしではどんなことが描かれるのでしょう?

まず、本来幼くして亡くなってしまった、さりなちゃんがルビーに転生し、2度目の人生でアイドルとして活躍するようになった。

これは彼女にとってハンピーエンドだったかと思います。

この点は本編166話までで描かれたので、当たり前ではありますが描き下ろしには別の人物のことが描かれるはずです。

読者が知りたいのはアクアがこのままでは救われないということではないでしょうか?

母親のアイは失ってしまったがルビーを守ることはできた。

彼はそれで満足だったのか?

アクアは満足だったとしてもゴローの魂はそれで良かったのか?

ルビーのドーム公演だって彼は見ることなく生涯を終えています。

このままでは『推しの子』は終われないのではと思っています。

アクアがまた転生するのか?

私は全てなかったことになるのではと思っています。

「これはフィクションである」

推しの子はこの言葉から始まっています。

これまでの話は全てフィクションであり全部嘘だったとしたら?

推しの子は「嘘」がテーマでもありますよね。

アイが妊娠していなかったら?

さりなちゃんの病気が治っていたら?

そもそも転生なんてしていなかったら?

163話のアクア(ゴロー)が夢見た幻想、さりなちゃんとアイが同時にステージに立つ姿が現実のものになっていたら?

東京ドームでアイとさりなちゃんが歌って踊るステージをゴローが観客席からサイリウムを振って応援している姿

が私は見たいと思っています。

まとめ

推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!

推しの子の全話ネタバレと166話の最終回の結末がどうなるかをご紹介させていただきました。

最終回を迎えたこの作品ですが、まだまだ伏線については語り足りません。

黒幕の犯人にたどり着くまでの過程やラストの謎のツクヨミについても知りたいことだらけですよね。

黒幕の犯人はカミキヒカルでした。

ラストの166話は公開されましたが読者は納得していないご様子。

最後の最後までネタバレが気になる「推しの子」ですが、ラスト(描き下ろし)を迎えるまでまだどんでん返しがありかもしれません。

アクアやルビーのラストがどんな結末なのか注目したいですね。

「推しの子ネタバレ166話最終回結末!黒幕の犯人やラストがどうなるかも詳しく解説!」でした。

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