この記事では「13年目の執着婚ネタバレ全話!最終回結末で瑞紀と瑠佳は本当の夫婦になる?」と題してお送りしていきます。
「政略結婚」から始まる愛の行方、その結末とは?
『13年目の執着婚』は、家同士の都合で結婚した幼馴染、瑠佳と瑞紀の物語です。
しかし、彼らの関係は真の夫婦とは言い難いものでした。
冷たく接する瑞紀に戸惑いながらも、瑠佳は次第に彼の本当の気持ちを知りたくなっていきます。
それは、形式だけの結婚だけではなく、本当の夫婦として向き合うための第一歩でもありました。
果たして二人の関係はどう変化し、最終回でどんな結末を迎えるのか?
本記事では、『13年目の執着婚』のネタバレを全話まとめ、最終回の結末まで詳しく解説します!
※この先本作の全話ネタバレを含みますのでご理解の上ご覧ください※
13年目の執着婚の作品情報
作品名 | 13年目の執着婚 |
ジャンル | 恋愛 |
作家 | magari |
出版社 | ファンギルド |
掲載中の漫画サイト | コミックシーモア |
『13年目の執着婚』は電子書籍コミックシーモアで配信されている漫画です。
原作は小説家になろう等では配信されておらず、漫画オリジナル作品となっています。
本作は、政略結婚から始まった夫婦の関係がどのように変化していくのかを描いたストーリー。
主人公・瑠佳は、13年ぶりに幼馴染の瑞紀と再会し、家同士の利害が一致したことで結婚することになります。
しかし、それは必ずしも幸せな結婚とは言えませんでした。
かつての優しい少年だった瑞紀は、冷たい視線を持つ別人のようになっていたのです。
そんな彼に戸惑いながらも、瑠佳は「本当の夫婦」として向き合う決意を固めます。
二人の関係はどう変化するのか?
最終回でどのような選択をするのか?
この物語が描くのは、ただの政略結婚ではなく、愛を知るための試練と言える関係性。
二人はすれ違いながらも、過去の絆と現在の想いの間で揺れ動きます。
二人が迎える「本当の夫婦」とはどのような形なのでしょうか。
13年目の執着婚ネタバレあらすじ全話
『13年目の執着婚』は4巻(話)まで連載中です。
まずは全話のネタバレあらすじをご紹介!
13年目の執着婚ネタバレ1話
「るかちゃんといっしょにいたい!」
「けっこんしよう!」
幼い頃、純粋な気持ちで交わした約束。
しかし、それが現実となった今、二人の間には大きな溝があった。
物語は主人公・高坂瑠佳が結婚して2週間後から始まる。
夫は13年前に「結婚しよう」と約束を交わした幼馴染の御影瑞紀。
だが、この結婚はお互いの意思ではなく、父の会社を救うための政略結婚だった。
瑠佳は過去に、父から望まない結婚を強いられ、一度婚約を破綻していて家から勘当されていた。
数年振りに父に呼び戻されると、再び「結婚しろ」と言われる。
呆れた瑠佳は父を軽蔑し立ち去ろうとしたが「今回の相手は御影不動産なんだ」と呼び止められる。
瑠佳の父の会社は経営難で、そのプロジェクトが社と従業員の命運を握っていた。
そのためには瑠佳が御影家に嫁ぐことが必要で「半年間でいい」と父に懇願され、渋々承諾した。
お見合い当日、両親も同席したが、母は無口で父に反論せず、昔から瑠佳への関心も薄かったようです。
「こんな夫婦にはなりたくない、愛のない結婚なんて絶対に嫌だ。」
しかし、今回の相手は幼馴染である瑞紀であるため、この結婚に希望を抱いていた。
あの時のように笑顔の瑞紀だったら・・・と。
だが、13年ぶりに会った瑞紀は昔の面影なく、とても冷たい態度だった。
瑞紀もこの婚約に対して乗り気ではなく、親同士の政略のための望まぬ結婚だと思われていた。
お見合い後、瑠佳は立ち眩みを起こし、倒れそうになる。
瑞紀がとっさに支え、一瞬優しい顔を見せたがすぐに冷めた態度に戻ってしまった。
「誤解しないでほしい・・・これは君のためなんだ。」
彼の冷たい態度の裏には、瑠佳に見せない別の想いがあった。
13年目の執着婚ネタバレ2話
瑠佳は政略結婚を受け入れたものの、夫婦らしい関係にはなれなかった。
努力して歩み寄ろうとしても、瑞紀は仕事を理由に家を開けがちでまともに会話すらできない。
友人には「あんたが勇気を出しな!」と言われ、彼女は少しずつ瑞紀との距離を縮めようと決意する。
そんな中、瑞紀から「会社主催のパーティーに妻として参加してほしい」と声をかけられる。
瑠佳は過去の経験からパーティが苦手だったが、妻の役目を果たすため覚悟を決めて出席した。
華やかな会場に足を踏み入れた瑠佳だったが、すぐに彼女を敵視する女性たちに囲まれてしまう。
「幼馴染をうまく利用して結婚したの?」
「前の婚約破棄もあなたのわがままでしょ?」
以前、瑠佳は白鳥という男性との婚約を破棄したことがあった。
それが今でも尾を引き、噂好きな社交界の女性たちに執拗に絡まれる瑠佳。
これまでも何度も嫌味を言われてきた瑠佳は、毅然とした態度でその言葉を受け流す。
しかし、それが気に入らなかったのか、女性の一人が瑠佳に向かって手を振り上げた。
その瞬間、瑞紀が間に入り、瑠佳を庇うように腕を掴んだ。
「俺の妻に手を出すな」
いつも冷たいはずの瑞紀が瑠佳を庇い、毅然とした態度を見せた。
その後も彼は、瑠佳のそばに寄り添い、堂々と振る舞う。
普段とは違う、大人の男性としての瑞紀を意識し始める瑠佳。
だが、パーティーが終わると、瑞紀は再びいつもの冷淡な態度に戻ってしまう。
13年目の執着婚ネタバレ3話
瑞紀の視点で語られる過去の回想。
政略結婚が決まると、瑞紀の父はプロジェクト後に瑠佳を捨て、九条グループの令嬢と結婚しろと命じました。
それだけでなく、父親の真の狙いは、瑠佳の会社が持つ技術や特許を奪い取ることだったのです。
もし瑠佳が別れを拒めば会社ごと潰してしまえばいい・・・そう画策していたのだ。
そんな恐ろしい計画を、瑞紀は知っていた。
それでも彼は、この結婚を受け入れることを受け入れた。
ただし、それは父親の思惑に従うためではない。
愛する瑠佳を守ろうとしたからでした。
彼が幼い頃から彼女のことが好きなことに変わりはない。
だが、その想いを表に出すことは許されなかった。
父親の策略に巻き込まれないために彼女を遠ざけるしかなかったのだ。
本当は一緒にいたかった。
ただの夫としてではなく心から愛し合う存在として。
それでも彼女を守るために選んだ道は冷たく接すること。
心とは裏腹に、瑞紀は瑠佳を遠ざけて無関心を装った。
瑠佳は瑞紀の冷たい態度に傷つきつつも、本心を知りたいと思い始める。
パーティー会場で助けてくれたことをきっかけに瑞紀に思いを伝えた。
だが、瑞紀は「あの場だったから」と曖昧な言葉でごまかしてしまう。
期待していた分、その言葉は瑠佳の心に深く突き刺さる。
その姿を見た瑞紀もまた、胸を痛めていた。
彼女を守るための行動が傷つけてしまっていることを痛感しながら・・・。
二人の関係は少しずつ変わり始めていた。
しかし、その裏で瑠佳に魔の手が迫ろうとしていた。
二人の運命は、さらに波乱に満ちたものへと変わっていく・・・
13年目の執着婚ネタバレ4話
瑠佳は、自分の気持ちが変化していることに気づく。
「彼が何を考えているのか知りたい」
その想いが強まっていく。
ある朝、いつもなら仕事で早々に出かけている瑞紀が家にいた。
目を覚ました瑠佳がふと顔を上げると、リビングにいる瑞紀と目が合う。
「…おはよう」
瑞紀がそう静かに告げると、瑠佳も少し驚きながら
「おはよう!」と返した。
二人が結婚してから初めて交わした、自然な挨拶。
たったそれだけのことなのに、瑠佳にとってはとても大きな一歩だった。
彼が少しずつ心を開いてくれている気がして、瑠佳は嬉しくなる。
「朝ごはん、食べていくよね?」
期待を込めて問いかけるも、瑞紀は「すぐに出るからいらない」と冷たく言い放つ。
その返答に瑠佳はショックを受け、ふっと顔を伏せる。
それを見た瑞紀は、しばらく黙った後・・・
「やっぱり食べる。俺が準備するから支度しておいで」
と優しい声で告げた。
その朝食の時間はまるで本当の夫婦のような温かさを感じさせるものだった。
そして、瑞紀の中で彼女への想いを抑えることが次第に難しくなっていく。
そんなある日、二人が住んでいるマンションに不審な手紙が届く。
瑞紀は「自分宛の手紙だから心配ない」と言う。
しかし、その態度に瑠佳は違和感を覚える。
(何かを隠している…?)
不安を拭えないまま、ある日、仕事で帰りが遅くなった瑠佳は一人で道を歩いていた。
すると、ふと背後に何者かの視線を感じる。
振り返るも、そこには誰もいない。
しかし、確かに誰かが自分を見ている気がする。
彼女を付け狙っているのは瑞紀を恨む何者かなのか、それとも瑠佳狙っている別の存在なのか?
謎が深まる中、二人の関係は新たな局面へと向かっていきます。
13年目の執着婚ネタバレ5話
瑠佳を誘拐し、危険に合わせようとしたのは、パーティーで瑠桂に嫌がらせをしてきた女性でした。
実は、彼女は瑞紀が瑠佳との婚約が決まる前に縁談の話が上がっていたのです。
しかし、縁談がまとまりそうなところを瑠佳との婚約が決まり破談。
そのせいで実家で肩身の狭い思いをした上、さらにパーティーで瑞紀が瑠佳を大切にしているのを見て、怒りの矛先が瑠佳に向かってしまったとの事。
事情を聞いても、瑞紀の怒りはおさまりません。
警察に突き出すと言いますが、瑠佳は彼女の気持ちはわからなくもないからと止めました。
彼女は反省し、瑠佳に謝りました。
彼女の雇った男には、瑞紀がしっかりと「次はないからな。」と警告し、公にならずに済んだのでした。
家に帰ってから、瑠佳は瑞稀に迷惑をかけたと謝罪。
瑞紀は瑞紀で瑠夏に、「迷惑なんて思っていない。瑠佳のこと守るって約束したのに、ごめん。」と謝るのでした。
瑠佳は、再会してから初めて瑞紀が自分の名前を読んでくれたことに喜びます。
そして、瑠佳は瑞紀に、本当の夫婦になりたいと告げるのでした。
その気持ちは瑞紀にも届き、キスをしようとした瞬間、瑞紀の脳裏には、「間違っても本気になって手を出すなよ。」と父親の言葉が浮かび、、、。
瑞稀の気持ちは瑠佳に惹かれているのに、瑠佳のことを素直に受け止められない事情がありそうですね。
13年目の執着婚の最終回結末ネタバレ!
『13年目の執着婚』は完結していませんので、ここでは物語の重要な要素や最終回結末を考察していきます。
13年目の執着婚の見どころは?
切なすぎるすれ違い
瑞紀と瑠佳の政略結婚は、すれ違いと葛藤に満ちていました。
・パーティーでの瑞紀の優しさ
・瑠佳を守るために距離を取る切ない関係
・冷たい態度の中で時々見せる抑えきれない執着心
・突如として見せる、独占欲とも取れる態度
・ふとした瞬間に感じる、瑞紀の特別な想い
瑞紀の行動には彼自身も気づいていない深い執着が見え隠れします。
「君のことなんて興味がない」と言いながらも瑠佳が他の男性と話していると不機嫌になったり、危険な目に遭いそうになると無意識に彼女を庇ったり…。
そんな矛盾した態度が、読者の心を惹きつけます。
13年目の執着婚の黒幕は誰?瑞紀の父の陰謀とは?
物語を揺るがす黒幕の存在
二人の結婚の裏には、瑞紀の父親が仕掛けた巧妙な策略が潜んでいました。
・瑠佳の会社の技術や特許を奪うことが目的
・プロジェクト完了後、九条グループの令嬢と瑞紀を結婚させようと画策
・最終的には瑠佳の会社の乗っ取りまで計画していた。
しかし、この計画を瑞紀はすべて知っていた。
父の命令に従うふりをしながらも、密かに瑠佳を守る道を模索していたのです。
瑠佳に迫る謎の人物や九条グループがどう絡んでくるのか。
瑞紀は父の支配から逃れ、瑠佳を守り抜くことができるのか?
彼が最後に下す決断が、二人の未来を大きく左右することになりそうです。
13年目の執着婚はハッピーエンド?瑞紀と瑠佳の本当の夫婦関係になれるのか?
予想される結末
この物語の最大の魅力は、二人がどのように「本当の夫婦」として結ばれるのか。
現在は4話までしか公開されていませんが、ここから予想される結末は・・・
・瑞紀が父親の支配から脱し、本心を告白する
・二人で力を合わせ、会社の危機を乗り越える
・政略結婚から「本当の夫婦」へと変化していく
これらの道のりは決して平坦ではありません。
瑞紀の父親の策略、九条グループの圧力、そして二人の間に横たわる13年の溝。
それらを乗り越えるためには、お互いに真正面から向き合わなければなりません。
瑠佳は瑞紀の本心を信じ、彼の隣に立ち続けることができるのか?
そして瑞紀は、瑠佳を「守る」だけではなく心から「愛する」選択をするのか?
瑞紀が自らの感情と向き合い、瑠佳に本心を告げる瞬間は読者の心を震わせるはずです!
まとめ
今回は『13年目の執着婚』の全話ネタバレと最終回の結末ネタバレを紹介しました!
二人の関係は政略結婚から始まりましたが、物語が進むにつれて次第に「本当の夫婦」へと変わっていく姿が描かれています。
冷たい態度の裏に隠された瑞紀の想い、そして彼を理解しようとする瑠佳の努力が痛いほど伝わる内容でした!
本記事では『13年目の執着婚』の全話まとめていますので、これまでのストーリーを振り返りながら今後の展開を予想するのにも役立つと思います!
最終回の結末がどのように描かれるのか、瑠佳と瑞紀は「本当の夫婦」になれるのか注目していきましょう!
『13年目の執着婚』の最新話が更新されましたらネタバレを追加していくので、また読みにきてくださいね。